振り向けば絶景!琵琶湖の美しさに息を飲む「長命寺」

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振り向けば絶景!琵琶湖の美しさに息を飲む「長命寺」

振り向けば絶景!琵琶湖の美しさに息を飲む「長命寺」

更新日:2015/01/13 15:46

東郷 カオルのプロフィール写真 東郷 カオル トラベルライター

琵琶湖の湖畔に「長命寺」という、縁起の良い名前のお寺があります。このお寺、地図上では琵琶湖湖畔から500メートルほどの距離しかないように見えますが、訪れてみると湖畔から急な山になっており、808段の石段を登らなくてはならない過酷なお寺。お寺からの琵琶湖は息を飲む美しさですが、808段には息も切れます…。長寿と足腰の健康を祈りに808段を登ってみてはいかがでしょうか?

観光客は808段、地元民は車でスイスイ

観光客は808段、地元民は車でスイスイ

写真:東郷 カオル

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長命寺に公共交通機関で向かうなら、JR近江八幡駅から長命寺行きのバスに乗りましょう。終点のバス停で降りると片側に琵琶湖、片側に山があります。長命寺はこの山の石段を808段登ったところにあります。
立て札には「本堂まで808段」と書かれており、「猿に注意」という注意書きも見られます。だいたい20分くらい登れば本堂までたどり着きます。
意外と人がいないことに気づかれるかもしれませんが、地元の方々は山の上の駐車場にマイカーを停めて100段ほど石段を登るだけなので、好き好んで808段を琵琶湖湖畔から登る人は、トレーニング意外では稀です。

足腰に自身のない方は、あらかじめタクシーを利用して上の駐車場まで行きましょう。

階段ではなく石段

階段ではなく石段

写真:東郷 カオル

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湖畔からお参りする人のほとんどは、石段の数を数えるのではないでしょうか。とりあえず100ずつ。200で四分の一、400で半分、と自分を励ましながら。
長命寺の石段は「階段」ではありません。足元の悪い箇所もありますので、寒いからといってポケットに手をいれたままのお参りは危険ですし、そもそも言語道断。ヒールでのお参りも危険ですからやめましょう。

おおかた登り終えた頃に、涼しい顔をした地元民が山腹の駐車場からお参りに現れますので、ここは意地でも疲れた顔などしないでおきましょう(笑)。

長命寺

長命寺

写真:東郷 カオル

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長命寺は標高333mの長命寺山の山腹(250m付近)にあるお寺で、西国三十三カ所第31番札所になっています。
冬に訪れると、参拝口の琵琶湖湖畔では雪はなかったのに、長命寺には雪があることも。ですが808段を登った方にとっては心地よい冷気のはず。ちょっと激しめの有酸素運動で体はポカポカです。

本堂にお参りしたあとは、また少し登って振り返ってください。いくつものお堂の屋根が重りあった美しい景色に、疲れも吹き飛ぶことでしょう。
滋賀県は古刹・名刹が多く、長命寺もその建物の全てが県・市指定の重要文化財に指定されています。

六処権現影向石

六処権現影向石

写真:東郷 カオル

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落ちそうで落ちない巨石、これは本堂の裏手の斜面にある「六処権現影向石」で「天地四方を照らす岩」とされています。

日本最初の大臣・武内宿禰(たけのうちすくね)がこの巨石に長寿を祈り、「寿命長遠諸願成就」の文字を柳の巨木に記し、300歳以上の長寿を全うされたとか。鳥取県の因幡一ノ宮宇部神社の伝えでは360歳であったともいわれていますので、相当なご長寿です。

境内にはこの他にも巨石がゴロゴロしており、かつての巨石信仰の名残ではないかという説もあります。

もう少し登って!

もう少し登って!

写真:東郷 カオル

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長命寺の本堂にお参りしたあとは、がんばってもう少しだけ登って、是非奥にある太郎坊権現社までお参りを。
ここから見える景色が息を飲むほど美しいのです。かつて白洲正子が「近江の中で一番美しい場所」と讃えただけあります。
遠くに比叡山、比良連峰が見え、足下には母なる湖・琵琶湖。陽の短い冬に参拝すると参拝時間中に琵琶湖の夕景が見られるという特典付きです。

感動には努力が必要!

景色をより楽しむには、やはり琵琶湖のほとりから808段を登ってくるのが良いでしょう。到着して振り返った時の感動はひとしおです。
ですが、808段を登るということは、808段を降りるということでもありますので、決して無理はなさらないように。登りは息が切れますが、降りは膝が笑います。足に力が入らなくなってコケている方も何人か見かけますので、くれぐれもご注意ください。

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掲載内容は執筆時点のものです。 2015/01/11 訪問

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