南インドのフランス!ポンディシェリと黄金のゴルフボール

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南インドのフランス!ポンディシェリと黄金のゴルフボール

南インドのフランス!ポンディシェリと黄金のゴルフボール

更新日:2015/01/05 14:16

北原 りえこのプロフィール写真 北原 りえこ ラジオパーソナリティ

南インドの玄関口、チェンナイから南へバスで4時間ほど進むと、ベンガル湾に面した港町、ポンディシェリにたどり着きます。それまでにインドの他の都市を旅したならば、この街の西欧風の雰囲気、立ち並ぶ白亜の建物群、カフェやレストラン、ホテルの充実ぶりに驚かずにはいられません。ここはその昔、約250年に渡りフランス領として栄えてきた為、インドとは思えない独特な風景を感じられる場所です。

ベンガル湾の朝日を楽しむ

ベンガル湾の朝日を楽しむ

写真:北原 りえこ

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ポンディシェリは、現在の名をプドゥチェリーと言います。2006年に名前が変更になったものの認知度が低く、未だにポンディシェリと呼ばれることの方が多いそうです。
この街は、ベンガル湾に沿ってプロムナードと呼ばれる遊歩道が整備されています。せっかく美しい朝日が拝める場所なので、早起きしてのどかな海岸線を散歩してみましょう。

おすすめの絶景ポイントは、Le cafeというプロムナードの海側に建つカフェです。ここは、24時間営業なので朝日を見るタイミングに合わせて温かい飲み物やパン、サンドウィッチなどを注文できます。
日本で言えばお味は普通、しかし南インドでまずくない西洋のパンに出会うことは奇跡に近いことです。
是非、このお店のテラス席に座り、美しい朝焼けに染まる空と海を楽しみましょう。

オーロヴィルを訪ねる

オーロヴィルを訪ねる

写真:北原 りえこ

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ポンディシェリの近郊にオーロヴィルと呼ばれる理想都市があります。理想都市とは一体何か、日本ではあまり馴染みがありませんが、経済や文化、環境の面において自立した自然循環型社会を目指す都市で、インドの哲学者オーロビンドとその後継者であるフランス人、ミラ・アルファッサ、通称マザーの提唱で造られました。
現在は約2000人あまりが暮らしていて、2/3以上を西欧人が占めており、広大な敷地の中には瞑想施設の他に学校、病院、レストラン、ゲストハウスなど生活に必要な設備が全て整っています。住民は衣食住全てを無料でまかなうことが可能で、その代わりそれぞれが決められた仕事を確実にこなすシステムになっているそうです。

写真の建物はマトリマンディルという瞑想ホールで、別名「黄金のゴルフボール」と呼ばれています。確かに、そう見えますよね。右の上に黒くぽちっとあるのは人ですので、その大きさがお分かり頂けますでしょうか。
マトリマンディルの内部は、住民以外は立ち入ることができません。(ただし、滞在の手続きをすれば数分だけ瞑想も許されるようです。)内部の見取り図などは、入り口のビジターセンターでビデオなどによる解説があります。中央には、400kgもあるという巨大なクリスタルが鎮座しているそうです。

オーロヴィルは個人でビジターセンターを訪れて見学することも可能ですが、プロムナードにある観光案内所主催のツアーに参加するのが簡単です。

この理想都市、なんと日本人もいるそうです。この社会の理念に共感し、様々な条件と審査をクリアすれば、一員として暮らすこともできるのです。

■ビジターセンター
開館時間 9:00〜17:30
※訪問者はパスを発行してもらう

質の高いホテル

質の高いホテル

写真:北原 りえこ

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有数の観光地だけあって、ポンディシェリの街中にはホテルやゲストハウスなどの数は多く、よほど人気の宿泊施設でなければ予約せずに当日直接泊まることもできます。その場でなら、値段交渉も可能です。

今回ご紹介したいのは、「The Promenade」その名の通り、プロムナードの沿いに位置し、ポンディシェリ博物館やビジターセンターにも近く、観光拠点としても使いやすいホテルです。
全 38 室ある客室はデザイン性も高く清潔で、まるでヨーロッパのホテルそのものです。インドのホテルでは、ありの行列や、虫やねずみの襲来を受けることも少なくないですが、ここはまるで無縁です。
フリーインターネットもあり、サービスもなかなか良い方と言えるでしょう。
また、屋上のレストランは味や雰囲気もクオリティが高く、インド料理に飽きた舌にはたまらない西洋風メニューが揃います。

ポンディシェリを訪れた際には、是非利用してみて下さい。

聖心教会は必見

聖心教会は必見

写真:北原 りえこ

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鉄道駅近くに位置する聖心教会は、見事な建築とステンドグラスが素晴らしく、訪れる価値のある場所です。プロムナードからは徒歩約20分ほどで着きます。
ポンディシェリで最も古い教会で、100年以上経った今でもなお、この地に暮らす人々の心の拠り所となっており、多くの参拝者で賑わっています。
観光案内所の一日ツアーに参加すれば、オーロヴィルと共にこの教会見学もルートに入っています。
美しい装飾と彫像、クリスチャンならずとも心癒される空間が広がります。

ナイトライフも充実

ナイトライフも充実

写真:北原 りえこ

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ポンディシェリの夜は長い。辺りが暗くなると、様々な建物がライトアップを始め、特にプロムナードは家族連れや観光客で遅くまで賑わっています。
また、お酒に厳しいインドでは珍しくバーもたくさんあるので、あちこちのバーを巡ってみるのも楽しいですね。

但し、やはり外国なので明るいプロムナード以外の移動はタクシーにした方が無難です。
身の回りに十分注意して、夜の街を楽しみましょう。

おわりに

インドにありながら、西洋の風を感じるポンディシェリ。とにかく雑多なインドの街のパワーに疲れたら、ここを訪れてみると良いでしょう。束の間の「きれいな」癒しを感じることができますよ。

掲載内容は執筆時点のものです。 2011/09/13 訪問

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