写真:ろぼたん
地図を見る観光で行ける北海道の海の幸を扱う市場といえば、札幌では「札幌市中央卸売市場場外市場」と「二条市場」があります。場外市場の方が規模が大きくより市場らしい雰囲気はしますが、なんといっても「二条市場」の魅力は札幌の中心部から歩いて行けるというアクセスのよさ。大通公園の札幌テレビ塔から徒歩5分程度、すすきの交差点から徒歩8分程度といったところでしょうか。
写真:ろぼたん
地図を見る黒ずんだような古めかしさが残るのは、北海道開拓の時代より、小樽から運んできた海鮮を売ってきた歴史の証拠。
規模もそれほど大きくないので、威勢のいい掛け声の中、朝いちばんの観光ができますよ。
写真:ろぼたん
地図を見る「二条市場」には、海の幸以外にも季節の野菜や果物、乾物などの取扱いも。全国に商品発送をしているので、お土産の購入も可能。
また、最近は海外旅行客でも気軽に市場を楽しめるような工夫が。商品や説明などが日本語だけでなく、英語などの外国語表記も多くあり、様々な人が市場の雰囲気を楽しめます。
写真:ろぼたん
地図を見る「カニ、安くしとくよ?」「ホッケ旨いよ!」などと声をかけられたり、試食を勧められたりすることの多い市場。もちろん、試食はタダなので色々なお店で試して気に入ったお店で購入。「少しまけて!もう一声!」そんなやりとりも旅の楽しみの1つといえるでしょう。
でも中にはお土産にするほどの量が欲しいわけではない、そんな人もいるでしょう。購入するつもりはないのに、試食するのは心が引ける。そんな人でもズラリと並んだ海の幸を見るとちょっと食べたくなりませんか?
実は試食だけでなく、その場で単品購入して食べられるお店が多いのが「二条市場」なんです。
写真:ろぼたん
地図を見るカニなど1杯4,000円程度〜とお値段の張るものから、手頃な価格でいただける商品や食べ歩きにぴったりなサイズのものまで。まずは市場全体を周ってみて気になるお店をチェックしましょう。
写真:ろぼたん
地図を見る見てください!このボタン海老!
ぷりっとしていて甘みが口の中ではちきれます!一口では口の中に入らないほどの大きさ。プリップリと口の中で弾む食感!新鮮そのものです。「二条市場」では、一尾、一個からお刺身など生の商品をいただくことが可能。
店舗前に置かれた机やイスを使って、通路で食べる形が多いですが、わさび、醤油、箸と食べるのに必要なものはお店で用意してくれます。
写真:ろぼたん
地図を見る牡蠣の季節、市場ならではの楽しみ方としては産地違いの牡蠣をいくつか食べるという方法も。こちらの写真はブランド牡蠣でもある「昆布森の牡蠣」1つ150円。小粒ながら豊かなコクがあるといわれる牡蠣なのですが、なんという大きさ!
ほんの少し薄緑色に輝いています。厚岸湾に面する仙鳳趾地区で獲れる「昆布森の牡蠣」は、強い甘味と濃厚でコクのある味わいが特徴です。
写真:ろぼたん
地図を見るクリーミーでツルンと何個でもいけそうな牡蠣ですが、左から「まるえもん」、厚岸産の牡蠣、松島産の牡蠣など有名ブランド牡蠣を食べ比べてみることもできます。
選んだものをその場で、洗って、剥いてお盆にのせて提供してくれるという、目の前で用意してくれる点や価格がはっきり書いてある点など、安心できる要素が多いのも嬉しいポイント。
3つ並ぶと一番小さく見えるものですら、ポッカレモンより大きくふっくら…。これで100円台〜200円程度のお値段とは「さすが市場」といえます。
写真:ろぼたん
地図を見るカニの風味豊かな「かにまん」など、その場で蒸したアツアツの商品をいただくことも可能。「これから蒸すから4分くらいかかるよ。」などと、調理時間がかかるものについては教えてくれたり、注意書きがありますので、時間があまりないときには要チェック。
特に活カニなどを茹で上げてくれる場合、大きさやカニの種類によって20分〜40分程度かかります。
写真:ろぼたん
地図を見るお店によっては、刺身で食べる、焼いて食べるなど食べ方を選べるものも。肉厚のホタテは生も絶品ですが、醤油やバター醤油味の焼きもオススメ。ホッキ貝や牡蠣、ホタテなどの焼きものは海鮮からあふれ出したツユも飲み干したいほどの美味しさです。
写真:ろぼたん
地図を見るたくさん量を食べることができない人でも、様々なタイプの食べ歩きができる「二条市場」。北海道ならではの体験と海の幸を楽しむ観光ができますよ。
写真:ろぼたん
地図を見る「二条市場」の中には、お寿司屋や海鮮丼を食べさせてくれるお店もあります。海鮮を売っているお店が経営している店舗も多く、鮮度は抜群。
安いものでは1,000円前後からのお値段ですが、ネタが豪華な海鮮丼になるとお高め(2,000円〜3,000円台)に。ですが、朝から新鮮な海鮮を食べられるお店が少ないため、短期間で北海道の恵みを堪能したい旅行客には、市場での朝食は選択肢のひとつ。旅先だからこその贅沢もオススメです。
写真:ろぼたん
地図を見るお値段を抑えてお腹を満足させたいなら、焼き魚などの定食があるお店を選ぶというチョイスも。特大サイズのホッケ(写真)やカスベの焼き物など、本州ではなかなか見かけない珍しい魚や新鮮で脂ののった魚介類がいただけます。旬の魚定食なら1,000円でお釣りが出ますよ。
いくつも店舗のある二条市場ですが、食事のできるお店は朝食〜昼食時間帯(15時頃)までの営業のお店が多く、朝6時半頃から少しずつ営業が始まり、7時半〜8時頃には大体のお店が営業しています。
あまり早く行き過ぎてもお店が営業していませんのでご注意ください。
札幌のホテルの朝食はどこもレベルが高いため、朝食を市場にするかホテルにするかは迷うところです。ですが、市場の楽しみは朝食を食べにいくだけに限りません。試食、お土産の購入。どれもが正解。旅を満喫するには自分の目的にあった楽しみ方をするに限ります。
「二条市場」は店舗により休日が異なるため、年中無休で営業しており、営業時間もそれぞれ店舗により異なっています。お目当てのお店がある場合は、事前に各店舗のHPなどで確認されることをオススメします。
※ 今回ご紹介した海老や牡蠣などの魚介類は、季節や漁の状況により仕入れがないことや価格の上下があります。
この記事の関連MEMO
- PR -
このスポットに行きたい!と思ったらトラベルjpでまとめて検索!
条件を指定して検索
(2023/12/10更新)
- 広告 -