幻の「0系新幹線」に会える!!富士市、新通町公園

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幻の「0系新幹線」に会える!!富士市、新通町公園

幻の「0系新幹線」に会える!!富士市、新通町公園

更新日:2015/01/13 10:48

sachieのプロフィール写真 sachie 伊豆史女、伊豆専門ナビゲーター

1964年に開催された「東京オリンピック」に併せて開通した東海道新幹線。その当時、開発された「0系」と呼ばれる新幹線は、今の新幹線の「元祖」である希少価値の高い新幹線。そんな新幹線が展示されている、日本で最初に新幹線を展示した富士市「新通町公園」と、沿線で人気を集めている富士市ならではの、新幹線の撮影スポットをご紹介します。

公園に踏切!?

公園に踏切!?

写真:sachie

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ご紹介する「新通町公園」は、富士市役所のすぐ前を通るメイン道路「青葉通り」を車で東へ約2分の場所にあります。進むと左側にある「静岡地方裁判所富士支部」のちょうど裏側。

公園に着くと、普通の公園にはあるはずのない踏切や、旧国鉄時代に使用した電車の台車などが展示されています。また、JR伊東線伊東駅構内側線で実際に使用されていたレールを使った「レールチャイム」など、電車に因んだユニークな遊具もあります。まさに鉄道ファンの愛称「鉄ちゃん」公園と呼ぶに相応しく、電車好きにはたまらない公園です。

日本の威信をかけて作られた新幹線

日本の威信をかけて作られた新幹線

写真:sachie

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公園内で、際立って存在感をアピールしているのは、こちら。
ご存じ、新幹線!! 今の新幹線とは、だいぶ形が変わっていますね。こちらの新幹線は、1968年に製造された初期型の新幹線車両。0系の0番台と呼ばれる大変貴重な車両で、滅多にお目にかかる機会はありません。

この車両は、引退までの14年11ヶ月の間で、東京から新大阪間を4700回も往復。
地球を約130周する距離を走ったそうです。そして引退後の1983年、富士市が旧国鉄と賃借契約を結び、この公園に設置しました。

開業当時、それまで東京から大阪まで7時間だったのを、4時間で結びました。3時間も短縮して走らせたのは、とても画期的なことだったそうです。国内の技術を集結して造られ、日本の鉄道技術の高さを世界に見せつけた凄い新幹線なんです。

丸みを帯びた独特のフォルム。ユーモラスなデザインは、きっと懐かしく思う方も多いのではないでしょうか?
お次は、そんな新幹線の中を探検してみましょう。

入場料も、乗車券も要りません!

入場料も、乗車券も要りません!

写真:sachie

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土曜日・日曜日・祝日に限り、車内が開放されていて中に入ることができます。
展示されている車両は、先頭車両の1両のみですが、一歩中に入るとご覧の通り。
手すりや鏡がリアルに残されていて、まるで走行中の車内にいるような気分が味わえます。

この通路に「給水器」もそのまま残されていて、思わず「おぉ〜、そういえばあったね」なんて、思わず声を上げてしまう方も。
この通路を抜けると、本物の座席が残されているので座って記念写真を撮ることも可能。
座席に貼られた座席番号や、窓にあるカーテンなど、見事なほど本当にそのままで、保存状態がとても良いです。

座席がある車両の半分は、視聴覚ルームや鉄道模型の展示スペースに改造されていて、鉄道模型はボランティアによって運転会も開催されますよ。

気分は運転士

気分は運転士

写真:sachie

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「じゃ〜ん」こちらは、運転席!
車両の中でも、最も重要な運転席は、やっぱり憧れの場所。
実際に使われていた席に座って、操作レバーやスイッチなど、押すのは誰でも「わくわく」してしまうはず。小さな子供から大人まで人気があって、貴重な体験ができます。

写真中央をよく見ると、運転席に備付けの灰皿が。当時は運転しながらタバコを吸っていたのか、時代の流れを感じられるのも面白いところ。運転席は、車両の先頭部へ向かうとあって、出入りは自由。
入館無料なのでお得に見られますよ!

【新通町公園】
新幹線車両開放日:土曜日・日曜日・祝日
時間:10時から15時

富士山と新幹線のコラボが綺麗!

富士山と新幹線のコラボが綺麗!

写真:sachie

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新幹線の元祖に親しんだら、今度は現役の新幹線を見てみたくなるもの。富士市は、東京から新大阪まで結ぶ全長550kmの東海道新幹線が通り、そのうちの約150kmは、静岡県内を走っています。ここは、日本一の富士山・日本一の河口幅がある富士川、そして新幹線の3拍子揃った美しい写真が撮れる人気の撮影スポットになっています。

富士山をバックに通過するこの光景、覚えがある方もいらっしゃるはず。
実はこの景色は、ドラマやCMなどの数々のメディアに取り上げれらるほどの眺めで、こんな景色が簡単に写せてしまうんです。
新幹線が走る、静岡駅から新富士駅の間にある「富士川橋」は、沿線で最も長い橋。
全長は1373mあって、目の前を「サーッ」と通り過ぎてゆく姿も圧巻ですよ!

ここは、先程の公園から車で約30分離れた場所。富士川の堤防道路付近にあって、河川敷は駐車場も広々としています。
富士市を訪れた記念に、是非一枚いかがでしょうか?

おわりに

新通町公園では、公園の敷地内でボランティアによるミニSLの運行が行われ、親子で一緒に乗車することもできます。運行日は、毎月第二日曜日。9時30分から11時30分・12時30分から14時の2回運行されます。悪天候の場合があるため(鉄道模型の運転会など)詳しくは下記のMEMO【富士山周辺公園ガイド】よりお問い合わせください。

日本の鉄道技術を、世界に知らしめた貴重な新幹線を目にして、新幹線の凄さを改めて感じてみませんか? 新幹線が、もっと面白くなりますよ。
新幹線の車内を見学される際は、開放時間内でも管理人の方に一言声をかけてから利用してください。

掲載内容は執筆時点のものです。 2014/12/28−2015/01/05 訪問

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