麗しい!イスタンブール「ボスポラス海峡クルーズ」見所4スポット

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麗しい!イスタンブール「ボスポラス海峡クルーズ」見所4スポット

麗しい!イスタンブール「ボスポラス海峡クルーズ」見所4スポット

更新日:2015/01/05 17:34

acoのプロフィール写真 aco

ヨーロッパとアジアの接点に位置するトルコのイスタンブールは、ボスポラス海峡を挟んで、世界と交流し発展してきました。ローマ帝国、ビザンツ帝国、オスマン帝国と3つの帝国の首都として繁栄した歴史が、ボスポラス海峡沿いには今も色濃く残っています。世界遺産や宮殿、要塞などを、海上から眺めることができるボスポラス海峡クルーズ。壮大な歴史を肌で感じるクルーズで、ぜひ見ておきたい4つの見どころをご紹介します!

エミノニュ桟橋から出航する、ボスポラス海峡クルーズ

エミノニュ桟橋から出航する、ボスポラス海峡クルーズ

写真:aco

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長さ約30kmのボスポラス海峡によって、ヨーロッパと側とアジア側との大陸に分かれるトルコ・イスタンブール。その2つの大陸を眺めながら、アルマラ海から黒海までを周遊するのが、ボスポラス海峡クルーズです。

クルーズの出発点となるのは、ヨーロッパ側の港町エミノニュで、サバサンドの屋台が立ち並ぶ、トラム(路面電車)や地下鉄でアクセスできるフェリー乗り場です。写真のオープンデッキが付いた大型船から少人数用の小さな船まで、約1時間〜2時間ほどで周遊する観光船がたくさん出ています。

世界でもっとも美しい海峡の1つと言われるボスポラス海峡。海峡沿いには、トルコの壮大な歴史を物語る宮殿や要塞など、世界遺産に認定された建築物が立ち並び、見どころは盛りだくさん!どのクルーズも周遊して戻ってきますので、船の座席は右でも左でも、これからご紹介する見どころを眺めることができます。

エミノニュ桟橋で申し込むクルーズには、日本語解説のものが殆どありませんので、ぜひ海上から眺めるイスタンブールのスポットをその歴史とともに参考になさってみてください。

見どころ1:オスマン帝国の王宮だった「ドルマバフチェ宮殿」

見どころ1:オスマン帝国の王宮だった「ドルマバフチェ宮殿」

写真:aco

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埋め立てられた庭園という意味を持つドルマバフチェ宮殿は、西洋のバロック様式と伝統的なオスマン様式を取り入れた壮麗な宮殿です。1843年に着工され1856年に完成して以降、1922年に最後の皇帝メフメト6世が退去するまで、トプカプ宮殿にかわってオスマン帝国の王宮として利用されていました。

宮殿の総面積は約1万5000平米もあり、それぞれ趣きが異なった285室もの部屋と、43のホールから成り立っています。宮殿の内部を彩る調度品や名画には、ヨーロッパからの献上品が多く、今でも現役の迎賓館として使われているそうです。

海上からしか全貌を見ることができないドルマバフチェ宮殿は、海側に正門と桟橋を備え、宮殿から公道に出ることなく、船でイスタンブール市内を自由に行き来できるようにと、埋め立て地に建てられています。クルーズが出航してすぐのヨーロッパ側の見どころで、対岸にはトプカプ宮殿を見ることができます。

見どころ2:城壁のような「ルメリ・ヒサル」

見どころ2:城壁のような「ルメリ・ヒサル」

写真:aco

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海峡の幅が狭くなってくるとヨーロッパ側に見えはじめるのが、オスマン帝国の要塞ルメリ・ヒサルです。1452年、オスマン帝国のメフメット2世が、翌年のコンスタンティノープルの攻撃に備えて、約1万人の労働者と1000人の石工職人を動員し、僅か4ヶ月で築いたと言われています。

黒海から南下してくる応援部隊を阻止するためとはいえ、海峡幅が約660mの最狭部に築いた砦を海上から見ると圧巻で、この砦がコンスタンティノープルを陥落させる戦略で、どんなに重要な役割を果たしたかを実感します。

現在はきれいに整備され、海沿いの遊歩道として夜にはライトアップされる、クルーズでは一番迫力のある見どころです!

見どころ3:なんと2つある!「ボスポラス大橋」

見どころ3:なんと2つある!「ボスポラス大橋」

写真:aco

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ボスポラス海峡には2つの大きな橋がかかっていて、大抵のクルーズでは、ボスポラス大橋の下をくぐり、写真の第二ボスポラス大橋の手前でUターンして戻ってくるコースをとります。

広大な黒海が目の前に広がる、この第二ボスポラス大橋は、日本の建設会社が建設したもので、1988年に開通しました。全長1510m、水面からの高さ64mの橋で、瀬戸大橋とは姉妹橋になっています。

この先のボスポラス海峡は国際航路で、1日平均130隻のタンカーや貨物船が航行しています。目の前に迫る橋や大型船も、クルーズの見どころの1つです!

見どころ4:日本とも縁が深い「ベイレルベイ宮殿」

見どころ4:日本とも縁が深い「ベイレルベイ宮殿」

写真:aco

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タンカーや大型船で混み合う、第二ボスポラス大橋の手前でUターンした後、アジア側にはヤルと呼ばれる避暑地の別荘が続きます。ボスポラス海峡沿岸の古い別荘建築を眺めながら、ゆっくり海上クルーズを楽しんでいると現れるのが、白い洋館のようなベイレルベイ宮殿です。

ベイレルベイ宮殿はボスポラス大橋のたもとにあり、オスマン帝国のスルタン(アラビア語でイスラム王朝の君主・国王の称号)の夏の離宮として使われていました。最初にご紹介しましたドルマバフチェ宮殿が王宮で、こちらは離宮ですので、同じように海側に正門と桟橋を備え、海上からしか全貌を見ることができない、クルーズならではの見どころです。

宮殿の内部はガイド付きツアーでしか見学することができないのですが、国宝級の装飾品がいくつも並んでいて、当時の優雅な王族たちの生活を想像させます。その中でも目を引くのが、日本との深い縁を象徴するかのような、数々の素晴らしい献上品です。大きく色彩豊かな壺などがとても丁寧に飾られていて、要所要所にガードマンが立ち守っています。
残念ながら内部撮影は一切禁止の宮殿ですので、ぜひ海上から遠い昔のトルコと日本との絆に想いを寄せながら、眺めてみてはいかがでしょう。

「ボスポラス海峡クルーズ」季節ごとの楽しみ方

トルコの中でも、東京と同じような気温が一年を通して続くイスタンブール。1〜2月のクルーズは寒そうと思いがちですが、冬の時期は内装も豪華な大きな船でのクルーズが多いので、大きな窓から優雅に眺めを楽しめます!ご紹介した見どころの写真も、全て船内の窓越しに撮影したものばかりです。また、夏には屋外デッキで、爽やかな海風を受けながらクルーズが楽しめます。

ボスポラス海峡沿岸の歴史ある要塞や宮殿は、季節によって建物の色や雰囲気の感じ方も変わりますので、ぜひ旅の思い出に海上からの麗しいイスタンブールを堪能してみてはいかがでしょうか。

掲載内容は執筆時点のものです。 2013/12/15 訪問

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