鎌倉駅から徒歩7分、ぼたもち寺は彩りの寺「常栄寺」

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鎌倉駅から徒歩7分、ぼたもち寺は彩りの寺「常栄寺」

鎌倉駅から徒歩7分、ぼたもち寺は彩りの寺「常栄寺」

更新日:2013/01/16 16:07

猫乃 みいこのプロフィール写真 猫乃 みいこ 非日常体験探求家、旅ブロガー、ライター

大小100以上神社仏閣のある鎌倉で、JR鎌倉駅から徒歩で行ける神社仏閣を紹介する、鎌倉さんぽシリーズです。
今回は鎌倉駅から徒歩7分、日蓮上人がぼたもちを食べて処刑を免れたことから「ぼたもち寺」と呼ばれる「常栄寺」のご紹介です。小さい境内ですが、1年を通して季節の花で彩られるワビサビのお寺です。

日蓮上人がぼたもちで命を救われたお寺

日蓮上人がぼたもちで命を救われたお寺

写真:猫乃 みいこ

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1271年、日蓮上人が龍ノ口(藤沢片瀬)の処刑場に護送される途中に、常栄寺の尼がぼたもちを捧げました。
その後、処刑場で不思議な光が現れるという奇跡により、日蓮上人が処刑を免れたことから「頸つぎのぼたもち」と言われ「ぼたもち寺」と呼ばれるようになりました。

朱塗りの山門には「ぼたもち寺」と表記されています。

ぼたもちは、牡丹餅と書くらしい。

ぼたもちは、牡丹餅と書くらしい。

写真:猫乃 みいこ

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本堂にはお寺の正式名称「常栄寺」ではなく「牡丹餅寺」と書かれた提灯が!
ぼたもちは「牡丹餅」と書くのですね。
毎年、日蓮上人の法難の日といわれている9月12日に「ぼたもち供養」が行われます。
740年以上続けられている御供養とは、鎌倉の歴史を感じますね。

牡丹餅寺にちなんだ牡丹ではないけれど、牡丹咲の八重椿。

牡丹餅寺にちなんだ牡丹ではないけれど、牡丹咲の八重椿。

写真:猫乃 みいこ

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境内では、八重椿が満開でした。
牡丹餅寺にちなんだ牡丹ではありませんが、牡丹咲の八重椿は、お花が少なく寂しい印象になる冬に、美しく華やかにお寺を飾ってくれています。

ワビサビの設えに日本の心を見ます。

ワビサビの設えに日本の心を見ます。

写真:猫乃 みいこ

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八重椿のお花が黒の石盤に置かれていて、赤と黒の色のコントラストにしばし見入ってしまいました。
こうやってさりげない装飾にも、お寺のかたのワビサビのセンスが光りますね。

他にも、葉牡丹や夏みかんなども彩りを添えてくれていました。
4月にはレンギョウ、9月にはコスモスのお花が楽しめるなど、1年中色彩に恵まれるお寺です。
季節ごとにどんな装飾を見せてくれるのかも楽しみですね。

塚本柳斉の歌碑があります。

塚本柳斉の歌碑があります。

写真:猫乃 みいこ

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境内には、明治の漢学者「塚本柳斉」が、ぼたもち寺の由来を詠んだ

「これやこの法難の祖師に萩のもち ささげし尼が住みにし所」

と記された歌碑があります。
鎌倉にはこのような歌碑のある神社仏閣がたくさんあるので、歌碑散歩をのんびり楽しむのも良いですね。

鎌倉駅から徒歩で行ける、ぼたもち寺「常栄寺」。
お寺の由来となったぼたもちは売っていませんが、歴史と彩りを感じられる小さなお寺です。
お散歩がてら訪れてみませんか。

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掲載内容は執筆時点のものです。 2013/01/10 訪問

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