写真:木内 つばめ
地図を見るコナ空港から車で約45分、赤茶けた大地が続く道を走り続けて辿りつくのが、ザ フェアモント オーキッド ハワイ。その昔、王族が心身を休めるために訪れたというこのエリアに相応しい気品溢れるビクトリア調のホテルは、1990年の開業から今日まで大事に大事にスタッフにより繋がれてきた印象を受けます。
エントランスからビーチまでの動線はドアなどが一切ないオープンエアの造り。日本からの長時間の移動の末、ここのロビーから受け止められる青々とした海と空のスイッチにより、一気にハワイ時間が始まります。邪魔の無い景色、静かな波音・・・日本人が言う「ハワイ」とはほとんど「オアフ島」を指すことが多いですが、そのオアフ島がどれだけ都会なのかを痛感します。
敷地、庭、ゲストルーム、プール・・・どれをとってもゆったりとしているので、ただホテルで安らぎたいという旅行には絶好の滞在先となります。
写真:木内 つばめ
地図を見るこのホテルのビーチは少し湾になっているので、波が穏やか。白砂、そして少しグリーンにも見える海はただ眺めているだけでも満足してしまう美しさです。ここでのんびり過ごすのもよし、スタンダップパドルボードなどアクティビティーを楽しむのもいいでしょう。
プールも申し分ない広さ。遊泳はもちろん、ハワイ島の神秘的な空気を存分に浴びながらプールサイドでの読書や飲食というのもスマートな時間の過ごし方です。
ツアーのプランなどを見るとハワイ島の後にオアフ島に立ち寄るというものが多いですが、ワイキキのビーチやプールは人がごった返して芋洗い状態のこともしばしば。ビーチとプールに関してはハワイ島で満喫しておくと後悔しません。
写真:木内 つばめ
地図を見る雄大な自然を目・耳・肌で感じられるハワイ島。低層のこのホテルでは魅力的な景観を損なうことなく、生きた景色が見られます。大地と海を輝かせる朝日、ホテルがシルエットに浮かび上がる紫がかった夕暮れ、そしてライトアップで艶やかさを増す夜のホテル・・・時間の移り変わりがもたらす美しさをしっかりと感じられるというところも、このホテルをオススメする理由の1つ。ホテルだけが主役じゃない、パワースポットと呼ばれるこの地とまさに共存しているような奥ゆかしさが居心地のよさとなっているのです。
写真:木内 つばめ
地図を見る食べることが大好きな方にはたまらないのが、ザ オーキッド コートの朝食。アメリカンブレックファーストではお馴染みのメニューの他に、ハワイの揚げパン・マラサダ、フレッシュなグアバジュース、そしてパパイヤなどの豊潤なフルーツがずらりと並んでおります。ハワイに来たら食べて帰りたいモノがホテルの朝食で味わえちゃう贅沢。さらにオープンエアの席で最高の景色を眺めながら食べられるというのは、幸福度極まりないです!
またホテル内にある「ブラウンズ デリ」もただのデリと侮れないくらい、質が高いものばかりです。大振りのマフィンなどは日本では出会えないようなおいしさ!「朝食を食べ過ぎちゃった」なんて日のお昼にここを活用するのもいいです。
写真:木内 つばめ
地図を見るちょっとホテル近隣をぶらぶらしたいという時には「ザ ショップス アット マウナラニ」という、小さめサイズのショッピングモールがあります。このエリアの静かさを保つにはちょうどよいサイズのモール。ホテルから歩いて行くと片道約20分弱でお散歩レベルの距離。歩いた後はモールで冷たいスムージーなんかも飲めます。ちょっと歩くのは面倒だな〜という方は、ホテルからモールまでのシャトルバスもあるのでそれを使っても行けます。
アパレルや飲食店の他、みんなが大好きなスーパー(フードランド)もあります。日本では手に入りにくい食品や日用品などはもちろん、デリコーナーには恋しくなるアジアンフードなどもあるのでここは結構重宝できます。
ジョギングし終わったゲストのためにフルーツの入ったお水とタオルをエントランスに用意してくれたりと、ザ フェアモント オーキッド ハワイのおもてなしには愛情を感じます。
大衆的で賑やかなホテルより、落ち着いた時間を過ごしたい方にはオススメのホテル。大人っぽいホテルですが、キッズプログラムなどもあり子供とのステイも楽しめます。
現在オアフ島にフェアモントのホテルは無いので、ぜひハワイ島でラグジュアリー感に浸れるこのホテルを体感してみてはいかがでしょう。
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(2024/9/18更新)
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