写真:村井 マヤ
地図を見るいろは丸展示館もある常夜灯前の遠景・・。ここは『ウルヴァリン:SAMURAI』、『龍馬伝』、また『流星ワゴン』でもロケ地に選ばれた場所。とにかく絵になる風景なんです。
写真の方角から、『ウルヴァリン』の撮影は行われたようです。鞆港のバス停付近も撮影場所だったんですよ。『ウルヴァリン』では、長崎の設定でしたが、ロケ地はこの鞆の浦。
鞆港は、福山駅前から鞆鉄バスで30分ほどで到着します。映画の中でウルヴァリンとマリコがバスを降りるシーンがありますが、長崎の町に逃げる設定になっていますよね。二人が降り立った停留所が鞆港のバス停。鞆を訪れる際は、バスで向かって鞆港まで行って見ましょう。ヒュー・ジャックマンが演じたウルヴァリンが見た鞆の風景を眺められますよ。
*流星ワゴン・・直木賞作家・重松清のベストセラー小説の実写版。出演者・・西島秀俊、香川照之、井川遥ほか。2015年1月日曜夜9時放送スタート。
写真:村井 マヤ
地図を見る『潔く柔く』(2013年10月)は、伝説的少女コミックの映画作品。長澤まさみさんや高良健吾さん、岡田将生さんが出演している切ない物語。映画では、鞆の浦の観光名所医王寺や太田家住宅前など、鞆の浦の風景がたっぷり味わえます。
写真の風景は、主人公カンナ(長澤まさみ)が、花火大会に出かけるシーンに出てきます。鞆の浦自体が、昔から様々な映画の撮影に使われています。ここでは、最近の映画やドラマのロケ地としてご紹介していますが、古い名作映画のワンシーンにも鞆の風景が・・。
町を歩いていると、ここってあのシーン?などと思い当たるかも♪
写真:村井 マヤ
地図を見る鞆の浦の風景に欠かせない雁木。雁木(がんぎ)とは、階段状の船着き場。近代以前の港湾施設に多く見られる風景です。
この鞆の浦の素晴らしいのは、江戸期の港湾施設である常夜燈、雁木、波止場、焚場跡、船番所跡がほぼ完全な形で現存している点です。なんと全国でも鞆港だけ!史跡としても日本の大切な風景としても残してほしい場所ですから、是非訪れて欲しい何かを感じてほしい場所なんです!
この雁木が並ぶ通りも、様々な作品に登場した風景なんですよ。
写真:村井 マヤ
地図を見るこの太田家住宅前の通りも、昔ながらの商家の雰囲気がある風情ある通り。太田家住宅自体、歴史ある建物ですので、是非拝観してみましょう。今は太田家住宅と呼ばれていますが、江戸時代には鞆の浦に保命酒をもたらした中村家の方々が住んだ家です。
保命酒については下記MEMO「広島県・鞆の浦で酒蔵めぐり〜あのペリー提督も飲んだ?保命酒って」を参照のこと。
豪商の暮らしぶりが分かる素晴らしい史跡です。また、幕末七卿落ちの史跡でもあります。まあ、一度ご覧になれば分かります!これは行かなければ♪
この通りは、ウルヴァリンでも流星ワゴンでも撮影された場所。
写真:村井 マヤ
地図を見る鞆の浦は、『ウルヴァリン:SAMURAI』のフランス人の美術監督をはじめ、製作スタッフが50か所の日本のロケ地候補から選んだ場所。
また、2015年新春から放送される『流星ワゴン』のロケ地として鞆の浦が選ばれましたが、それも監督さんが日本中を回ってここに決めたんだとか・・。鞆の浦って心を揺さぶる風景なんです。
『潔く柔く』のカンナとハルタ、そして岡田将生演じる赤沢禄も鞆の浦の古く懐かしい風景で心揺さぶられる・・。映画やドラマのロケ地巡りをしながら、あなただけの鞆の浦を見つけてみませんか?心にしっかり刻み込まれる忘れられない旅になることでしょう。
ロケ地巡りの楽しいのは、映画やドラマで見た風景を見つけることではないでしょうか?「ああ、ここ!!」と友人やパートナーとはしゃぎながら歩き回って記念撮影!そんなわくわく旅。
でも、それだけではありませんよ。今度は、そこにあなただけの旅の思い出が加わって、絶対忘れない旅になるのです。
鞆の浦の静かな海に夕陽が沈むころには、すっかり鞆の浦ファンになっていることでしょう♡さあ!鞆の浦へ出かけてみませんか?
この記事を書いたナビゲーター
村井 マヤ
1972年、宮崎県生まれ、5歳まで兵庫県尼崎で暮らす。その後熊本に。高校3年生まで熊本で過ごす。歴史が好きで、考古学を学びたくて別府へ。温泉生活を満喫。大学卒業後、広島でさらに勉強するため学生生活を送…
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