写真:藤田 聡
地図を見るカピバラ温泉の元祖である、伊豆シャボテン動物公園の「元祖カピバラの露天風呂」は、毎年11月下旬から4月上旬までのロングラン開催。カピバラが露天風呂を楽しむ様子は、伊豆の冬の風物詩の代表格です!
春までやっているイベントですが、クリスマスや年末年始を含めた真冬がベストシーズンで、断然お勧めの季節。合図や指示や命令が無い状態で、カピバラ自身の自由意志で入浴するのを原則としているので、寒い日の方が温かい露天風呂の有り難さが増して、いい顔で長時間入浴してくれます!
カピバラは馬面で無表情ですが、入浴を長時間見ていると「いい湯だな」と言っていいるように見えます。真冬の寒い中、屋外で長時間見るのが辛いのは事実ですが、地獄谷温泉(長野県)のスノーモンキー(野猿公苑)と同じく、動物が気持さそうに風呂に入っているのを見ると、見ている人間まで風呂に入っている気分になり、内面的に温かい気持ちに包まれて来ます。
写真:藤田 聡
地図を見る伊豆シャボテン動物公園の「元祖カピバラの露天風呂」は、4月上旬まで開催されます。春の伊豆は非常に暖かく、屋外で鑑賞する人間には好都合ですが、温かい露天風呂の有り難みが少なくなります。
真冬ならカピバラが我先に争うように喜んで露天風呂に入りますが、春には腰が重くなるのも事実。飼育員さんが必死に餌で誘って、ようやく露天風呂に入る日もあります。春休みに行く場合は、週間天気予報で極力冷え込む予想の日に行きましょう。
写真:藤田 聡
地図を見る春先には、餌に誘われカピバラが露天風呂に入ります。一つ前の写真は、誘われた餌の草を露天風呂で食べているカピバラの様子です。
餌を食べ終わると露天風呂から出るのではと心配になりますが、実は大丈夫。カピバラは元々水浴びを好む動物で、カピバラ温泉もその習性に基づいたイベント。春先の温かい季節には、露天風呂に誘うまでは餌が必要になりますが、お湯に入ってしまえば写真のように入浴を楽しんでいます!
なお、一般的には「カピバラ温泉」の通称で知られますが、実際には温泉のお湯ではないので、伊豆シャボテン動物公園では正確に「元祖カピバラの露天風呂」のイベント名称になっています。
写真:藤田 聡
地図を見る冬の伊豆シャボテン動物公園と言えばカピバラですが、他にもリスザルと孔雀が放し飼いになっています!特にリスザルは、写真のように餌やりも可能。しかし、餌が小さなミミズを干したような物なので、怖くて餌に触れない人も多いと思います。さらにグロテスクな芋虫を餌にしている動物園もあるので、伊豆シャボテン動物公園は工夫している方です。
なお、リスザルと聞いてもピンと来ない人も多いと思いますが、海賊映画で海賊の肩に乗っているサルがリスザルです。虫を食べると聞いて驚くかもしれませんが、園内樹木の害虫駆除の役割を立派に果たしています!
写真:藤田 聡
地図を見るカピバラと並んで、近年人気沸騰中なのがハシビロコウ。ビル君は30年以上も前から伊豆シャボテン動物公園に居ます。2013年の人気投票では一位になり、第二代動物名誉園長に就任しました。なお初代の動物名誉園長は、カピバラの雷くんです。
写真のようなポーズで全く動かないので、外に居ると見れますが、左側の穴から巣に入ってしまうと見えません。その為、巣にはテレビモニターが設置されており、モニターで見る事が出来るようになっています。
写真:藤田 聡
地図を見るカピバラやハシビロコウに次いで、近年人気なのがブラック・スワン。これも随分前から伊豆シャボテン動物公園に居て、やっと時代が追いついて来たのかもしれません。
冬に行く人の多くは、元祖カピバラ温泉が主目的だと思いますが、他にも動物の学習発表会と称して、各種の動物ショーが開催されています。イベントは昼前後の開催が多いので、「カピバラの露天風呂」を見た後でも十分に間に合います。詳細は入園時に、入口の掲示で確認して下さい。
また伊豆シャボテン動物公園の名前の通り、サボテンの大温室も見応えがあります。サボテンの花は小さいのですが非常に綺麗なので、写真を撮り始めると知らないうちに物凄い枚数の写真を撮影してしまい、いつからサボテンマニアになったのかと自分自身に驚く程。「サボテンなんか」と言わずに、温室に入ってみて下さい。きっと新たな発見があると思います。
写真:藤田 聡
地図を見る軽井沢における浅野屋のように、旅先でパン屋の名店を知っておくと何かと助かるものです。パン屋は他の食事処に比べて営業時間が長く、予定が前後しがちな旅行中に立ち寄るのに非常に好都合。また小腹が空いたなど、少しだけ食べたいといった要望にも対応出来るので、パン屋を知っておくと助かる事が本当に多く、旅行好きな方に断然お勧めです。
伊豆高原のベーカリーカフェの名店「ル・フィヤージュ」は別荘地の中にあり、カーナビで行くか事前に詳細な地図を印刷して行かないと辿り着かない場所にあり、まさに隠れ家的。営業時間は朝9時からとパン屋としては遅い方ですが、オープン時間には主要なパンは焼き上がるようにしているとのこと。早朝から営業しているパン屋では朝一は品揃えが悪く、大好きなパンが無くてガッカリする事も多いのですが「ル・フィヤージュ」なら、安心して朝一から利用出来ます。
ランチタイムにはワンプレートランチも登場しますが、今後も愛用する事に備えて種類豊富なパン類を試しておくのがお勧め。付近の別荘族御用達の店だけあり、味は折り紙つき。何を食べても美味しいので、特に商品名を覚えて行く必要も無く、見た目の印象で自分の好みで選択すれば大丈夫です。実際ホームページを見ても個別商品の解説が一切無いのは、どれを食べても美味しいという自信の現れに違いありません。
テイクアウトする人が意外と多いのですが、緑豊かなカフェで食べて行くのが断然お勧め。別荘地にあるだけあり庭の景色はまさに別荘で、知人の伊豆高原の別荘に遊びに来た感覚でパンを頂けるので、非常に贅沢な気分に浸れます。週末は大人気で満席になる事も多く、その場合はテイクアウトするしかありません。混雑が予想される日には、朝一で行ってカフェの席を確保するのが確実。朝一から主要なパンが揃う「ル・フィヤージュ」ならではの利用法と言えます。
住所:静岡県伊東市富戸1317-13
電話番号:0557-51-1111
カピバラ温泉開催期間:2018年11月17日(土)〜2019年4月7日(日)
実施時間:13:30から。週末・年末年始・春休みは10:30にも実施。
アクセス:JR伊東線伊東駅からシャボテン公園行きバス約35分、終点下車すぐ
伊豆急行線伊豆高原駅からシャボテン公園行きバス約20分、終点下車すぐ
2018年12月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
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(2024/10/6更新)
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