この姫路城は、大天守と3つの小天守が繋がり、幾重にも重なる屋根と破風、白い外壁とが美しい構造を見せる城です。
また、姫路城は不戦不焼の城。400年の歴史の中で戦災に見まわれる事無く、今もその形を保ち続けています。そのため非常にその状態が良く、他に見ない造りから、極めて貴重な文化遺産に指定されています。
大天守は、保存修理の為に立ち入り禁止していましたが、平成27年3月に一般公開が開始され、地元や観光の人達を賑わせています。
春夏秋冬色々な顔を見せてくれる姫路城に、ぜひ出かけてみてはいかがでしょう。
桜の時期、姫路城では主にソメイヨシノやシダレザクラが咲き乱れます。約1000本の桜が城の天守閣にかかり、白い壁に桜の薄紅色が美しく映え、とても美しい景色です。
このみごとな景色は「日本の桜の名所100選」にも選ばれています。
ソメイヨシノは、蕾のうちは濃い赤に見えますが、咲き始めると薄紅色、満開になると白色に近づきます。花が大きく派手なので、咲いている様は春の綿帽子のようでもあります。次にシダレザクラは、枝が柔らかくしなだれている桜のことです。風にそよぐ、やや濃い桜色がとても綺麗な桜です。
この桜たちが姫路城をおおうのは、例年4月上旬。開花の時期は年によって違うので、事前に確認されることをおすすめします。
ぜひ見て頂きたいのは城門の風景。荘厳な城門の周りに、堀を囲うようにして桜が咲いている、見事な様が見られます。
外だけではありません。城の中からも桜が見られます。
西の丸の「百間廊下」の窓から覗いてみましょう。城内のいたるところに植えてある桜の木が、目を賑わせてくれるでしょう。
2015年にグランドオープンをした大天守。ぜひ桜シーズンに出かけてみては如何でしょう。
姫路城へのアクセスは、JR山陽電鉄姫路駅下車、北に向かって徒歩10分。駅からはループバスも出ていますので、姫路駅前よりループバスに乗車し、姫路城大手門前で下車して下さい。
姫路城への入城時間は、時期によって違いますので、確認してからお出かけ下さいね。
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(2023/12/10更新)
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