温泉大国ハンガリーでもイチオシ!温泉湖へーヴィーズは真冬でもスイレンの花が咲く

| ハンガリー

| 旅の専門家がお届けするオリジナル旅行ガイドメディア

温泉大国ハンガリーでもイチオシ!温泉湖へーヴィーズは真冬でもスイレンの花が咲く

温泉大国ハンガリーでもイチオシ!温泉湖へーヴィーズは真冬でもスイレンの花が咲く

更新日:2014/12/19 15:09

小谷 雅緒のプロフィール写真 小谷 雅緒 ツアーコーディネーター&ガイド

ハンガリーの首都ブダペストはもちろん、全国各地に温泉が湧くハンガリーの中でも、へーヴィーズ温泉は際立っています。なんと湖全体が温泉なのです。温泉地としても規模が大きく、地元ハンガリー人はもちろん、周辺諸国からも多くの人が湯治にやってきます。通年営業、天候に左右されることのない巨大露天風呂を体験してみませんか?

へーヴィーズ温泉湖の特徴とは・・・

へーヴィーズ温泉湖の特徴とは・・・

写真:小谷 雅緒

地図を見る

へーヴィーズ[Hévíz]はハンガリーの西、中欧最大の湖バラトン湖の西の端から少し内陸にあります。バラトン湖周辺にもいくつかの温泉地がありますが、規模はへーヴィーズ温泉湖[Hévízi-gyógytó]にはかないません。

その大きさは44,000平方メーター、東京ドームの建築面積とほぼ同じです。湖底のあちこちから湯が湧き出ており、平均して夏は33度、冬でも26度の水温です。なので、通年スイレンの花が咲き、金魚も泳いでいます。湯量は豊富で、1日強でお湯が完全に入れ替わるほど!最も深い場所は36メーターもあり、入浴には泳ぎの達人でも浮き輪が必須です(※後述)。

泉質はアルカリ性です。ハンガリー語では温泉と一口に言っても、その性質に応じて呼称が異なります。へーヴィーズは最高ランクの「療養」に対応できる温泉で、バリアフリーはもちろんのこと、主にリウマチ治療の病院も隣接しています。

チケット購入から更衣室に向かうまで

チケット購入から更衣室に向かうまで

写真:小谷 雅緒

地図を見る

写真は夏期シーズンのみオープンのデアーク・テール[Deák tér]ゲートです。にぎやかな商店街の先、そして長距離バスターミナルの横にあります。ここは入り口から更衣室、さらには温泉まで、すべて屋外となります。メインゲートのひとつフェシュテティッチ温泉館[Festetics Fürdőház]は通年オープンで、名称の通りすべてが屋内施設です。悪天候時や車いす利用者などは、こちらから入ると便利です。

チケット販売所の横には、大きなボードにハンガリー・英・独・露語で料金案内があります。チケットはリストバンドで、入場中は常に身に着けておきます。仮に滞在予定時間がオーバーとなると、退場時に精算となります。

さて、デアーク・テール・ゲートから入場すると、まるで森林公園のようです。入り口を抜けると、湖が広がっています。湖畔の芝生にはデッキチェア、軽食コーナー、売店などなど・・・。

まずは貸し浮き輪がある売店に立ち寄ります。更衣室のロッカーに財布をしまう前に、浮き輪をゲットしましょう。湖上には杭やバーも設置されていますが、湖の果てしない広さからすれば、ほんのわずかの息継ぎポイントです。泳ぎの達人であっても、温泉の効能で気が抜けることがあります。湖は自然そのまま、岸壁であっても足が付く深さではありません。浮き輪使用は義務ではありませんが、現実にはマストです!(人工的に囲った屋内温泉を除く)

更衣室から温泉入浴開始まで

更衣室から温泉入浴開始まで

写真:小谷 雅緒

地図を見る

案内標識に従い、男女別の更衣室に向かいましょう。中に入り、まずはロッカーが並ぶ手前にある機械に、リストバンドを当てます。すると、何番のロッカーを使えと表示されます。更衣室が混まないように、同時間帯に入場した人が分散されるようになっているのです。

リストバンドはその後もロッカーの鍵となり、開閉に使います。このように、ロッカーは電子制御されてはいますが、できるだけ貴重品は持ち込みたくはないですね。

更衣室にはトイレやシャワーはもちろん、ドライヤー、水着を絞るための脱水機まであります。

準備ができたらいざ入浴!敷地内はビーチサンダルで移動するとよいでしょう。湖に入るポイントでビーチサンダルを脱ぎます(誰も盗られる心配はしていません)。湖畔一帯は芝生で、デッキチェアがいくつも置かれています。もちろん、自由に使ってOK。

温泉地独特の雰囲気を楽しもう

温泉地独特の雰囲気を楽しもう

写真:小谷 雅緒

地図を見る

温泉湖の周辺は宿泊施設だらけです。大小のホテル、民宿、会社の保養所、個人の別荘・・・。1泊のために滞在する人はほとんどいません。温泉を引いているホテルは数軒しかなく、ほとんどの人が入浴目的で湖に通ってきます。温泉の入場券には回数券があるくらいです。

ハンガリーでは一般に、温泉は大人の社交場であり、また、子供の未発達の体には温泉はかえって毒という考えがあり、小学生以下の子供の姿はあまり見かけません。特に、へーヴィーズは療養温泉ですが、一般客はレジャー目的でやってきます。ここは大リゾート地、誰もが楽しめるようになっており、温泉湖には子供用の別プールが設置されています。安心ですね。

へーヴィーズの町自体は小さくも、手ぶらで来ても、必要なものは何でもそろいます。水着は当然として、ビーチサンダルやタオル、浮き輪など。浮き輪は2回分のレンタル料金ならば、買うのと変わりません。

温泉地ではありがちですが、ジュエリーショップも多いです。きっと、温泉の効能で財布のひもがゆるくなるのでしょう。屋台風の食べ物屋、おしゃれな雰囲気のカフェ・レストランも何軒もあり、食事には困りません。

青空の元、はたまた雪がちらつく中、おおらかな気持ちで入浴しよう

青空の元、はたまた雪がちらつく中、おおらかな気持ちで入浴しよう

写真:小谷 雅緒

地図を見る

この解放感は何にも変えられないほど、ユニークな体験ができます。大人もみんな浮き輪を身に着けプカプカ浮いているのです。童心に返ったような気持ちになれます。人によってはなかなかユニークな水着を着ていたり、意味不明な泳ぎ方をしていたり、ヨーロッパの人たちの水遊びシーンを垣間見るのもおもしろい!

ここでは自身の体型を気にする人はいません!ルールさえ守れば自由!!メガネをしたまま入浴する人、顔は絶対つけないからと化粧をしたままの女性もいたり。

多くの人が終日を過ごすために、食べ物やら本やら、私物をたんと持ち込み、日長だらだらデッキチェアで過ごしています。彼らは日焼け大好き!

また、療養温泉として完全バリアフリーで、車いす利用者もリフトを使ってお湯に体を沈めることができます。(予約不要、その場ですぐに手伝ってくれます)マッサージの種類も豊富です。日光を浴びることや「自然(※)」が苦手な人も、フェシュテティッチ温泉館内は屋内温泉となっています。もちろん、ここから外海(要は屋外)に泳ぎだすことも可能です。外海との出入り口はビニールのカーテンで仕切られているので、冬でも館内は暖かです。

外国人客も多いので、英語も適度に通じます。天候にも左右されないので、安心してお出かけください。

※自然そのままの湖ですから、枯葉や虫などのゴミが浮いていたり、藻が生えていたり、横で魚が泳いでいたりする、などのこと。

へーヴィーズ温泉湖インフォメーション

利用料金:
3時間利用:2,600フォリント
1日券  :3,900フォリント
各種マッサージはフェシュテティッチ温泉館で申し込む
浮き輪レンタルは園内・館内の各ポイントにて現金払い:600フォリント(デポジット1,000フォリント)
タオルレンタル(1,000フォリント、デポジット1,000フォリント)もあるが、この料金なら新品が買えます。自宅からの持参をすすめます。

営業時間 9−17時(冬季シーズン、夏期は延長)

へーヴィーズへの行き方:
ブダペストから1日7便ほど直行バスあり、所要2.4〜4時間。1回の乗り替えをするならバス便はチョイス豊富。

掲載内容は執筆時点のものです。 2014/09/18 訪問

- PR -

旅行プランをさがそう!

このスポットに行きたい!と思ったらトラベルjpで複数旅行会社からまとめて検索!

条件を指定して検索

トラベルjp<たびねす>

トップページへ戻る

トラベルjpで一緒に働きませんか? 旅行ガイド編集部では運用サポートスタッフを募集中です!

- PR -

旅行ナビゲーター(在宅ライター)募集中!
この記事に関するお問い合わせ