那覇市「金城町石畳」はパワースポットと16世紀へと続く道

那覇市「金城町石畳」はパワースポットと16世紀へと続く道

更新日:2015/01/13 16:59

「金城町石畳」は、16世紀に首里城から那覇港へ通じる主要道路として整備された道。沖縄戦で大半が破壊されましたが、現存している約240mの石畳は当時の面影を感じさせてくれます。パワースポットの「金城の大アカギ」と共に神聖な雰囲気があるエリア。沖縄・那覇にいったら立ち寄ってみましょう。願い事がきっと叶うでしょう。
爽快な気分を味わえるお勧めの茶屋さんもご紹介します。

16世紀への入口「真珠道(まだまみち)」

16世紀への入口「真珠道(まだまみち)」
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首里公園の南側に位置する「真珠道」。
1522年尚真王時代に、那覇の港から豊見城の真玉橋、識名を経て首里城の守礼門脇に通じる主要道路として造られました。
那覇の観光地として名高い「守礼門」をくぐり、首里城公園レストセンター方向へ向かうと分り易いと思います。
真珠道の入口は、南国らしく生い茂る木々から射してくる陽ざしが16世紀へと導いてくれます。入口付近はゆったりとした坂道ですが、ひとつカーブを曲がると勾配がきつくなりますのでご注意ください。

日本の道100選の顕彰碑

日本の道100選の顕彰碑
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真珠道から続いている「金城町の石畳」は沖縄県指定史跡で、日本の道100選の一つです。
亀倉雄策氏がデザインした顕彰プレートが飾られている顕彰碑は真珠道入口付近にあります。ここで記念撮影はいかがでしょうか。

16世紀の面影「金城町石畳」

16世紀の面影「金城町石畳」
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真珠道の一部として造られた「金城町石畳」は琉球石灰岩の石畳道です。
16世紀に那覇の港から守礼門の脇まで整備された道。現在は金城町の約240mだけが当時の「石畳」の姿で訪れる人を癒してくれています。赤瓦の石垣に囲まれた「金城町の石畳」風景は、16世紀の面影と栄えていた首里の街を感じる事ができます。
「金城町の石畳」は少し坂を歩き、石段を降りる。また少し坂を歩いて、石段を降りる。ゆっくりと周りの景色を見ながら歩けるように、16世紀の方も考えられたのかもしれませんね。

戦火を耐え抜いた「金城の大アカギ」

戦火を耐え抜いた「金城の大アカギ」
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「金城町石畳」を進んでいくと、途中で道標があります。道標と案内板の通りに進むと現れる、年に一度だけ願い事を叶えてくれる「金城の大アカギ」。
推定樹齢200年のアカギの大木は、1972年に沖縄が日本に返還されたと同時に、国の天然記念物にも指定されています。
かつて首里城周辺には多くのアカギの大木が自生していました。しかし、そのほとんどが沖縄戦で焼失。その中で金城町の大アカギは奇跡的に戦火をまぬがれました。
戦火を耐え抜いた首里金城町の神の木と言われています。

「金城の大アカギ」付近は、とても神聖な雰囲気のするエリアです。神々が降臨してきている、そんな気持ちにさせてくれます。
根元には自然と出来た祠があります。
このアカギの前に行ったら、祠を覗いてみてください。
考える力が授かる場所といわれているこの場所で、願い事を話されてみてください。きっと自分の中で感じ取れる物があると思います。

「石畳茶屋真珠MADAMA」(いしだたみちゃやまだま)

「石畳茶屋真珠MADAMA」(いしだたみちゃやまだま)
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真珠道沿いにある「石畳茶屋真珠MADAMA」。
真珠道の急な坂道の途中にあります。高台にあるので、テラスからの景色もよく、爽快な気分を味わえる茶屋です。
こちらのメニューは「黒糖チーズケーキ」。沖縄名物のサーターアンダーギーも勿論ありますよ。冬でも暖かい沖縄ですが女性に配慮して、ひざ掛けを用意してくれています。真珠道に行かれたら是非とも寄って頂きたいお店です。

最後に

那覇観光では、必ずといっていいほど立ち寄る首里地区。「金城町石畳」は首里城と合わせて、栄えていた琉球王国を感じられる場所ではないでしょうか。「金城の大アカギ」のパワーも感じられる、このエリアはお勧めです。是非お立ち寄りください
お車で行かれる場合は、首里城公園の駐車場を利用すると便利でしょう。首里城公園レストセンターから真珠道の入口は近くです。「金城町石畳」へは、真珠道の入口から進んでいくと迷わず行くことができます。

掲載内容は執筆時点のものです。 2014/12/13 訪問

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