世界的な彫刻家、ロダンの失敗作もある!?静岡県立美術館「ロダン館」

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世界的な彫刻家、ロダンの失敗作もある!?静岡県立美術館「ロダン館」

世界的な彫刻家、ロダンの失敗作もある!?静岡県立美術館「ロダン館」

更新日:2014/12/16 13:58

sachieのプロフィール写真 sachie 伊豆史女、伊豆マニア

最も世界に名が知られている彫刻家「オーギュスト・ロダン」。代表作とも言える「考える人」の展示はもちろん、何とここには失敗した作品も展示されています。「美術館=完成品」と言うイメージを覆す、ちょっぴり変わった静岡県立美術館「ロダン館」をご紹介します。

入園前から無料で彫刻作品が楽しめる!

入園前から無料で彫刻作品が楽しめる!

写真:sachie

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今回ご紹介する「静岡県立美術館」は、静岡県静岡市にあります。東京方面からJR東海道線「草薙駅」で下車。静鉄バスで「県立美術館行き」で約6分の場所。

バスを利用する場合「プロムナード」「県立美術館」の順番に停車します。どちらで降りても、美術館へ行けますが「プロムナード」で降りる方をお勧めします。何故なら、美術館へのアプローチ歩道、約300mが「彫刻プロムナード」になっているからです。歩道には、国内外の彫刻家の作品12点が設置され、美術館に入る前から彫刻作品が楽しめますよ!

こちらはその彫刻作品のうちの1点「濤の塔」。人間が創り上げた作品と、自然が調和したアートスポットが点在しています。こんな空間が無料で楽しめるのは少しお得な気分。のんびり散策しながら美術館へ向かってみては如何でしょうか?
ちなみに彫刻作品は、毎晩20時までライトアップが行われています。

いつでも見れる、常設展示

いつでも見れる、常設展示

写真:sachie

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こちらは、変わって美術館に併設されたロダン館です。
「どうしてこんな場所に作品が?」と思うかもしれませんが、1980年代に美術館のエントランスホールにロダンの代表作「カレー市民」を展示。そのことがきっかけで、フランス国立ロダン美術館と静岡県が友好関係を結び、作品の収集展示が開始。1994年3月にロダン館がオープンし、オーギュスト・ロダンの作品32体が展示されています。

ロダン館は、美術館本館の2階、ブリッジュギャラリーを通った場所。カレー市民・ロダンの以前の作品など、複数のゾーンに分かれて展示されています。これはロダン館に入った、すぐ目の前にある「地獄の門」。ロダンの大作と言われる素晴らしい作品が、お出迎えしてくれますよ。

作品をより楽しむなら、音声ガイド

作品をより楽しむなら、音声ガイド

写真:sachie

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美術館へ行くと、大概「美術品を見て、横にある説明を読む」だけの単純作業。
それに説明文に難しい漢字があると、読む気がせず「作品をさっと見て終わり」なんていうことはありませんか?

そんな時、お勧めなのが「音声ガイド」。作品の足元に書いてある番号を押すだけで、作品についての説明を聞くことができます。子供でも操作ができてしまうくらい操作は簡単!
音声ガイドを使えば、気軽に知りたい作品の情報を知ることがでできます。説明を聞くと、ロダンが創った彫刻が「英雄の像なのに、怒りや絶望を現した像」などロダンの視点の違った表現方法など、作品の意外な発見ができますよ。

音声ガイドは、ロダン館の入口で貸出を行っていて、しかも無料! 是非、利用してみて下さいね。

ロダン館に来たら、この作品は絶対に外せません!!

ロダン館に来たら、この作品は絶対に外せません!!

写真:sachie

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こちらは、ご存じ「考える人」!
「ロダン」と言ったら「考える人」と結びついてしまうほど、ロダンとは切っても切れない関係。「世界で最も有名な彫刻作品」と言われているほど知名度の高い彫刻です。

そんな作品を間近くで見られ、肘を腿に当てて座る独特なポーズで瞑想にふけっている表情に「何を考えているんだろう?」なんて、思わず足を止めて、見ている側もしばし考えてしまう程、不思議な作品です。
この彫刻は、先程ご紹介した「地獄の門」の中から生まれたそうです。考える人は、門にあるサイズ・ご覧になっているサイズ・もう少し小さいサイズの3タイプあって、この美術館では、すべてのサイズが見れてしまうのも魅力の一つ。併設するミュージアムショップでは、ミニチュア版の像を売っていますが、一つ一つ手作りで、かなり精巧にできているため、お値段は高めです。

美術館内は、撮影がOK(フラッシュ撮影は禁止)なので、自由に記念撮影をすることができます。お好きなロダンの作品の前で記念に一枚いかがでしょうか?

ここだけ限定?!ロダンの苦悩の作品

ここだけ限定?!ロダンの苦悩の作品

写真:sachie

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こちらは変わって「未完の大作たち」のコーナー。
このコーナーでは、時間や予算が足りなかったため完成できなかった作品や、依頼者が理解してくれなかったため戻された作品など、失敗作ともいえる作品が展示されています。

名声を得たロダンでも、賞賛の陰に避難・成功の裏に挫折など、知られざる一面が見られるのは、この美術館ならでは。「牛肉の塊」と言われ、発注者から返された逸話が残る作品も。
完成品ばかりを展示する美術館とは、一味違って面白いですよ。

おわりに

静岡県立美術館には、ロダンの作品をモチーフにした、少し変わった「ロダン体操」もあるので、是非体験してみて下さいね。

美術館では、事前に予約が必要ですが、目の不自由な人のために、彫刻作品を触って鑑賞できる「タッチ・ツアー」も行っています。

美術館と同じ敷地内には、静岡県立図書館・広々とした芝生広場などもあり、緑が多くて環境が良いです。ロダン館で、本物の美術品を目の前にゆったりと鑑賞して、感性を磨く旅はいかがでしょうか?

掲載内容は執筆時点のものです。 2014/11/15 訪問

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