島根県石見銀山からおしゃれを発信♪「群言堂」の魅力へ迫る!

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島根県石見銀山からおしゃれを発信♪「群言堂」の魅力へ迫る!

島根県石見銀山からおしゃれを発信♪「群言堂」の魅力へ迫る!

更新日:2014/12/18 11:47

村井 マヤのプロフィール写真 村井 マヤ 中国・九州文化的街並探検家

島根県大田市にある石見銀山遺跡は、2007年7月に世界遺産に登録されました。正式には、「石見銀山遺跡とその文化的景観」といい、大きく大森地区・温泉津地区・鞆ヶ浦地区の3つに分かれます。大森地区は、銀山遺跡の中心部にあたり、銀鉱石を産出した仙ノ山一帯には間歩、町には幕府領だった江戸時代の面影が残る風情ある町並みです。今回ご紹介するのは、そんな大森地区にある衣料品・生活雑貨ブランド「群言堂」本店です。

大森のメインストリートにある「群言堂」本店!

大森のメインストリートにある「群言堂」本店!

写真:村井 マヤ

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日本全国へモノづくりを発信している株式会社石見銀山生活文化研究所。モノづくりの世界では知る人ぞ知るこの石見銀山生活文化研究所が設立した衣料品・生活雑貨ブランドが「群言堂」です。

群言堂の直営店は東日本に16店舗、西日本には本店も含め13店舗。それ以外にも群言堂の商品を取り扱っているセレクトショップなどの卸し先が多数ありますので、群言堂をご存知の方も多いのでは?でもその群言堂本店が、島根県大田市の石見銀山遺跡の中心地区大森にあるのをご存知でしたでしょうか・・。群言堂ファンの方も、そうでない方も一度はその素敵な世界に触れてみましょう♪心地よい空間にきっと癒されるはずですよ・・。

群言堂本店は、大森地区のメインストリートに面して建っている元商家だった古民家を、石見銀山生活文化研究所会長の松場大吉氏と、妻で群言堂所長の松場登美さんが中心となって手を加え改装したお店。

石見銀山観光の際、五百羅漢や羅漢寺付近を散策されていると群言堂に辿り着くでしょう。あきらかに、何か素敵なことが起こりそうな予感がしてきますよ♪さあ!思い切って中へ入ってみましょう・・!

古民家を再生して作られた本店!18年の歳月をかけて改装〜

古民家を再生して作られた本店!18年の歳月をかけて改装〜

写真:村井 マヤ

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群言堂の店内は、まるでアート空間!玄関では、四季折々の「室礼(しつらい)」でお出迎え!これもすべて、群言堂のスタッフの方々の手によるもの。季節によって変化するディスプレイは素敵で、四季折々に訪ねたくなります。極力買ったものを使わず自然の素材を使用されるそうですよ。思わず足を止めてしばらく眺めてしまいます。

そうそう、群言堂店内では靴を脱ぎ、スリッパに履き替えて店内を見て回ります。そんな点もほかのお店と違いますよね・・。
スリッパに履き替えるのは、お家に上がったようにリラックスした気分でくつろぎながら店内をご覧いただくため、という心配りから♪素敵なおもてなしですよね・・。

ディスプレイに迎えられ、写真奥に見える引き戸を開けると、下駄箱などがあります。そこからはもう店内。入ってすぐのオブジェにも目を見張ります。店内やお庭にそれとなくアート作品が置かれているのも、素敵なんですよ。

このお店は、全部で300坪くらいある古民家を18年かけて改装していったお店なんだそうです・・。センスの良さには唸らされます。

お土産に最適な素敵なオリジナルのレターセットなども♡

お土産に最適な素敵なオリジナルのレターセットなども♡

写真:村井 マヤ

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群言堂では、生活に関する食器や寝具なども置いています。そんな中でオリジナルの可愛いグッズとしてレターセットなどがあります。和紙でできていて味わい深いものです。ほかにも、手ぬぐいなどもありますのでお土産に最適ですよ!

もちろんデザインも群言堂スタッフによるものです。群言堂には、個性的で素敵でフレッシュなスタッフの方々が集まっています。この自然豊かな幸せな田舎・石見銀山から誕生するデザインは、ここでしか生まれないもの・・。この町で、このお店で、みなさんはどんなものに「美々っと」来るでしょうか?

*店内は基本的には撮影禁止です。特別な許可を得て撮影しています。

群言堂の服作りは生地作りから・・「肌が喜ぶ」服って?

群言堂の服作りは生地作りから・・「肌が喜ぶ」服って?

写真:村井 マヤ

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群言堂の服作りの特徴の一つに、生地づくりから始める点にあります。松場登美さんが洋服のデザインを始めたのは、「日本人として借りものではないスタイルを目指したから」。素材もできるだけ国内のものにこだわっておられます。もちろん、日本では手に入らないもの、海外でも良質なもの、思想に賛同できるものは、海外のものも使われるそうです。

群言堂の生地づくりは、昔ながらのスローなスピードで織り上げる、天然繊維の産地の職人さんたちとの共同作業。こんな布が欲しい!と織や染めの技術のわからぬまま生地の要望を出すこともあるんだとか。そんな要望の中には、職人さんたちには思わぬ難問も・・。それでも、職人さんたちは「創作意欲を刺激されるよ」と言って取り組んでくれ、素晴らしい群言堂の服が出来上がっているのです。素敵なお話・・。

また、群言堂の服作りのこだわりとしては、縫製は全て国内で行われているということ。最近では、縫製を海外で行う所も多い中、服作りへの強いこだわりを感じられますよね♪

写真は、そんなこだわりの生地のコーナー。端切れだけを集めたセットもあります。東京などでは、そんな端切れセットはすぐ売れてしまうそうですよ。どの生地もとっても素敵です。モノづくりが好きな方にはたまらないコーナーではないでしょうか?

*店内写真撮影禁止。特別な許可を得て撮影しています。

着る人にゆだねる群言堂の服・・着る人によって完成される?!

着る人にゆだねる群言堂の服・・着る人によって完成される?!

写真:村井 マヤ

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群言堂の素敵な服が並ぶコーナー。特徴的な店内でゆっくりと自分に似合う服を探してくださいね。

松場登美さんは著書『群言堂の根のある暮らし』で、”服のデザイナーがゆだねるのは「服を選んで着てくださる人の、着こなし」に、です。”と言われています。服は、店頭に並んでるときは100%ではなく、服を選んでもらい、着こなしてもらって初めて100%になるというのです。うん・・なるほど!そんな風に、服作り及びモノづくりをされているのでしょうね・・。

群言堂は、志を同じくする職人さんや会社とのコラボも行っています。例えば、尾道の「立花テキスタイル研究所」とコラボした商品などもあります。写真奥に見える壁にかかっているバッグがそうですよ♪

*店内の服やバッグなども撮影禁止です。特別な許可を得て撮影しています。

群言堂・・その意味するものは?

ところで、この「群言堂」ってどんな意味か想像できますか?中国の留学生の方が言われた言葉で「みんながわいわい好きなことを発言しながら、よい流れをつくっていくこと」と前述した著書にありました。お店に行かれたらそんな空気が充満していて、ほんわか幸せな気持ちになりますよ・・。

群言堂にはカフェもあります。店内散策の合間にお茶やランチを楽しまれてはいかがでしょうか♡

参考文献:『群言堂の根のある暮らし〜しあわせな田舎 石見銀山から」(家の光協会 2009年)群言堂店内で購入可能。

掲載内容は執筆時点のものです。 2014/12/04 訪問

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