魯肉飯とは、豚のバラ肉を細切れにし、醤油や八角と呼ばれる中華料理には不可欠の香辛料、砂糖などで長時間甘辛く煮込んだ料理です。魯肉飯専門店もあるほど、台湾では人気のメニューで、朝から夜までいつでも食べたいB級グルメです。
そのうま味を凝縮したのが魯肉飯の缶詰。さまざまな種類の魯肉飯の缶詰がスーパーやコンビニで販売されていますがおススメは写真の青缶です。
缶をあけるとお肉がなく、汁だけがたぷたぷにあるような感じがしますが、皿にあけると中から豚の細切れがごろごろでてきます。レンジで温め、ご飯にたっぷりかけるとあっという間に本場の魯肉飯が出来上がり!
汁がちょっと多いなと思う人は、捨てずに鍋で少し煮込んでください。さらに、味に深みが増しますよ!
新東陽は、台湾のお土産を販売するチェーン店。その新東陽がオリジナルで作っている缶詰の肉醤は、ひき肉くらいに細かく切った豚肉に、醤油、味噌、唐辛子を煮詰めたものです。
担仔麺と呼ばれる台南名物の麺にのっている肉みそのようなもので、あけてみると魯肉飯よりは汁気がなく、唐辛子が入っているためちょっと辛そう。
しかし、温めて食べてみると、味噌と唐辛子のバランスがちょうどよく、ご飯がどんどん進む!
レタスに包んでサラダ感覚で食べても美味しいですよ。
同じく新東陽の紅焼鰻は、鰻の醤油煮込みを缶詰にしたもの。
煮込み魚というとほろほろと肉がとろけるような感じですが、紅焼鰻は、身がしっかり残り歯ごたえ抜群。骨付きのまま煮込まれているので食べていると時々骨がひっかかりるのが難点ですが、うま味が凝縮され鰻を十分堪能することができます。
ご飯のお供でもいけますが、台湾の夜市ではこの紅焼鰻を頼むとスープで出てきます。スープにすると鰻のエキスがたっぷりとスープにしみこみ、そのまま食べるよりも肉がほろほろと崩れ落ち、食べやすくなります。
食べにくいなと思ったら、スープにして食べてみてくださいね。
瓶詰の玉筍と幼筍は超おススメです!
これは何かというとラーメンの必需品「メンマ」のこと。
玉筍は大きく成長した筍を使っているので、歯ごたえ抜群で、幼筍はその名のとおり筍の芽を収穫し味付けしているため柔らかく食べやすくなっています。
日本のメンマよりはラー油がきいているので、少しピリッと辛く、この辛味が病み付きになります。
そのまま食べてもおいしいですが、たまごスープにいれたり、野菜と一緒に炒めたりするとそれだけで台湾の味に大変身!オリジナルレシピを作ってみてくださいね。
台湾夜市の定番といえば、大鶏排と呼ばれる人の顔くらいの大きさもあるから揚げ。最初に見ると、食べるのを躊躇してしまいそうなほどですが、一度食べたらから揚げのさくさく感とスパイシーな味わい、そして独特の香りのとりこになります。
家でもあのスパイシーなから揚げを食べたいと思いませんか?
実は、スーパーであの味を表現できる調味料が売っているんです。それが「椒鹽粉」。
左の「椒鹽粉」は塩コショウに味の素などの調味料が入っているオーソドックスなもの。から揚げに振りかけるとほんのりシナモンの香りがして台湾を感じることができます。
右の「檸檬椒鹽」は、レモンがプラスされほんのりさわやかな味わい。ブランドによっていろんな味がありますが、筆者おススメはこの2つです。
普通は揚げてからふりかけますが、揚げる前に鶏肉にあえるとより濃い味わいになりますよ。
今回紹介した缶詰・調味料は、台湾にチェーン展開しているウェルカム(頂好)、カルフール、大潤發で購入可能です。一部、コンビニでも取り扱っていますが、最後に紹介した調味料はありませんのでご注意を。
日本のみならず世界各国の空港では、保安検査場で動物や植物の国内への侵入を防ぐため、動物・植物検疫が行われています。
今回紹介した缶詰や瓶詰は、加工済み食品であり、この検査は必要ありませんが、機内持ち込み制限があるので注意が必要です。
台湾の桃園国際空港、台北松山空港では、缶詰も瓶詰も液体に分類されるため、100ml(g)を超える場合は、保安検査場で没収されます。100ml(g)以下であっても、1リットル以下のジッパー付き透明プラスチック袋に入れてください。
1缶持ち込めるか持ち込めないくらいかの微妙な数量なので、すべて受託手荷物に預けるのが一番安心です。
日本に帰国後は、特に申告の必要はなく、そのまま税関検査をぬけて入国可能です。最新の情報は日本の植物・動物検疫カウンターでお尋ねください。
せっかく買ったのに没収とならないように気を付けてくださいね。
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(2023/12/2更新)
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