写真:帆村 由花
地図を見る「おたるワインギャラリー」とは、「北海道ワイン」の製造過程の一部を見学することができる売店を併設したギャラリーです。
小樽市で1974年に創業した「北海道ワイン」は、「ワインづくりは農業」の理念のもとに、北海道内24市町の300軒以上のぶどう農家とともに高品質、低価格のワイン造りを目指しています。
ワインの主要なブランドとして「おたる」シリーズ、「北海道」シリーズ、「鶴沼」シリーズがあり、その年に収穫されたばかりのぶどうを使用した新酒「おたる初しぼり」はその季節ならではの味わいが人気の商品です。
アクセスは、小樽運河から車で約20分。キロロリゾートへ向かう国道393号(メープル街道393)沿いあります。 小樽の街並みと石狩湾、その向こうに暑寒別の山々を展望できる贅沢な場所にあり、ドライブの途中に立ち寄るのにも最適です。
ギャラリーの前には、1920年ころに実際にヨーロッパで使われていた「木製搾汁機」が
展示されています。これは、「伝統の技術を心を大切にしたい」という思いで展示しているそうです。
写真:帆村 由花
地図を見る館内では、葡萄栽培からワインができるまでの工程をビデオで鑑賞したり、ガラス越しに瓶詰ラインを見学できます。見学ツアーは事前申し込みは不要なので、時間のある方はぜひ参加してみてください。
ワインの試飲も可能です。他では入手困難な限定ワインなど、およそ80種類の国産100%生ワインとワイングッズを取り扱っています。
売店では、ワインの他にも「共働学舎新得農場」の各種チーズや「トンデンファーム」のクラコウ、ベーコン、スモークレバーなど関連製品も充実しています。
そして、特にオススメなのが「おたるワインギャラリー」限定の「ワインソフトクリーム」です。ナイアガラ葡萄風味のソフトクリームでアルコールは0%。小さなお子様やドライバーの方でも安心して食べられます。こちらのソフトクリームは、冬季は販売していませんのでご注意くださいね。ワイン好きの方はもちろんのこと、ワインを飲まない方でも楽しめるスポットです。
■営業時間
9:00〜17:00 (年末最終日は15:00まで)
■入場料
無料
■見学
【個人のお客様】
4月〜10月:10:30〜/13:30〜/15:30〜
11月〜3月:10:30〜/14:30〜
(団体の場合は事前予約が必要)
写真:帆村 由花
地図を見る北海道南西部、積丹半島のつけ根に位置する余市町。北は日本海に面し、三方を緑豊かな丘陵地に囲まれた、漁業と農業の町です。農業は果樹が盛んで、農業人口の約8割が葡萄などの栽培を営んでいます。昼夜の寒暖差が大きい余市は、色素と糖度に優れた葡萄の果実を育てられるため、ワイン葡萄栽培の好適地と言えるのです。
そして、余市で生産された葡萄を余市で仕込み、余市に根づいたワイン造りをして出来上がったのが「余市ワイン」。「余市ワイン」はオンリーワンの地ワインを貫く、世界で一つのオンリーワインなのです。
「余市ワイン」へのアクセスは、前述の「おたるワインギャラリー」から車で30〜40分です。ちなみに、余市駅からは、国道5号線を経由して車で約7分です。有名なニッカウイスキーの余市蒸留所も近くにありますので、時間のある方はこちらの見学もしてみてはいかがでしょうか。
写真:帆村 由花
地図を見る2013年4月1日に余市ワイナリーはリニューアルオープンし、醸造棟と瓶詰め・貯蔵棟の見学コースが設置されました。仕込み・醸造・樽熟成から瓶詰め、丹精込めたワイン造りの現場を自由に見学することができます。
ワイン用品種やワインの製造工程などをわかりやすく説明したパネルもあり、初めてワイナリーを見学する方でも楽しめるようになっています。樽熟成させているワイン樽も見学用の窓から見ることができます。工場見学の時間は、季節によって異なりますので随時HPから確認してください。
また、こちらのカフェ&ベーカリーでも「ワインソフト」が販売されています。ただし、こちらのソフトクリームは微量にアルコールが含まれているため、お子様やドライバーの方は残念ですが食べられませんのでご注意を。
そして、余市生まれのリンゴを使用したアップルパイも人気商品ですよ。ちょっとしたおやつにもいいですね。
写真:帆村 由花
地図を見る「余市蒸留所」は、「余市ワイン」から車で約10分のところにあります。広大な敷地の中では、ウイスキーができるまでの過程をじっくりと見学することができます。ウイスキーの無料試飲もあり、普段はワイン派の方もたまにはウイスキーを味わってみるのもいいかもしれませんね。
写真は、蒸留棟内の様子です。余市では、昔ながらの石炭による「石炭直火蒸留」が行われています。この方法は温度調節が難しく熟練の技が必要となるため、世界でも希少です。
余市蒸留所では、「ガイド付き見学ツアー」と「フリーの見学」が選べます。フリーの見学でも、スマートフォンやタブレットから「蒸留所見学案内」を見ることができ、各施設の詳細な説明を読むことができるので便利ですよ。ぜひ活用してくださいね。
北海道には現在14のワイナリーがあり、今回ご紹介した以外にもぜひ訪れたいワイナリーがたくさんあります。時間をかけてゆっくりと巡り、ワインとその土地のお料理を楽しんでみてくださいね。
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(2024/11/9更新)
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