背筋がゾクッ!?京都の裏の顔を巡る、ミステリーツアーに出かけてみよう!

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背筋がゾクッ!?京都の裏の顔を巡る、ミステリーツアーに出かけてみよう!

背筋がゾクッ!?京都の裏の顔を巡る、ミステリーツアーに出かけてみよう!

更新日:2014/12/16 13:46

魑魅魍魎が潜む町・京都。華やかな歴史の陰に、実は数多くのミステリーが存在しているんです。怨念や嫉妬、祟りや妖気が渦巻くこの町を、案内するツアーが大人気!たまには京都の裏の顔を、じっくり眺めてみてはいかがでしょうか。

暗黒京都はこの人に聞け!裏歴史の達人・ツアーガイドの「妖怪堂・葛城トオル」さん

暗黒京都はこの人に聞け!裏歴史の達人・ツアーガイドの「妖怪堂・葛城トオル」さん

提供元:妖怪堂

https://www.facebook.com/YaoGuaiTang/photos_stream地図を見る

自らを「妖怪の子孫」と名乗る葛城さん。妖怪伝道師また妖怪絵師として魔界や異界を伝承、さらに独自でも解明を進めるなどその道のエキスパートなのです。

「妖怪堂カフェ」は中に入ると、怪しげな雑貨が飾ってあります。葛城さん直筆の「百鬼夜行」やデザインしたTシャツ、グッズなど販売もしているそう。ここで駄菓子とカフェまたはアルコールを頂きながら、妖怪講義を聞かせてもらいましょう。

・「付喪神(つくもかみ)」とは何か?
・「百鬼夜行図」は何故、描かれたのか?
・「河童」とは何者か?
こんなテーマが目白押し!好きな人にはワクワクする内容ですよね。

どんなツアーが行われているのか、さっそく見てみましょう!

どんなツアーが行われているのか、さっそく見てみましょう!
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次のようなタイトルのツアーがあります。

【太秦】 聖徳太子はキリストだった!?太秦を日ユ同祖論で解く 
  〜ダビデ神社からイスラエルの井、蛇塚古墳まで〜

【魔界】魔界伝説、平安京のゴーストバスターズ!一条戻橋から北野天満宮まで
  〜死者が蘇り、鬼の腕が切られ、陰陽師が術を仕掛ける〜

【鞍馬】 魔王尊はサタンだった!?鞍馬から貴船を旧約聖書で解く
  〜鬼一法眼から鞍馬天狗、義経、船形石まで〜

葛城さんが独自に解釈した「魔界」ウォークは最も人気のツアー。他にも関連する神社仏閣、石碑などを実際に見ながら、あらゆるテーマで奥の深い話を聞くことができます!これまであなたが抱いていた聖徳太子のイメージが変わったり、晴明神社付近を歩くと少しゾッとするかもしれません。でも怖いだけでなく、悲しみや苦しみも伺える話が多いので、聞いた後感慨深い想いも同時に湧き立つでしょう。葛城さんの話には妖怪や異界への愛が感じられるのです。

実際に筆者も体験!ツアーに参加してみました。もちろん人気の「魔界」ウォーク!

実際に筆者も体験!ツアーに参加してみました。もちろん人気の「魔界」ウォーク!
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参加したのは「【魔界】 あの世とこの世のわかれ道、六道の辻 。京都人が先祖の霊をお迎えする儀式「六道まいり」と、その期間にしか見られない遺物を訪ねる。〜平安京の生と死を考える〜」

初めての参加ということでドキドキワクワク!待ち合わせ場所につくと、すでにツアー参加者の方が集まっており、この日の見どころを簡単にまとめた資料を配布。皆さま集合したところで出発します。

京阪清水五条改札前集合〜松原橋
本来は松原橋から鳥辺野までが葬送のルートで、松原通こそが清水寺の参道だったそう。ずっと坂を上っていくと、いろいろなお店が立ち並ぶのはその名残。

姥ヶ堂
鴨川と堀川に囲まれた間が平安京になったことから、この二本の川は「三途の川」にみたてられる、と葛城さんは説明します。三途の川を渡りきった所に「奪衣婆」が居り、着物を脱がせて、木の枝に掛ける。その枝のしなり具合を見て地獄へのルートが振り分けられるのだけど、その奪衣婆がいたのがこの姥ヶ堂でした。橋の下の河原を歩きながらの説明と、この日はどしゃ降り。まさに、今から地獄へと向かうような錯覚に陥りました。

愛宕念仏寺跡〜六道の辻
「辻」というのは、あの世とこの世の別れ道。このツアーでは生死の境界線ばかりを歩いているという、不思議な感覚に何度も包まれます。それが非常に面白い。風景が、普通の散歩とは全く違って見えてきます。

西福寺
「六道まいり」(8月7日〜10日)が行われるお寺のひとつである西福寺では、寺に古くから伝わる地獄絵(六道絵)と、美しい皇后が死体となって朽ちていく様を描いた「檀林皇后九相図」が特別公開!これは見逃せません。むしろこの地獄絵が見たくて、筆者はこのツアーを選んだため、見入ってしまいました!葛城さんの「絵解き」も非常にわかりやすい!ひとりで見に行ったのでは、そこまで目がいかなかっただろうポイントを、しっかり押さえてくれます。美しい上に、輪廻の仕組みと地獄のシステムがわかりやすい素晴らしい絵画。

そしてツアーの締め!誰もが知ってるあの場所が、実は地獄と関係があったのです!

そしてツアーの締め!誰もが知ってるあの場所が、実は地獄と関係があったのです!
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さて、地獄のなんたるかを美しい絵画で学んだあとはすぐそばにあるこちらへ。

幽霊子育て飴
水木しげるの「ゲゲゲの鬼太郎」のヒントにもなったと言われる伝説がある。女の幽霊が現世に残した子どもを心配し、ここの飴を買って与えていたという。この赤ちゃんは後に立派な僧侶になられたそうで、それ以来「出世飴」とも。仕事での成功を願う人にもご利益があるみたいですね。その飴を買いたい人は購入し(もちろん筆者も購入!)、さらに先へと進みます。

六道珍皇寺
閻魔大王の側近として務めた小野篁の伝説の地!昼は神官、夜はこの寺の奥にある井戸を通って閻魔さまのお手伝いをしに行っていたそう。行きの井戸は「冥土通いの井戸」と呼ばれ見学可能。帰りは近年発見されたばかりの、「黄泉がえりの井戸」もあります。六道参りの時には先祖の霊を地獄から呼び寄せる「迎え鐘」があり、それを突く人の列が絶えません。たくさんの人でごった返しています。ここまではあの世とこの世の境界線を来ましたが、ツアーの締め「六道珍皇寺」には地獄へ通じる道があるなんて!足の下では、地獄絵図のような世界が繰り広げられているのでしょうか。想像するだけでまたゾクッとしたり、ワクワクしたり!ちなみに、ここのお寺でも地獄絵は公開されています。

これにてツアーは終了。約2時間半の道のりで、たっぷり魔界を堪能させていただきました。ツアー費用はこの日2500円。安い!
この時期は京都でも「五山の送り火」など、死者の霊を迎えまた送り出すイベントが多いとき。死者の魂がそこら中で彷徨っているとしたら、なお一層臨場感が増しますね!タイミングに合わせてツアーに参加するのが、もっとも楽しめるコツです。

ツアー情報はこちら

ディープな京都の裏の顔を知りたいなら、ぜひツアーに参加してみましょう。

毎月2回から3回行なわれ、参加費用は2000円程度。テーマごとに時間や参加費なども変わってきますが、気軽に参加しやすい範囲内。参加人数は10〜15名程度で行われ、およそ2時間の道のりを、葛城さんのガイドに従って巡ります。昼のツアー、夜のツアー、それぞれ開催されています。

ツイッターやフェイスブックで次のツアーのお知らせもしていますので、ぜひフォローしてみましょう。気に入ったテーマがあれば、参加申し込み!これであなたも今日から、異界ツウになれるかも!?

掲載内容は執筆時点のものです。 2014/08/15 訪問

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