冬の熊本・黒川温泉は「湯あかり」と「黒川かっぽ」で満喫!

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冬の熊本・黒川温泉は「湯あかり」と「黒川かっぽ」で満喫!

冬の熊本・黒川温泉は「湯あかり」と「黒川かっぽ」で満喫!

更新日:2018/01/12 10:54

藤田 聡のプロフィール写真 藤田 聡 温泉研究家、紅葉ガイド

黒川温泉(熊本県南小国町)は一年中大人気ですが、標高700mの高原にあり、雪に閉ざされる冬は流石にオフシーズン。集客の為に実施する、冬季限定イベントが「湯あかり」と「黒川かっぽ」です。
「湯あかり」は、特産の竹を使ったイルミネーション。「黒川かっぽ」は露天風呂巡りで有名な黒川温泉の入湯手形の「お酒」版で、湯めぐりならぬ酒めぐりが楽しめます。冬の黒川温泉は「湯あかり」と「黒川かっぽ」で満喫!

黒川温泉の「湯あかり」は、冬の竹灯りイルミネーション

黒川温泉の「湯あかり」は、冬の竹灯りイルミネーション

写真:藤田 聡

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黒川温泉の「湯あかり」は、冬の竹灯りイルミネーションイベント。開催期間は例年12月下旬から3月末まで。点灯時間は日没から22時まで。2017年-2018年度の開催日程は、2017年12月22日から2018年4月1日です。

点灯時間前に行って、点灯から見るのが断然おすすめ。日の入り時間を過ぎて暗くなるにしたがいイルミネーションが明るく輝き出す絶景を、一部始終眺めれば感動もひとしおです!一般的なイルミネーションは電球やLEDの点光源ですが、黒川温泉の「湯あかり」は竹筒や竹細工がライトに照らされて一層美しく、ライトアップの要素もあります。寒い中大勢の人が見物に来る、黒川温泉の、冬の風物詩です。

メイン会場は共同浴場の「穴湯」前(写真)で、温泉街中央の橋の上が絶好の観覧場所になります。場所は写真右下の「地図を見る」をクリックすると、撮影場所の地図が表示されます。他にもサブ会場が温泉街に二つある坂の周辺に点在し、メイン会場への行き帰りに見ることが出来ます。

黒川温泉「湯あかり」見物後の冷えた体は「いこい旅館」で温めよう!

黒川温泉「湯あかり」見物後の冷えた体は「いこい旅館」で温めよう!

写真:藤田 聡

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黒川温泉「湯あかり」のイルミネーションは、非常に美しく幻想的。長時間見物して体が冷えるので、名物の入湯手形を利用して温泉入浴で温めましょう。一刻も早く暖めたい方におすすめなのが、「湯あかり」メイン会場から至近距離の「いこい旅館」です。

「いこい旅館」は玄関前の風情も、写真の通り黒川温泉らしさに溢れており素敵です。さらに、露天風呂の風情にも同様にこだわっており、素晴らしい風情の中で温泉入浴が楽しめます。温泉はもちろん源泉掛け流しで、鉄分や硫黄など複雑な温泉成分を感じる泉質も良好です。

湯めぐり手形ならぬ、酒めぐり手形の黒川温泉「黒川かっぽ」

湯めぐり手形ならぬ、酒めぐり手形の黒川温泉「黒川かっぽ」

写真:藤田 聡

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「黒川かっぽ」は、分かり易く言えば近年各地で行われている街バルの黒川温泉版という感じ。入湯手形ならぬ「かっぽ手形」を購入すると、手形の他に専用の竹コップが貰えるので、それを持って温泉街を三箇所まで飲み歩き出来ます。

正式な各地の街バルでは参加券の購入に数千円かかる所が多いのですが、黒川温泉では1500円と入湯手形より200円高いだけでお酒が三回飲めるので、お得感も抜群です。店や宿によってお酒やおつまみが変わるので、自分の好きな物をチョイスして下さい。ちなみにお酒は、焼酎を扱っている店と日本酒を扱っている店が多く、中には特産の古代米を原料にした酒類や自家製梅酒が自慢の店もあります。

特にお勧めなのが写真の「瀬の本館 夢龍胆」で、おつまみの「ふろふき大根」が絶品。出汁が大根に染み渡り、固形の出汁を食べているような猛烈な旨さ。「黒川かっぽ」に参加する人は、是非「瀬の本館 夢龍胆」を含めて巡って下さい。

なお、飲めない人や運転手の人と一緒に巡る場合のノンアルコール対応についてですが、古代米を使った特別甘酒のノンアルコール版など、凝った物を出してくれる所がある一方で、普通にジュースか烏龍茶の所もあります。ノンアルコールでも同じ料金で同じ手形を使用します。

「黒川かっぽ」は本来冬季限定イベントですが、好評の為実施期間の延長が続き、近年は事実上、一年中楽しめる状態になっています。

黒川温泉での宿泊は「黒川荘」がおすすめ!

黒川温泉での宿泊は「黒川荘」がおすすめ!

写真:藤田 聡

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お酒を飲み歩く「黒川かっぽ」を存分に楽しむには、やはり黒川温泉に宿泊場所を確保しておくのが安心です。黒川温泉では一万円台前半から泊まれる手頃な宿から、二万円突破の高級宿まで各種の宿が揃っています。よってお好みで選べば良いのですが、以前手頃な宿に泊まったので、今度は少し上級な宿に泊まりたいという方にお勧めなのが「黒川荘」です。

一万円台後半から泊まれるので、手頃と高級の中間を味わいたい方に丁度良い価格帯でありながら、宿の設備も食事も高級感に溢れており、「やっぱり黒川荘にして正解だった」と思うに違いありません。黒川荘の詳細は、別記事で紹介しましたので、是非ご覧ください。(記事最後の「この記事の関連MEMO」の中に、別記事へのリンク集があります)

黒川温泉の新名物「山吹色のジャージーヨーグルト」

黒川温泉の新名物「山吹色のジャージーヨーグルト」

写真:藤田 聡

黒川温泉の新名物として、近年話題沸騰中なのが「山吹色のジャージーヨーグルト」という名前の飲むヨーグルトです。品質が極めて高く、日本を代表する高級旅館「界 阿蘇」の創業時から、朝食に出されている程です。

黒川温泉街の多くの店や宿で扱っていますが、人気が高く売切れが多いので、やまびこ旅館の国道沿いにある工場直売所に行くのが確実。白色のプラスチックボトルに入っているので、外観はあまり山吹色では無いのですが、写真のように太陽に透かして見ると確かに山吹色をしています。

非常に濃厚な味わいが素晴らしく、人気になるのも納得の美味しさ。工場直売所には各種サイズがあるので、まず小さな商品で味見して、気に入ったら大きなサイズをテイクアウトするのがお勧め。長期間の九州旅行の場合、黒川を通り掛かる度に、ついつい購入してしまう程、癖になる美味しさです!

黒川温泉の有り難さは、繁忙期に分かります!

黒川温泉は入湯手形での露天風呂巡りが有名ですが、クリスマスや年末年始、GWやお盆などの繁忙期でも、原則として日帰り入浴客を断らないのですから、凄い事です。しかも、入浴時間は朝8時半から夜21時までと長時間です。

年末年始などの繁忙期に九州に行って、何処に行こうか迷ったら、黒川温泉に行きましょう。流石に繁忙期には温泉街中央の駐車場は混雑するので、日中は入湯手形を買うのも苦労するかもしれませんが、一度手形を買ってしまえば黒川温泉への招待状を入手したようなもの。大晦日でも元旦でも、日帰り入浴が出来ます。こうして黒川温泉を満喫していると、黒川温泉の魅力にハマり、今度は泊まりたくなってしまうに違いありません!

繁忙期でも日帰り入浴を断られる事を心配せずに、安心して訪問出来る大規模温泉地は、日本中探しても黒川温泉だけです。だからこそ黒川温泉には、日本中からお客さんが集まり、今ではアジア中からお客さんが訪れる日本屈指の温泉地になっているのです。

掲載内容は執筆時点のものです。 2014/01/05−2014/01/06 訪問

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