伊勢神宮は外宮・内宮だけじゃない!さらに極める別宮4選

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伊勢神宮は外宮・内宮だけじゃない!さらに極める別宮4選

伊勢神宮は外宮・内宮だけじゃない!さらに極める別宮4選

更新日:2015/01/08 15:30

Chiharuのプロフィール写真 Chiharu ライター、熊野リトリート主宰

三重県の伊勢神宮は、正宮・別宮・摂社・末社・所管社の125宮社にもなる総称で、伊勢・志摩・松阪・鳥羽・度会(わたらい)・多気(たき)に点在して鎮座しています。正宮にあたる外宮と内宮へ参拝するのが一般的ですが、せっかく訪れるのであれば125宮社を全てと言わずとも、外宮・内宮ご神域外にある別宮へも訪れてみましょう。さらに伊勢神宮を深めるべく、外宮と内宮以外に鎮座する4箇所の別宮をご紹介します!

伊勢に神宮を創建された、斎王の倭姫命に参る

伊勢に神宮を創建された、斎王の倭姫命に参る

写真:Chiharu

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伊勢の倉田山と呼ばれる丘に、内宮の別宮「倭姫宮(やまとひめのみや)」が鎮座しています。緑ゆたかな静かな環境で、長い石段を上ると遷宮で新しくなった御宮が見えてきます。御祭神の倭姫命は、第11代垂仁(すいにん)天皇の第四皇女で、2代目の斎王でした。天照大御神を祀るための理想の土地を求めて諸国を巡幸し、最終的に現在の三重県伊勢市に辿り着いて伊勢神宮を創建されました。

もともと、皇女・豊鋤入姫命が天照大御神を祀る理想の地を探し求めはじめ、その後、倭姫命に引き継がれました。現在の地に伊勢神宮が創建されるまで、約90年もの歳月がかかったそうです。その間、候補地として一時的に祀られた元伊勢と呼ばれる聖地が各地に数々あります。

こうして、現在の伊勢神宮を拝めるのは倭姫命のご尽力があってのことなのです。天照大御神の鎮座地として三重県伊勢市を見い出し、伊勢神宮の基盤を築いた倭姫命へ、ぜひ一度は参拝しましょう。

所在地:三重県伊勢市楠部町5
アクセス:JR・近鉄伊勢市駅、あるいは近鉄宇治山田駅からバスで徴古館前下車すぐ

内宮の天照大御神の弟神を祀る、月讀宮へ!

内宮の天照大御神の弟神を祀る、月讀宮へ!

写真:Chiharu

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伊勢神宮の内宮から1.8キロメートルの距離に、内宮の別宮「月讀宮(つきよみのみや)」が鎮座しています。御祭神は月讀尊(つきよみのみこと)で、内宮の主神・天照大御神(あまてらすおおみかみ)の弟神にあたります。

天照大御神は太陽の象徴とされ、月讀尊は夜之食国(よるのおすくに)を治めることから月にたとえられます。月齢から暦が導き出され、それは農業に係ることから農耕の神とされています。また月は潮の満ち引きに影響することから、漁業の神としても崇められています。月讀尊は豊穣や実り、豊かさに繋がる神様といえるでしょう。

以下の通りに、4つの宮が東から西へ横並びに鎮座していますが、お参りするのは下記の数字順にお参りください。

2)月讀荒御魂宮(つきよみのあらみたまのみや) 
… 御祭神・月讀尊荒御魂(つきよみのみことのあらみたま) 
1)月讀宮(つきよみのみや) … 御祭神・月讀尊(つきよみのみこと)
3)伊佐奈岐宮(いざなぎのみや) … 御祭神・伊弉諾尊(いざなぎのみこと)
4)伊佐奈弥宮(いざなみのみや )… 御祭神・伊契冉尊(いざなみのみこと)
※伊弉諾尊、伊契冉尊は父神・母神にあたります。

太陽神の天照大御神の内宮と、月を司る月讀尊はぜひ併せて参りたいパワースポットです!内宮からの途中には、みちびらきで有名な猿田彦神社がありますので、一緒に周ってみるのもいいでしょう。

所在地:三重県伊勢市中村町742-1
アクセス:近鉄五十鈴川駅から徒歩約10分

外宮から神が通る道を辿って、月夜見宮へ!

外宮から神が通る道を辿って、月夜見宮へ!

写真:Chiharu

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外宮をお参りしたら徒歩約10分の距離に、外宮の別宮「月夜見宮(つきよみのみや)」があります。外宮の北御門(きたみかど)から1本に伸びる神路通り(かみじどおり)は神が通る道とされ、ここを行くと着きますが、真ん中は神様がお通りになる場所ですので参詣者は道の端を歩いていきましょう。

月讀宮と同じ御祭神を祀っています。しかし、用いる文字が異なりますので、月夜見尊(つきよみのみこと)、月夜見尊荒御魂(つきよみのみことのあらみたま)と書きます。ほぼ式年遷宮を終えている伊勢神宮ではほとんどが真新しい宮社になっています。しかし、月夜見宮ではまだ、2015年2月26日・27日・28日、3月1日にも関連の儀がありますので、この機会にお伊勢さんへ行かれる方はぜひ立ち寄ってみてはいかがでしょうか。

JR・近鉄伊勢市駅前からも徒歩約10分で行くことができる駅前ですが、この一角は別空間で静かなご神域となっています。外宮への行きがけや帰りに立ち寄ることができる好アクセスなのでとっても便利です。

所在地:三重県伊勢市宮後1丁目
アクセス:JR・近鉄伊勢市駅前から徒歩約10分

天照大御神の遙宮!志摩にある伊雑宮へ

天照大御神の遙宮!志摩にある伊雑宮へ

写真:Chiharu

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伊勢市内から離れ、風光明媚な志摩に内宮の別宮「伊雑宮(いざわのみや)」が鎮座しています。諸説はありますが、先述の倭姫命が神饌を奉納する御贄地(みにえどころ)を探していたところ、志摩の地を訪れ建立したとされています。こちらには、天照坐皇大御神御魂(あまてらしますすめおおみかみのみたま)が祀られています。

なんともいえない清廉な空気が満ちるご神域は気持ちのいい空間で、訪れるだけで心洗われることでしょう。海産物が多く採れる志摩では、海の守り神とも崇められています。また、伊勢神宮で唯一のご料田をもち、日本三大田植祭の1つといわれる御田植式(おたうえしき)が毎年6月24日に行われています。

所在地:三重県志摩市磯部町上之郷374
アクセス:近鉄上之郷駅下車、徒歩約3分

おわりに

別宮は、伊勢神宮の外宮・内宮ご神域内にもあり、そこは正宮と一緒にお参りしやすいのですが、外宮・内宮ご神域外の別宮は離れているので場所を知らないと行くことができません。今回ご紹介の別宮は、いずれも伊勢神宮に欠かせない重要な聖地ですので、ぜひチェックください。こうした別宮へも足を延ばせば、さらにお伊勢参りを深く体験していただけること間違いなしでしょう!

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掲載内容は執筆時点のものです。 2014/12/30 訪問

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