ヴィクトリアの滝には、ザンビアの町、リビングストン(ジンバブエの町、ビクトリアフォールズからもアクセス可能)からアクセスできます。滝は有料の自然公園内にあり、公式なゲートから入ります。
公園内には、遊歩道や展望台があり、様々な角度から滝を楽しむことができます。一日あれば、歩いて回ることができるでしょう。もし道に迷ったら制服を着たスタッフに尋ねてみてください。親切に教えてくれますよ。
崖っぷち。目の前は高低差100 mの滝壺。そんなところに自然が作り出した天然のプールがあるのです。それが「デビルズプール」。
その恐怖の悪魔のプールで泳いでみたくありませんか?行かれる方は、水着を持参して現地のツアー(乾期の8〜12月くらい)に参加しましょう。近くの岸からモーターボートで滝壺の目の前の小島に行くことができます。運がいい方は、途中で野生のカバも見ることができますよ。
プールに着くと、目の前の断崖絶壁に足がすくみ、舞い上がってくる水煙と轟音に圧倒されます。天気がいいときれいな虹も見ることができます。そんな絶景を堪能しつつ、順番が来たらゆっくり入りましょう。あとは、写真を撮るなり滝壺を覗いてみるなり、心ゆくまで楽しんでください。ただし、柵もないので、ハメを外し過ぎないようにほどほどに。本当に落ちます。
歩くだけ、見るだけでは物足りない。そんな方のために、ヴィクトリアの滝では、いくつかのアクティビティが楽しめます。
刺激が欲しい方にはラフティング(3〜6月の水量が多い時期は不可)やバンジージャンプが楽しめます。バンジージャンプは、ジンバブエとザンビアの国境にある高さ111m(ビル約30階)の橋から川に向かって飛び降りることができます。スタッフがビデオを撮影してくれるので、後でDVDを買うこともできます。想像を絶する高さに足がすくみ、飛び降りたら声なんてでません。忘れずにパスポートを持参しましょう(ビザ不要)。
滝の全貌を見たい方には、ヘリコプターフライトやマイクロライトがおすすめです。また、動物好きな方には、ゾウに乗って散歩ができるエレファントバックサファリや非常に珍しいシロサイが見られるライノウォークに参加するとよいでしょう。
水量が多い時期の満月の夜にだけかかる虹、ルナレインボー。雲がなく、水煙が十分にあるという条件を満たしたときのみ、姿を現すのです。ヴィクトリアの滝は、満月の前後3日間は夜に入場が許可されています。運よく参加できる方は、昼間に散策するついでに、撮影スポットを探しておくとよいでしょう。
私のおすすめは、入場ゲートから橋を渡った奥の所です。ただし、人が少ない場合もあるので、安全ために必ず複数人で行ってください。さて、入場ゲートをくぐるとすぐに気づくでしょう。夜の滝の姿は昼のそれとは全くといっていいほど様子が異なることに。暗闇で轟音をあげながら流れ落ちる滝の迫力には、滝壺に飲み込まれてしまいそうな不思議な恐怖感を覚えます。
そして、昼間探しておいた撮影スポットに着いたら、その迫力を感じながら少し待ちましょう。目が暗闇になれてくるにつれてルナレインボーがぼんやりと浮かび上がってくるはずです。その幻想的な虹を見られた方は本当にラッキー!感動すること間違いありません。
いかがでしたでしょうか?
アフリカの秘境ということもあり、日本からアクセスしやすいとは決して言えませんが、それがために、ここにたどりつくことができれば、感動もひとしお、一生の思い出になること間違いないでしょう。ぜひ「絶景」を体験していただきたいです。
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