写真:井伊 たびを
地図を見る千葉県安房郡鋸南町は、越前や淡路島と並ぶ「日本三大水仙群生地」として知られ、毎年「水仙まつり」(2014〜2015年シーズンは12/20〜2/8)が開催されています。
房州の花づくりは、安政年間(1854〜1860年)に鋸南町の保田地区に咲く「元名水仙」と呼ばれる日本水仙を、船で江戸に運ばれたのが始まりだとされています。現在では1,000万本近い水仙が市場へ出荷されています。
緩やかな山野斜面を埋め尽くしながら点在する「元名水仙」を、愛でながらウォーキングすれば、青い大空や早春のそよ風とともに自然の恵みに感謝せずにはおれません。
写真:井伊 たびを
地図を見る寒暖の差が大きい鋸南町の水仙は、香りが豊かで色彩が淡く、背丈が長いのが特徴で、「水仙まつり」の時期は町内各所に甘い香りが漂い、一足早い春の訪れを感じることができます。
写真:井伊 たびを
地図を見る水仙ロード沿いには、地元農家による農産物の直売などが行われ、もちろん水仙の花も購入することができます。
写真:井伊 たびを
地図を見る「水仙」の学名「Narcissus(ナルシサス)」は、ギリシア神話に登場する美少年ナルキッソスに由来しているという説があります。そういえば、「水仙」の花言葉は、「うぬぼれ」とか「自己愛」です。また「水仙」という漢名は、中国の古典の「仙人は、天にあるを天仙、地にあるを地仙、水にあるを水仙という」に由来し、水辺で咲く姿を仙人にたとえたものだとか。
写真:井伊 たびを
地図を見る天気のいい日には、まるで紺碧の海に浮かぶような「世界遺産・富士山」の全景が望めます。
まず現地に着いたら、JR/内房線「保田駅」まえの「観光案内所」で、案内チラシをゲットしましよう。特に「きょなん 自然と歴史の旅」という見開きA3版の案内チラシがオススメです。
ここ鋸南町の水仙の名所は、「江月水仙ロード」のほかにも、「佐久間ダム公園」や「をくずれ水仙郷」「谷沢水仙郷」など、複数点在しています。全て回るには、車かバスなどを利用する必要があります。
また佐久間ダム公園付近では夜になるとライトアップもされ幻想的な水仙を楽しむこともできます。
水仙まつり期間中は、いろいろなイベントも予定されています。水仙まつり写真コンクールなどにも挑戦してはいかがでしょうか?
平成27年は、例年より少し早く2月初旬に満開の時期を迎える見通しです。
水仙開花情報問い合わせ先:0470-55-3989
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(2023/12/7更新)
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