2015年は開創1200年!世界遺産・高野山の主な見所まとめ

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2015年は開創1200年!世界遺産・高野山の主な見所まとめ

2015年は開創1200年!世界遺産・高野山の主な見所まとめ

更新日:2015/10/16 10:58

2004年、熊野・吉野大峯と共に「紀伊山地の霊場と参詣道」として世界遺産に登録された和歌山県の高野山は、2015年で開創1200年!今や真言密教の聖地としてだけではなく、観光スポットとして国内外から多くの人がやってきます。
ですが「詳しくは知らない…」という人も多い高野山。そこで、今回は基本的な高野山知識から、山内の主な観光名所や見どころをご案内します。

高野山とは…

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はじめに、高野山の基礎知識から。
高野山は今から1200年前、弘法大師空海が高野山真言密教の修行道場として開きました。海抜およそ900mの山の上に開けた盆地一帯や、高野山真言宗の総本山「金剛峯寺(こんごうぶじ)」の境内一帯を「高野山」と呼んでいて「高野山」という名前の山はありません。また、1904年までは女性は立ち入ることのできない「女人(にょにん)禁制」の場所で、女性は高野山の入口に建てられた「女人堂」でお参りしていました。

2004年7月に「紀伊山地の霊場と参詣道(さんけいみち)」の一部として世界文化遺産に登録されました。
■金剛峯寺…伽藍(がらん)地区・大門(だいもん)地区・奥之院(おくのいん)地区・金剛三昧院(こんごうさんまいいん)地区・徳川家霊台(れいだい)地区
■慈尊院(じそんいん)
■丹生官省符神社(にうかんしょうふじんじゃ)
■丹生都比売神社(にうつひめじんじゃ)
■高野山町石道(こうやさんちょういしみち)
…つまり高野山の主な観光名所のほとんどは世界遺産に登録されていることになります。

アクセスは車の他に、電車・ケーブルカーを乗り継ぐ方法があります。ケーブルカーは標高約530mの極楽橋駅から約860mの高野山駅まで5分で一気に登ります!かなりの傾斜で高所恐怖症の人は少し怖いと感じるかも。冬は途中から雪が積もっているなど、まるで現実世界とは別の場所にやってきたかのような気持ちになります。

高野山の玄関口「大門」

高野山の玄関口「大門」
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車で向かうと高野山の入口にあるのが大きな門!その名も「大門」です。高さ約25m、現在の大門は1705年に再建されたもの。この場所は「高野七口(ななくち)」の一つ「大門口」で、高野山の西の入り口にあたります。

大門前の道路脇に、世界遺産の「町石道」が続いています。(道路の車通行に注意!)
この町石道は、道路が整備されていない時代に複数の金剛峯寺参詣道の中で最も使われていた道で、山下の慈尊院から始まり、途中丹生官省符神社・丹生都比売神社を経て壇上伽藍へ、そして壇上伽藍から奥之院へと続いていて、脇に1町(現在の単位で約109m)ごとに卒塔婆の形をした町石が建っています。山内の道路脇や、奥之院の参道でも見ることが出来ます。
同じ「紀伊山地の霊場と参詣道」にある大峯奥駈道(おおみねおくがけみち)・熊野参詣道(熊野古道)と共に「道」が世界遺産に登録されるのは世界的にも珍しい事で、日本では唯一です。

高野山真言宗総本山「金剛峯寺」

高野山真言宗総本山「金剛峯寺」
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高野山とは金剛峯寺の境内一帯というお話をしましたが、金剛峯寺というお寺はどこにあるのか。地図で探すと出てきます。その場所はいわゆる「主殿」がある場所で、金剛峯寺の「本堂」は別の場所にある「壇上伽藍(だんじょうがらん)」の金堂です。金剛峯寺のHPには「高野山は「一山境内地」と称し、高野山の至る所がお寺の境内地であり、高野山全体がお寺なのです」とあります。有名な奥之院や先ほど紹介した大門なども金剛峯寺の境内、高野山の一部なんです。
主殿は中に入ることが出来、狩野派の襖絵や石庭などが見どころとなっています。

高野山二大聖地の一つ「壇上伽藍」

高野山二大聖地の一つ「壇上伽藍」
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金剛峯寺の本堂である金堂がある場所は「壇上伽藍」で、奥之院と共に高野山の二大聖地と言われます。金堂の他にも、目を引く根本大塔や御影堂(みえどう)、不動堂、西塔など、金剛峯寺の諸堂が集中しているエリアです。

朱塗りで圧倒的な存在感を放つ建物は「大塔」。弘法大師がこの塔を真言密教の根本道場のシンボルという位置付けで建てられたことから「根本大塔」と呼ばれています。多宝塔としては日本最古のものと言われ、現在のものは1937年に再建、平成の大修理により塗り替え・修復されました。

また、開創1200年を記念して中門が再建されました。1843年の大火で焼失を免れた持国天(じこくてん)像と毘沙門天(びしゃもんてん)像に加え、現代の大仏師・松本明慶(みょうけい)作の広目天(こうもくてん) 、増長天(ぞうちょうてん)が安置され、四天が揃ったことになります。

弘法大師入定の場所「奥之院」

弘法大師入定の場所「奥之院」
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壇上伽藍と並ぶ高野山二大聖地「奥之院」は、弘法大師空海が入定(にゅうじょう)したとされる御廟(ごびょう)があり、聖地中の聖地とされています。そこに続くおよそ2kmの参道には織田信長や武田信玄など戦国武将をはじめ、諸大名の墓や石塔が並び、その姿は壇上伽藍とはまた違う神聖な雰囲気で、観光スポットとしても人気があります。
ちなみに…奥之院の入口は「一の橋(大渡橋)」です。バスで移動の際などは間違えないように注意しましょう。途中、中の橋(手水橋)を渡り更に進むと玉川にかかる御廟橋(ごびょうばし)に到着。これより先は霊域として私語・写真撮影禁止になっており、正面に見える燈籠堂の裏手に御廟があります。

奥之院は、壇上伽藍や金剛峯寺から少し離れた場所にあるので、特に徒歩、バス移動の場合は事前に旅の計画を立てておく方が良いでしょう。

おわりに

今回は高野山の観光地として有名なところを紹介しましたが、他にも沢山の建造物や史跡があります。是非足を運んでみてください。

掲載内容は執筆時点のものです。 2014/12/18−2014/12/19 訪問

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