写真:しの
地図を見る盛岡冷麺のルーツは朝鮮半島で、1954年創業の食道園の初代店主が咸興冷麺と平壌冷麺を基に考案したとされています。
朝鮮半島では麺の素材はそば粉とでんぷんが主ですが、盛岡冷麺は小麦粉と馬鈴薯でんぷんが主となっています。今回訪れた「ぴょんぴょん舎」も、そんな盛岡冷麺の代表的なお店です。
食感はなめらかでとにかくコシがすごい! のど越しと歯ごたえという盛岡冷麺の最大の特徴を楽しむことが出来ました。
スープはお店によって違いますが牛骨や鶏ガラなどを使用したお店が多いです。これがキムチと麺とからみあって、一体となっています。
具はあまり多いとは言えませんが、お肉と卵を乗せているお店が多く
その他はあっさりした素材、きゅうり、梨などです。
いずれにせよ麺とキムチとスープに合うものが選ばれています。
他にも駅前には、辛さが選択出来る事で有名な「盛桜閣」など名店がズラリ!
盛岡のグルメを語るならば、やっぱり冷麺は外せませんね!!
■お店の紹介■
店名:「ぴょんぴょん舎」盛岡駅前店
住所:盛岡市盛岡駅前通9-3
電話番号:019-606-1067
営業時間:11:00〜24:00(ラストオーダー23:00)
特徴:盛岡冷麺の名を全国に広げたお店と言われているので、店舗がたくさんあります。また市内の「盛岡手づくり村」に「ぴょんぴょん舎冷麺工房が」あり、盛岡冷麺の生地作りなどを体験したり試食したりすることができます。
写真:しの
地図を見る次は盛岡じゃじゃ麺のご紹介です。
先ほどの『ぴょんぴょん舎』の近くに、同姉妹店の『盛岡じゃじゃ麺HOT Ja Ja』があるので、ご紹介致します。
じゃじゃ麺とは、小麦と大豆で作った太めの平打ち麺に肉味噌がのった麺です。
トッピングはお店によって異なりますが、麺にショウガ、酢、ラー油などを自分好みにカスタマイズして混ぜ混ぜして絡めながら食べます。
この食べ方もじゃじゃ麺の特徴と言えるかも知れません。
肉味噌はお店によって異なると言われていますが、豆板醤やテンメンジャン、醤油、砂糖、にんにく、生姜等々が主体となっているようなお味です。
麺についてですが『盛岡じゃじゃ麺HOT Ja Ja』の麺は極太のもっちり麺です。注文する際に「13分ほど茹でるのに時間を頂きます。」と説明があったのですが、茹でるのに13分かかるのがなるほどと思うもっちり具合です。打ってから一晩寝かしているというその麺は噛み応え十分、特製のラー油も肉味噌が絡み合い、コクのある具とうまく絡み合う丁度良いものでした。
またじゃじゃ麺の後は「チータンタン」と言う卵スープをシメに頂くのがお勧めです。
じゃじゃ麺を2〜3本残した状態でお皿に生卵を割りほぐし、お店のスタッフに「チータンタンお願いします」とお願いすると、このお皿にスープを入れてくれます。
卵がふわふわに浮いたやさしい薄味のスープですが、塩・胡椒をこれまた自分好みにカスタマイズし頂きます。
残しておいた麺もアクセントになるんですね。
■お店の紹介■
店名:「盛岡じゃじゃ麺HOT Ja Ja」盛岡駅前店
住所:盛岡市盛岡駅前通9-5 佐川ビル1F
電話番号:019-606-1068
営業時間:10:00〜24:00
盛岡三大麺の中でも最も知名度があるのはわんこそばではないでしょうか?
「わんこ」とは岩手の方言で「お碗」を意味します。
その「お碗」に少しずつ盛られたそばを食べるのがわんこそばですが、現在ではお店によって「ゆっくりお客のペースで出すお店」と「次々楽しませるように出すお店」などスタイルは様々です。
また、1碗の量も7杯で1盛り程度のお店もあれば15杯で1盛りのお店とこれまた様々です。
味、スタイルともに様々なのですが、ある程度共通しているのはそばに飽きないように多種多様の薬味が用意されている事、お碗で食べる事、給仕さんが付く事、温かいそばである事です。
大抵のお店は定額制で食べ放題ですが、価格設定によって上限が決まっているお店もあるので自分の希望のスタイルをお店に聞くといいですね。
ちなみに筆者が頂いたお店は15杯で1盛り程度の量で、男性平均50〜60碗、女性平均が20〜30碗との事でした。
■お店の紹介■
店名:「東屋 駅前店」
住所:盛岡市盛岡駅前通8-11
電話番号:019-622-2233
営業時間:11:00〜20:00
特徴:創業明治40年の老舗です。濃い目のそばつゆが特徴です。わんこそばを食べる時に「はいじゃーんじゃん」と給仕さんから掛け声をかけてもらえて楽しみながら食べる事ができます。
写真:しの
地図を見るそれでは今回ご紹介したお店へのアクセスです。
いずれのお店も盛岡駅の東口から徒歩2〜3分です。
駅前にロータリーがありますが信号は近くにないので地下道を利用します。
角に牛丼の松屋さんがある所にじゃじゃ麺の「盛岡じゃじゃ麺HOT Ja Ja」と冷麺の「ぴょんぴょん舎」がほぼ並んだ状態であります。
また、わんこそばの「東屋」は「盛岡じゃじゃ麺HOT Ja Ja」「ぴょんぴょん舎」と通りをはさんだところにあります。
駅の周辺だけで、これだけの麺が食べられる麺処・盛岡!!
一番の“お気に入り麺”を見つけるために、東北新幹線に乗り込んでみてはいかがでしょうか?
※営業時間等は変更される可能性がございます。
あらかじめご確認下さい。
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この記事を書いたナビゲーター
しの
幼い頃から歴史が好きで大学の専攻は東洋史。西国お遍路からピラミッド(エジプト留学あり)やモヘンジョダロまで国内外の史跡巡りをしてきました。最近では史跡めぐりは勿論、趣味が高じて調理師免許を取得。それに…
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