礁渓温泉があるのは、台湾北東部の宜蘭県礁渓郷。台湾は山の中にある温泉が多いのですが、礁渓温泉は、台湾でも数少ない平地部の温泉郷です。礁渓には温泉公園が二つありますが、今回ご紹介するのは台鉄礁渓駅から少し歩いた公園路にある礁渓温泉公園。ビジターセンターもこの公園の入り口にあります。入り口には温泉の泉があり、手をつけることができるので、すぐに温泉が楽しめます。公園なのでもちろん無料です。
礁渓温泉は無色透明な炭酸水素塩泉。美人の湯と称されるさらっとした化粧水のような泉質です。写真の足湯も無料なので、ここでゆっくり足浴を楽しみましょう!「足を洗ってから入ってください」と注意書きがあるので、すぐそばにある足を洗う場所でまずは足を洗いましょう。休日は多くの人でにぎわう公園内の足湯。足をつけていると、不要な角質が取り除かれてつるつるになります!無料で足美人になることができますよ。
公園内の至るところで目にする「30分鐘從台北到日本」という看板。「30分で台北から日本へ」という意味ですが、気になりますよね。これは公園奥にある「森林風呂」の案内なんです。台湾では裸で温泉に入るという習慣に抵抗がある人も多いため、「日本へ」というのは、一つには「日本同様の裸で温泉に入る」ということを意味していると言えます。
温泉公園内には有料ですが水着を着て入る温泉もあります。次にご紹介する「森林風呂」は、男女別の露天風呂で裸で入ります。
木々に囲まれた公園内を奥へ奥へと進んでいくとたどり着く「森林風呂」。無料の公園内にありますが、150元(タオルは持参)を払って入るいわばオプションの温泉です。日本風の建物を見ると、確かに「台北から日本へ」というのもうなずけます。そして、入浴後は、化粧水がいらないほど肌がすべすべに!足湯だけでは物足りない!もっと全身で温泉を楽しみたい!におすすめです。「森林風呂」は、24時間営業なので、いつでも入ることができるのも便利です。
礁渓温泉公園は、ビジターセンターがあることもあって、休日の昼間は地元の特産品を売るお店がでていて、お土産も買うことができます。宜蘭名産の「牛舌餅(牛の形をしたクッキー)」や金柑や三星葱を使ったお菓子なども売られています。
お土産を買ったり、足湯につかったり、ゆったりと公園内を散歩しながら礁渓温泉を満喫してみませんか。
礁溪温泉公園
住所 宜蘭県262礁溪鄉公園路16号
礁渓温泉までは台北駅から、バスまたは台鉄で行くことができます。台北駅からのバス「葛瑪蘭客運」は、「承コ路」と「市民大道」交差点にある台北轉運站(バスターミナル)から発車します。
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