シャモニー界隈の宿泊者に配られるゲストカード。到着日から出発日当日まで、シャモニー界隈を走るバスとモンブラン・エキスプレスの一区間を無料で利用することが可能です。このカードを最大限利用して、モンブランをとことん違う角度から堪能しちゃいましょう。
シャモニー界隈の集落を結ぶバスの中で一番長い区間を走るのが1番のバス。1番のバスは、シャモニー中心街から、レ・ズッシュのプラリオンスキー場まで運んでくれます。更に、シャモニー中心街をはさみ、プラリオンとは反対側のル・トゥールスキ−場までも運んでくれます。
まずは、シャモニー中心街をプラリオンスキー場方面に出発して、大絶景が堪能できるポイントと言ったら、レ・ペラン駅周辺。
進行方向に向かい、断然左側に乗車してくださいね。日本の旅行会社のガイド付き観光でもこの場所で下車して、ここからの眺めを堪能する時間を設けています。朝方や夕方の晴れた日は、湖面に逆さに映るモンブラン界隈のアルプスも一緒に堪能できるでしょう。湖と道路を挟んで反対側には、ロッククライミングを楽しむ方たちで賑わいます。
まずは、この写真の手前。大氷河から溶け出した水が真っ直ぐに川となって下っています。レ・ペラン駅を過ぎたらすぐなので見逃さないようにしましょう。
そして、レ・ペラン駅とボッソン駅の中間地点。モンブラン・エキスプレスの鉄道路線の下の小さなトンネルをくぐり、S字カーブにさしかかったら、即後ろを振り返ってみましょう。すると、写真のようにアルプスがまるでカーテンのように折り重なって見えます。夏場は、川でラフティングをする人たちの姿も見ることが可能です。
レ・ペラン駅から次のボッソン駅までは、とにかく見所がいっぱい。シャモニー中心街から見える大氷河の裾とその隣にある中心街からは見えない大氷河の裾が見えるのがボッソン。
写真の草原は、秋は牧草地として羊たちの群れが見えます。
2番のグラシエ・ボッソン行きのバスでは、大氷河の裾の真下まで運んでくれます。夕暮れ時に行ってみましょう。
タコナ駅からレ・ズッシュに行くにつれ、まったく違った角度からアルプスの風景を堪能することが可能になります。
モンブラン・エキスプレスに乗車し、シャモニーに来られる方はまずここからの風景に圧倒されることでしょう。
この角度からは、残念ながらモンブランは隠れてしまいますが、エギィユ・ディ・ミディからモンブランにアタックする人たちが通るバレ・ブロンシュなどシャモニー中心街からは見えない風景を堪能することが可能です。モンブラン周辺の山々が折り重なり、夏の晴れた日にはまるで青いグラデーションのように見えます。
ここからの風景はバスを降りてゆっくり眺めて欲しいものです。なお、ここは冬場は初心者の子供向けスキー場になり、その隣には無料で使える野外のスケート場もあります。
バスを降りたら、バスの進行方向に向かって歩き、鉄道駅へ下る道を渡ったところに小さなスペースがあります。夏場なら、持ち帰り用ピザを買ってここで景色を堪能しながら食べるのが断然お勧め。
どうですか?この大絶景!せっかくシャモニーに来たのに、ここからの景色を見ずに帰るなんてもったいないと思いませんか?今回ご紹介した写真は、秋雪が降った後。標高の高いモンブラン界隈のアルプスでは、夏場でも何度も山頂に雪が降り積もることがあります。
この写真の左側から少し下れば、湖面沿いに無料で利用できるバーべキューの道具もあるので、夏場はグループでここからの夕焼けを堪能しながら、バーベキューを楽しむ人たちで賑わいます。
この近くからも、写真のような風景を堪能しながら登れるハイキングコースもあり、家族連れにも大人気。ここからの夕焼けは、一生涯忘れられない風景になることでしょう。
如何でしたか?特に終点から見える大絶景は、シャモニー界隈の麓から見える中でも一押しのポイント。こんな大絶景を無料でバスに乗りながら堪能できてしまうのに、知らずに帰ってしまうのはもったいないと思いませんか?
前回LINEトラベルjp 旅行ガイドでご紹介させて頂いた同じ路線で、シャモニー中心街を挟んで反対側のル・トゥールスキー場(MEMO1参照)までの車窓も是非併せて堪能してくださいね。
そして、シャモニー中心街の麓から見える大迫力の風景(MEMO2参照)も是非参照して、大迫力の風景をとことん満喫する旅をしてくださいね。
また、モンブランを違う角度から見たい方は、LINEトラベルjp 旅行ガイドでご紹介させて頂いたモンブラン・エキスプレスに乗ってサロンシュまでのショート・トリップ(MEMO3参照)の旅を満喫しましょう。
バスは、夏と冬場のシーズン中は増便されるので、30分前に1本位。春と秋は1時間に1本位であります。更に、ゲストカードで無料でモンブラン・エキスプレス(約1時間に1本)もあるので、時刻表をゲットして、無料で車窓の旅を満喫しちゃいましょう。
晴れて雲ひとつない日と、どす黒く曇った日では、同じ山なのにまったく違った景色に見えます。曇った日には、まるで水墨画のような度迫力のある景色を堪能することが可能です。四季折々、天気や時刻によっても刻々と変る大自然の織り成す最高芸術!是非最高に素敵な景色を心ゆくまで堪能してくださいね。
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