写真:やま かづ
地図を見る現在の釜山駅は2004年に旧釜山駅の拡張リニューアル工事が完了し、その後も継続的に改装を繰り返しながら、どんどん進化をしています。
釜山駅の1階は気軽に立ち寄れるカフェ、ファストフード、韓国スナックのお店が軒を並べています。
2階は出発階になっており、切符売場など鉄道サービス関連施設が集まっていますが、カフェ、スーベニアショップも充実しています。
3階はレストランエリアとなっており、ちょっとゆっくり食事をしたいときにお勧めです。
どのカフェ、レストランも、お一人様の旅行者でも利用しやすいオープンな雰囲気になっていますので、気軽に立ち寄ることができます。
写真:やま かづ
地図を見る釜山駅1階に「キンパッ天国カフェ」があります。
街なかによくある「キンパッ天国」をもっとカジュアルにした店づくりになっていますが、この「キンパッ天国カフェ」の売りも、やはり、いろいろな種類の韓国ローカルグルメがそろっていることですね。
ビピンパッ(混ぜご飯)、カルグクス(韓国式うどん)、マンドウクッ(餃子スープ)、オデンなど、おなかのすきぐあいにあわせてメニューを選ぶことができますよ。
また、看板メニュー、キンパッ(韓国式のり巻き)は、野菜入り、キムチ入り、チーズ入りなど約5種類のチョイスがあり、店内で食べることはもちろん、駅弁としてテイクアウトできるのがうれしいですね。
店舗:キンパッ天国カフェ
営業:24時間
休業:なし
写真:キムチキンパッ(キムチ入りのり巻き)
写真:やま かづ
地図を見る韓国では、オデンで使われる練り物(揚げかまぼこ)のことを「オムク」といいますが、その専門店「サンジンオムク」がセルフサービスのスタイルで釜山駅2階にオープンしています。
トレイとトングを使って、きれいに並べられたオムクを選んでいきますが、揚げたてでどれもおいしそうですね。日本でもおなじみの具材を使った練り物もあれば、エゴマの葉を練り込んだもの、ウズラ卵をのせたもの、カニカマを巻いたものなど、韓国風のものも合わせて20種類以上あり、本当に迷ってしまいますね。
また、お土産用には、オムクに衣をつけて揚げた「オムクコロッケ」が人気で、チーズやカレーなど中身の違う6種類の箱入りセットを買う人でいつも長蛇の列ができています。
ちなみに「サンジンオクム」はロッテデパート釜山西面店にも出店していますが、売り場面積は釜山駅のほうが圧倒的に広いです。
店舗:サンジンオムク
営業:9時〜22時30分
休業:なし
写真:やま かづ
地図を見る2階のコンコース奥には、韓国伝統お菓子とお粥の店「ビジュン」があります。ここにはイートインスペースがあり、店頭で買ったお餅のお菓子や、ゆず茶などの韓国伝統茶、カボチャやマッシュルームを使った数種類のお粥をいただくことができます。
特にお粥は、朝食として、あるいはちょっと胃に優しいものを食べたくなったとき、とってもありがたい韓国のローカルフードです。
この「ピジュン」、7時からあいているので、早朝の出発でも利用できます。
店舗:ピジュン
営業:7時〜21時
休業:なし
写真:牛肉とマッシュルームのお粥
写真:やま かづ
地図を見るさすがビピンパッの専門店「ボンビピンパッ」。海鮮、カレー、プルコギなど、ビピンパッにもいろいろバリエーションがあって、チョイスを楽しむことができます。
3階のレストランエリアはそれほど人の流れが多くなく、また店内も広いので、食事時間に当たってしまってもそれほど混雑しません。お一人様でもゆっくりと食事をすることができますよ。
店舗:ボンビピンパッ
営業:9時30分〜22時
休業:なし
写真:ヘムルビピンパッ(海鮮混ぜご飯)
釜山駅の列車を利用するために前泊、あるいは後泊で釜山駅周辺のホテルに泊まることがあると、ついつい駅前の中華街やロシア人街に足が向いてしまいます。
確かに、そこには中華料理やロシア料理の店もたくさん並んでいますが、ちょっと敷居が高くて気軽に入れそうなレストランは少ないですね。
それに比べて、釜山駅にはお一人様でも気軽に入ることができるお店がたくさんあるし、24時間営業しているカフェ、コンビニエンスストアもあります。
まさに、駅自体が旅行者にとってコンビニエンスな「駅ナカ」になっているんです。
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