写真:猫乃 みいこ
地図を見る疫病が流行って人々が困っていた1083年、源義家の弟・新羅三郎義光が京都の祇園社(現在の八坂神社)から祭神を分霊して祀り祈願したところ、疫病が鎮まったことから厄除け開運の神社として知られるようになったとのことです。
祭神として、須佐之男命(すさのおのみこと)・稲田比売命(いなたひめのみこと)・八王子命(はちのおうじのみこと)・佐竹氏の霊(さたけしのみたま)が祀られる、鎌倉最古の厄除け神社です。
写真:猫乃 みいこ
地図を見る毎年7月の八雲神社の例祭は、地名から「大町まつり」と呼ばれています。
普段は宝蔵庫に安置され、ガラス越しにしか見ることのできない4基の神輿が繰り出し、乳幼児を抱いて神輿の下をくぐる「神輿くぐり」では、子どもの無事な成長を祈願することができます。
神輿は天王唄を歌う氏子達に担がれながら町内を練り歩き、夜には提灯を取り付け「神輿ぶり」の伝統が見られます。
出店が出て、お囃子や神輿の掛け声が聞こえ、盆踊りや演芸大会まで行われる、とても賑やかな3日間です。
写真:猫乃 みいこ
地図を見る境内には御神木の足下に、新羅三郎義光の手玉石があります。
義光は力持ちとして知られていたのでしょうね、力試しで手玉に取ったと言われている大石です。
石を持ち上げることはできませんが、ご利益のある石としてなでて厄除け開運を祈願することができますので、くるっとなでてみてくださいね。
写真:猫乃 みいこ
地図を見る本堂の正面左右にある雨水をためるための「天水盤」は、武州(現在の埼玉県)の鋳物師 鈴木文吾氏によるものです。
鈴木文吾氏は、東京オリンピックの聖火台を作成した人物としても知られています。
八雲神社の裏山は「祇園山」と呼ばれていて、本堂の右側の天水盤脇から登山口があり、東勝寺跡まで約30分の祇園山ハイキングコースになっています。
ハイキングコースは自然の山道なので、必ず履き慣れた滑りにくい靴で歩いてくださいね。
古都巡りと一緒にハイキングも楽しめる鎌倉、意外な楽しみ方ですよね。
鎌倉駅からの鎌倉さんぽは、小さな神社仏閣でちょっとした発見がたくさんできます。
是非のんびり訪れてみませんか。
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この記事を書いたナビゲーター
猫乃 みいこ
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