昭和初期〜30年代、京都・金沢に並んで染の三大産地として知られていた落合・中井界隈。当時は川のあちらこちらで染め物を水洗いをする姿が見られたといいます。
林芙美子や赤塚不二夫など、多くの文化人や芸術家を魅了し引きつけたこの地で毎年開催されているのが、街中を染め物が埋め尽くす「染の小道」というイベントです。
このイベントのシンボル的展示となるのが、妙正寺川の川面に反物を張る「川のギャラリー」。反物のサイズは幅36〜40cm、長さ12〜13mと、川面を埋め尽くし風にたなびく様子はまさに圧巻です。
写真:すがた もえ子
地図を見る商店街の店舗の軒先に、染色作家の方々が製作した「のれん」を展示する「道のギャラリー」もこのイベントの見どころの一つです。
どのお店にどんなのれんが掛けられているのか全て見て周ると、ちょっとしたウォーキングになります。
のれんの展示時間は各店舗の営業時間に準ずるとのことです。
写真:すがた もえ子
地図を見る路地裏などにある工房やアンティーク系の着物屋さんものれんの展示に協力。
入場料無料で見学できる所がほとんどで、普段は公開されていないような展示もあるので、この機会にぜひ覗いてみる事をおすすめいたします。
各店舗の独自企画がたくさんあります!
写真:すがた もえ子
地図を見る染色の工房でも様々な企画が行われ、本格的な染色体験なども行われています。
工房の体験は事前に予約が必要な物が多いので、興味がある体験はお早めにお問い合わせを!
事前に時間ごとにどの工房で何が体験できるのかをチェックしておくと、複数のメニューを体験することも可能です。
(写真は型紙を使った型染の体験、製作途中)
毎年2月に開催される染の小道は、2015年は2月27日〜3月1日の3日間の開催となります。川面をたなびく染物や、軒を連ねるのれん、工房での体験など、一日で周り切れないほどのボリューム感。
スタッフの女の子たちが着物姿だったりと落合・中井の街が華やぐ「染の小道」にぜひ足をお運びください。
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(2023/12/1更新)
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