写真:Ise Shinkurou
地図を見るこのお店では貝から出る風味を逃がさ無いようにと、アルミホイルに包まれたハマグリを、その場で焼きながら食べます。貝が自らアルミを押し開けたら食べごろですので、あまり焦げない内にすぐお召し上がりくださいね。
そして貝の身だけでなく貝汁も一気にお口へどうぞ。この貝からにじみ出た焼き汁の風味が絶品!自然な塩味で上品な旨みを持つハマグリの風味が、ゆっくりとお口に広がりますよ。熱いのでやけど等の無いよう、地元民お勧めの食べ方を是非お試しあれ!
写真:Ise Shinkurou
地図を見る「はまぐりプラザ」の主なメニューは4種類。中でも予約なしで食べられる「赤須賀定食」は一番の人気メニュー!焼きハマグリ・磯辺揚・フライと、料理法によって微妙に違った味わいのハマグリを全て愉しんで頂けます。しじみ味噌汁、ご飯、サラダ、磯ノリが付き、このボリュームで1500円とは本当に安いですよね。
地元民も「今日のお昼は焼きハマグリにするか。」って気軽に利用出来る庶民的な食堂なのです。(価格は変動する事もありますのでHP等でご確認下さい)
また予約が必要ですが、「焼きはまぐり定食」もお勧め!こちらは赤須賀定食と同じメニューで、白飯があさり炊き込みご飯に変わります。しょうゆの香りとあさりの香りが上手く炊き込まれた、伊勢ならではのお味ですよ。(当日午前9時まで、電話で予約して頂けます)
写真:Ise Shinkurou
地図を見る食堂内の窓際の席からは揖斐・長良川が望め、遠景には揖斐・長良大橋も楽しむ事ができます。古来より自然災害に苦しみながら交通の要所として栄えた、桑名ならでは風景を楽しんで頂けます。
また食堂の隣には展望デッキを備えたロビーがありますので、そちらからの景観もお楽しみ下さいね。
写真:Ise Shinkurou
地図を見るさてハマグリ料理を満喫されたら一階の展示室へお寄りください。年々減少してきたハマグリの漁獲量を取り戻そうと、地元漁業関係者の長い年月をかけた取り組みがパネルで紹介されています。そして桑名ハマグリの歴史など様々な角度からこの名産品をご紹介しています。
ここで特に興味深いのは葛飾北斎の浮世絵(レプリカ)展示。その中に、松ボックリで蛤を焼く美人画があります。江戸時代には、松ボックリで蛤を焼いていたのです。本当に驚き!でも焼きハマグリは昔も今も人気メニューなのですね。
「はまぐりプラザ」は桑名産の焼きハマグリが食べられる施設ではありますが、その他に漁業交流センター、公民館、漁協事務所が入った複合施設になっています。
ですので外観は一般の料理店と言うより公民館のような雰囲気。初めての方は少し戸惑われるかもしれません。道路反対側の堤防奥に駐車場がありますのでそちらをご利用下さい。(無料)
また季節調理がメニューに加わる時もあり、これも地元民のひそかな愉しみ。冬のシラウオ漁の時期には「しらうお丼」も登場し、人気のメニューとなっています。
また公共の食堂ですので、当日の仕入れが全て無くなり次第閉店となります。その点を踏まえて少し早目にご来店下さい。
「はまぐりプラザ内食堂」
午前11時30分〜午後1時30分
はまぐりプラザ会館は午前9時〜午後9時30分
定休日 火曜日・12月29日〜翌年1月3日
浮世絵や東海道五十三次に登場する「桑名」と言えば、七里の渡しと焼きハマグリ!江戸の昔から愛されてきた庶民の味ですよね。そしてそれを提供する「はまぐりプラザ」は、新鮮な取れたての蛤をリーズナブルに味わえる地元お勧めのお店です。
是非皆様も自然の香り豊かな桑名名産ハマグリを味わいにお出で下さいね。
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この記事を書いたナビゲーター
Ise Shinkurou
はじめまして。旅連れの小太郎と日本中に足跡を付けたく始めた旅も2周目に入りました。「やっぱり日本は広くて深い」ペットと愉しむ旅を・・そして有名観光地に加え「えっ?」って思っていただけるような穴場スポッ…
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