バリ島が静寂に包まれる日〜「オゴオゴ」「ニュピ」って何?

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バリ島が静寂に包まれる日〜「オゴオゴ」「ニュピ」って何?

バリ島が静寂に包まれる日〜「オゴオゴ」「ニュピ」って何?

更新日:2018/08/14 16:29

Kumako Nのプロフィール写真 Kumako N 旅するヨギー、ティーマニア

バリ島には西暦の年末年始よりも重要な暦があるのをご存知ですか?
「ニュピ」とはヒンドゥー教の暦、サカ暦のお正月のこと。
2017年のニュピは3月28日(火)です。この日は、バリ島の空港へトランジット以外の飛行機が離発着することもなく、商店も休業!島が静寂に包まれます。前夜にはオゴオゴと呼ばれる儀式が行われ、大晦日のお祭りムードが楽しめます。世界的にも珍しい慣習と過ごし方についてご紹介します。

どんな行事??

どんな行事??

写真:Kumako N

島民の90%がバリヒンドゥー教だと言われるバリ島の人々にとって、断食と瞑想に専念する、精神修養のための特別な一日が「ニュピ」なのです。
また、外国人観光客であっても、バリヒンドゥー教徒でなくても外出・灯火の使用・労働・殺傷の4つの禁止事項を守って過ごすことになります。

ニュピの前日、「オゴオゴ」の儀式がおこなわれる日は、各村で悪魔払いの儀式として悪魔を象った張りぼて人形やお供え物を担ぎ、練り歩くのです。この日のために各村で人形を作っているので、町中の至る所で目にすることができます。日本で言う節分のような儀式です。

オゴオゴを見に行こう!

オゴオゴを見に行こう!

写真:Kumako N

オゴオゴの当日は、午前中からお寺で準備した大量のお供え物を悪霊が集まりやすいとされる十字路へ運び出されます。そして正午からお清めの儀式が行われ、祭りの準備が着々とすすめられます。

オゴオゴを見に行こう!

写真:Kumako N

夕方からはお供え物を器用に頭の上に乗せてバリの伝統的な衣装を纏った女性と人形の神輿を担いだ男たちが町を練り歩きます。開始前から町は祭の熱気で溢れています。

注意したいこと

注意したいこと

写真:Kumako N

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夕方からバリ島各地にて交通規制が敷かれ、幹線道路でも通行止めが起こることもありますのでバスやタクシーは当てにしない方がよいでしょう。
儀式は各村で行われており、たくさんありますので、滞在先からごく近くに出かけるのが◎。宿泊先が決まったら、事前に旅行会社から現地に問合せしてもらい、さらにホテルでも当日の交通状況は必ず確認しましょう。

ニュピの日の贈りもの

ニュピの日の贈りもの

写真:Kumako N

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ニュピをバリ島で過ごすなら、この日だけでもワングレード上のホテルやヴィラを選びたい!
というのも…丸1日外出禁止となるので、ライブラリー・プール・レストランバーなどの設備が充実しているに越したことがないのです。限定される場合もありますが、ホテル内はレストランなどが営業しています。

ニュピの日の贈りもの

写真:Kumako N

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そして、大切なのはロケーション!
滞在先としておすすめしたいエリアは、バリ島中央の山側に位置するウブド。
島中の明かりが消える唯一の日なのでお天気がよければ、すばらしい天の川を眺めることができます。さらにウブドの中でも山奥に宿泊すると、おびただしい数のホタルをみることができます。まさに、静寂の日の贈りものです!

ニュピの日の贈りもの

写真:Kumako N

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ウブドの中心地から車で20分ほど「ウブドハンギングガーデン」は、特におすすめです。山深くインフィニティプールが気持ちよいリゾートです。

さいごに

せっかく旅行に行くのに、美味しいものが食べられないのはさみしすぎる…という方。
ラマダン(断食)はしなくても大丈夫なのでご安心を。

島じゅうで灯りを灯さない、経済活動をしない。
本当にそんな日があるのです。
滞在先で静かに、本当に真っ暗な夜を過ごてみるのはいかがでしょうか。

過ぎていく年の業を洗い清めるということがバリの人々にとってどれだけ重要で、
たった1日でも自分を見つめる日を持つ。
経済的な豊かさよりも精神的な充足を大切にする。
そんなバリの人々や伝統に心打たれ、
訪れた人は浄化されたような気分になることでしょう。

掲載内容は執筆時点のものです。

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