信玄の隠し湯、山梨・積翠寺(せきすいじ)温泉でほっこり!

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信玄の隠し湯、山梨・積翠寺(せきすいじ)温泉でほっこり!

信玄の隠し湯、山梨・積翠寺(せきすいじ)温泉でほっこり!

更新日:2015/01/13 17:46

大竹 進のプロフィール写真 大竹 進 元旅行会社勤務、元旅行専門学校講師

信玄の隠し湯と呼ばれる温泉は山梨県や長野県を中心に数多く存在しますが、今回ご紹介する「積翠寺温泉」は、温泉名の元となっている積翠寺で信玄が誕生し、そこに湧く鉱泉で産湯をつかったとも伝えられる、まさに隠し湯の中の隠し湯とも言うべき温泉です。
甲府駅から近くにあるにも拘わらず、あまり知られていない積翠寺温泉とは果たしてどんなところでしょうか?

積翠寺温泉・坐忘庵

積翠寺温泉・坐忘庵

写真:大竹 進

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「積翠寺温泉」とは、「要害温泉」及び「古湯坊温泉」という二つの温泉の総称で、両温泉にはそれぞれ1軒ずつ旅館がありますが、今回ご紹介するのは古湯坊温泉の坐忘庵です。

甲府駅から送迎バスで約20分(車利用では中央高速・甲府南ICから約40分)、甲府の北側にある武田氏の居館跡として有名な武田神社横を通り、更に北上して要害山麓の山道を登っていくと、積翠寺温泉・坐忘庵に到着します。
周囲を山に囲まれ、聞こえるものと言えば小鳥の声くらいで実に静か。
都会の喧騒から隔絶した静寂の空間が出迎えてくれます。

露天風呂でほっこり

露天風呂でほっこり

写真:大竹 進

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この温泉は700年以上の歴史を持つ古湯で、信玄の隠し湯としても知られていますが、旅館も明治元年創業の老舗です。
山の中の一軒宿で、隠れ宿の言葉がピッタリの旅館です。

温泉とくればお風呂ですが、坐忘庵には大浴場とは違う場所に露天風呂が2つあります。
男性用露天風呂はこの温泉を発見した修験者の名前をとって「養曽(ようそ)の湯」と名付けられ、女性用露天風呂は「竹林の湯」と名付けられています。
どちらも15:00〜20:00/6:00〜9:00までは通常の露天風呂として利用でき、20:00以降は貸切の露天風呂として利用可能ですので、家族やカップルの方は貸切でどうぞお楽しみ下さい。

尚、露天風呂には静寂を愉しんで頂くため、洗い場は設けられていませんので、身体を洗う場合は大浴場をご利用下さい。
露天風呂に浸かり、手足を伸ばして何もせずにのんびりするのは、まさに至福の時です。
写真は養曽の湯です。

《温泉データ》
泉質:含鉄泉
効能:神経痛・リュウマチの他、メタホウ酸が多く肌がすべすべし美肌効果もあり。
源泉:18〜20度と低いため40〜41度に加温

名物料理、翠楼とうふ懐石

名物料理、翠楼とうふ懐石

写真:大竹 進

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旅館での楽しみは、お風呂とともに食事ですね。
地元の銘水を使用して作られる「翠楼とうふ懐石」が坐忘庵の名物料理ですので、是非ご賞味下さい。

織部焼の土鍋を「楼」に見立てて自家製とうふが提供されますが、お豆腐のなんとまろやかで美味しい事、土鍋一杯というと結構な量なのに、ぺろりとお腹に納まってしまいます。

勿論料理はこればかりではありません。
季節に合った食材を使い、目にも美味しさが感じられる料理が、見事に盛り付けられて目の前に運ばれ、お腹も気分も大満足になる事間違いなしです。
ダイエットという言葉はちょっと忘れて、楽しみましょう。

夜景もGOOD!

夜景もGOOD!

写真:大竹 進

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坐忘庵は標高780mの位置にあり、夜景もお勧めです。
夕食後の一時、甲府市街の灯りが眼下に瞬く様を眺めるのは、癒しにピッタリの時間です。
夜景を見ながら語り合うも良し、一人静かに眺めるも良し。
周囲に家が無いので、お天気が良ければ都会では見られない多くの星を見つけて楽しむ事もできます。

こだわりの朝ごはん

こだわりの朝ごはん

写真:大竹 進

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坐忘庵では織部焼の土鍋を使い、山梨県産の銘米に鯛や鮎、或いはむかご等を使った炊き込みごはんが、朝ごはんに出されます。
目の前で炊き上がる土鍋のご飯は、今ではあまりお目に掛かれないおこげなどもあり、美味しさは格別。  
起き抜けに一風呂浴びた後、気分の良くなる食事をして、エネルギーをたっぷり補給して下さい。
写真は珍しいむかごの炊き込みご飯です。

おわりに

積翠寺温泉の最寄駅は甲府ですが、JRなら新宿駅から甲府まで特急で1時間半の距離です。
坐忘庵の送迎バスは甲府駅(南口バス乗り場2番)から15:00と16:30、
坐忘庵からは10:00に運行され、所要時間は約20分です。

静寂に包まれた隠れ宿が、都心からこんなに近くにあるなんて、魅力的だとは思いませんか?
坐忘庵は客室数28室のこじんまりした旅館ですから、大旅館に見られるざわつきも無く、山の中の一軒宿の静寂さに包まれ、たっぷりリフレッシュできます。
700年余の歴史を持ち、信玄の隠し湯でもある積翠寺温泉・坐忘庵へ、今度の週末ちょっと行ってみませんか?

この記事の関連MEMO

掲載内容は執筆時点のものです。 2014/12/19−2014/12/20 訪問

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