八丈島は伊豆七島の1つで、東京・羽田空港から飛行機でわずか約55分、もしくは東京・竹芝桟橋から大型船で約11時間で到着する東京都。かつてNHKで放映された人形劇、ひょっこりひょうたん島のモデルとなった島とも言われ、島の北側にある八丈富士と南側にある三原山が大きくそびえ立ち、上空から見るとまさにひょうたんの形をした島になっています。三原山側にある登龍峠展望台は、ご覧の写真のように広大な太平洋を望みながら八丈富士を裾からもしっか眺められる絶景スポット!八丈島に訪れたら、ぜひお立ち寄りいただきたい展望台です。
八丈島に訪れたらぜひ体験したいのが温泉巡り!特に島の南側には自然豊かな中に佇む趣のある温泉スポットが点在しているんです。特にオススメなのは、先程ご紹介した登龍峠展望を更に南下したところにある「末吉温泉 みはらしの湯」。名前の通り見晴らしの良い高台にあり、露天風呂からも広大な太平洋と小岩戸ヶ鼻の岬がすぐ目の前に広がる絶景のロケーション。こちらの温泉に浸かった時の開放感はたまりませんっ!
実はこちら、みはらしの湯の露天風呂の形もひょうたん型!露天風呂は2つあり、男女入れ替え制で奇数日が男湯、偶数日が女湯となりますので、事前にチェックしてから訪れるといいでしょう。また、内風呂からもガラス面が大きくとられ開放感あふれる造りになっているため、こちらも同様に外の景色をのんびり眺めながらゆったりとお湯につかることができます。その他にも趣が異なった温泉が複数ありますので、レンタカーを借りて温泉一日周遊券(4か所の温泉を1回ずつ利用)や2日間バス乗り放題と温泉入り放題の「BU・S・PA」を上手に使ってお気に入りの温泉を探しに巡られてみてはいかがでしょうか?
※一日周遊券は各温泉・八丈町保健福祉センターで、BU・S・PAは観光協会・町営バス受付・バス車内で購入可能です。
みはらしの湯から更に島の南側に向かってぐるっと周っていくと、滝の裏側も歩けてしまうという裏見ヶ滝に辿り着きます。シダ科の植物が生い茂る原生林に囲まれた場所に足を踏み入れると、滝からの水しぶきで辺り一面はマイナスイオンいっぱいの空間に。そんな涼やかな雰囲気の中で滝の音にそっと耳を澄ませれば、自然とリラックスして癒されてしまう事でしょう。滝の裏側からは、天気がいい日には太陽の光で落ちてくる水しぶきがキラキラと輝くので上を見上げるのもとても気持ちがよいものです。また、滝の近くには「裏見ヶ滝温泉」があり、こちらはうれしいことに無料。男女混浴ですが水着着用で入れますので、ご家族やカップルなど皆さんで楽しむことができます。静寂な森林に囲まれた場所にあり、裏見ヶ滝を見ながらのんびり過ごす事ができる温泉です。
裏見ヶ滝温泉から更に島の西側をぐるっと北上すると、最初にご紹介した登龍峠展望台とはほぼ島の逆側に位置する大坂トンネル展望台へ辿り着くことができます。今までご紹介したところから大坂トンネル展望台を車で周っていくと、これでほぼ島の南側をぐるっと一周したようなルートになります。こちらからは、島の西側から見える雄大な八丈富士をしっかりと見渡すことができ、眼下には夕日が美しいと称される横間海岸が広がり、遠くには八丈小島も見えるという絶景のスポットとなってます。島をぐるっと周りつつ島の東側と右側からの景色を比べ、ひょうたん型の八丈島を想像するのも面白いかもしれませんね。
今回は温泉が複数点在する島の南側である三原山側を中心にご案内させていただきました。
八丈島は、その他に大自然いっぱいの山ならではの楽しみ方として八丈富士/三原山へのトレッキングや、八丈富士牧野・ふれあい牧場などがあります。また、海の恵みとして八丈ブルーの海の中の神秘を体験できるダイビングスポットとしても有名で海水浴場も複数ある事から、少ない滞在日数の中でも大自然の恩恵をたっぷりと満喫するのに最適な場所です。
島寿司や明日葉などの八丈島特産品も八丈島に来たらぜひ食べてみたいもの。温泉に浸かりながら、たっぷりと八丈島の島の魅力に触れてみてはいかがでしょうか?
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