写真:やま かづ
地図を見る岸和田のシンボル岸和田城は千亀利(ちきり)城とも呼ばれており、いつ、誰が建てたのか定かではありませんが、戦国時代には、当時、泉州地区を治めた松浦氏の居城として整備され、1640年に岡部宣勝が入城しました。
天守閣は1827年に落雷で焼失し、長い間、再建されませんでしたが、1954年にようやく3階3層の模擬天守として復興されました。本来は5層天守で、建物自体に歴史的な価値はありませんが、威風堂々としたさまは見ごたえがあります。
また、天守閣まで登ることができますので、まずは岸和田散策ルートを高いところから下見するのもいいんじゃないですか?
岸和田城:10:00〜17:00(入場は16:00まで)
休館日:月曜日(祝日の場合は開場)、その他
写真:やま かづ
地図を見る岸和田城の堀に沿って、樹木がきれいに整備された二の丸広場があります。
その広場内に一風変わった建物があります。白壁の立派な建物で、同じ敷地内の武道場と見間違えますが、これが「二の丸広場観光交流センター」です。
正面にはイタリアンのレストラン「クラブ・コンタラーダ」が営業しています。イタリアと岸和田の食材を使ったメニューを提供しており、本格的なイタリアンが食べることができるので地元の人にも人気です。
「二の丸観光交流センター」の入り口はその正面左手にあり、奥に進むと、お堀に沿ったガラス張りのテラス席が並んでいます。
ここには、岸和田の観光施設のパンフレット、まち歩き用のイラストマップ、郷土資料などが用意されています。また、お水も自由にいただくことができますから、ちょっとした休憩、情報収集にはもってこいです。
そうなんです。この建物は、メインの部分がイタリアンレストラン「クラブ・コンタラーダ」、残りの部分が「二の丸観光交流センター」として使われているんです。
岸和田観光交流センター:09:00〜22:00
休館日:不定期
クラブ・コンタラーダ:11:00〜22:00
休業日:不定期
写真:やま かづ
地図を見る紡績や銀行業で成功した寺田利吉は、1920年から10年をかけて、広大な敷地に屋敷や回遊式の日本庭園のある「五風荘」をつくりました。
今では、その屋敷は「がんこ岸和田五風荘」として日本料理を提供していますので、四季折々の優美な庭を見ながら、ゆっくりと食事をとることができます。
また、実際に回遊式の日本庭園を歩くこともできます。正門をまっすぐ奥に進んで小さな木戸を抜けると建物裏の広い庭園に出ます。まさしく回遊式で、小道に沿って歩いていると元の場所に戻ってくるつくりになっています。
なお、この庭園は出入り自由で、食事をしなくても散策することができるのがうれしいですね。
がんこ岸和田五風荘:11:00〜22:00
休業日:不定期
写真:やま かづ
地図を見る岸和田に来たなら、「岸和田だんじり会館」は絶対に外せないスポットです。
「だんじり祭」の魅力を大迫力の音響や映像で体感できるコーナーがあり、いつでも祭りの雰囲気を楽しむことができます。
また、だんじりグッズや和菓子など、ちょっとしたお土産も手に入るので、レアな記念品はいかがですか?
岸和田だんじり会館:10:00〜17:00(入場は16:00まで)
休館日:月曜日(祝日の場合は開館)、その他
写真:やま かづ
地図を見る2011年から2012年に放送されたNHK連続テレビ小説「カーネーション」の舞台となった「洋装コシノ」も、ここ岸和田駅前から延びる商店街中ほどにあり、少なからぬ観光客が訪れています。
また、南海岸和田駅前の商店街入り口の洋館の壁には「だんじりカラクリ時計」があります。毎時0時を告げると時計の扉が開いて、お囃子とともにだんじりが躍り出ますが、ちょっと小さいのと、ガラス張りのため反射してわかりにくいのが残念です。
江戸時代に城下町として栄え、紀州街道の古い街並みも今に残ります。
また、大正、昭和に紡績で発展した街並みも見事に混在し、散策するにはもってこいの岸和田城とその城周辺。
「だんじり祭」の時期に岸和田を訪れるのもいいけど、その時期を外すと落ち着いた城下町岸和田を楽しむことができますよ。
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(2024/12/2更新)
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