カナディアンロッキーと氷結した湖のコラボに感動!冬のミネワンカ湖の魅力

カナディアンロッキーと氷結した湖のコラボに感動!冬のミネワンカ湖の魅力

更新日:2015/01/22 20:01

カナディアンロッキーには、世界的にも有名な氷原が多く存在します。しかし、町から遠く離れていたり、山脈に囲まれていたりと、アクセス面で少し敷居が高いのも事実。そんな悩みを解決してくれるのが、冬のミネワンカ湖です。カナダのバンフから北に20kmと手軽な位置にあるこの湖は、冬になれば完全氷結。その壮大な風景は他の氷原に引けをとりません。今回の記事では、そんなミネワンカ湖の魅力をたっぷりお伝えいたします。

冬でしかみられないミネワンカ湖の姿

冬でしかみられないミネワンカ湖の姿
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カナダ、バンフの北に位置するミネワンカ湖は、人工的につくられたダム湖であり、バンフ近郊では一番の大きさを誇ります。夏はモーターボートによる水上観光に加え、ダムの底には沈んだ町が今でも残されているので、それを散策するダイビングも有名です。しかし、冬になると夏の賑わいはどこへやら。めっきり人も訪れなくなります。そんなミネワンカ湖ですが、その美しさを最も発揮するのは、他ならぬ冬。カナディアンロッキーの山々の間に広がる、真っ白な大氷原。バンフから車に乗って僅か30分でその風景を独り占めできるのです。

氷結した湖面は、そのままスケートリンクに!勿論、歩いてハイキングも可能

氷結した湖面は、そのままスケートリンクに!勿論、歩いてハイキングも可能
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氷結した湖面の奥行は、なんと30km。湖面はそのまま屋外のスケートリンクとなります。勿論、湖の上を歩いて散策することも可能。湖の入口には大きな駐車場とトイレが完備されています。ぜひ、車をおりて、湖に向かって歩き出してみてください。(本文下MEMOにバンフ国立公園でのスケートについて案内をした「Banff National Park Skating」へのリンクがあります)

雪に包まれた静かな樹林帯を歩くミネワンカトレイルの魅力

雪に包まれた静かな樹林帯を歩くミネワンカトレイルの魅力
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ミネワンカ湖の、もうひとつの魅力は、湖の岸に沿って伸びるミネワンカトレイルです。主に夏に、ハイキングやサイクリングのトレイルとして利用されていますが、冬も。また格別。雪に包まれた静かな森の中を散策すれば、リスやエルク、コヨーテ等の野生動物に会うことができるかもしれません。

ミネワンカ湖につながる道、レイク・ミネワンカ・シーニックドライブは必見

ミネワンカ湖につながる道、レイク・ミネワンカ・シーニックドライブは必見
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バンフからミネワンカ湖までは、レイク・ミネワンカ・シーニックドライブという道でつながっています。サイクリングコースとしても有名なこの道。「シーニック」と名付けられただけあって、その展望は抜群です、特にミネワンカ湖からバンフに向かって南にくだっていく際の展望は見事。目の前にどんどん迫ってくるカスケード山の姿に、思わず息を飲んでしまいます。

少し足を延ばして、氷結したトゥージャック湖とジョンソン湖にも立ち寄ってみよう

少し足を延ばして、氷結したトゥージャック湖とジョンソン湖にも立ち寄ってみよう
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レイク・ミネワンカ・シーニックドライブから少し道をそれれば、ミネワンカ湖の南に広がる、トゥージャック湖とジョンソン湖につながります。こちらも冬はスケートリンクとして有名。雪がつもれば、スノーハイクに最適です。展望台からの氷結したトゥージャック湖の眺めも素晴らしいものがあります。

おわりに

いかがでしたでしょうか?
ミネワンカ湖をはじめとしたカナディアンロッキーには、夏の間に80%の観光客がやってくるといわれています。一方で冬の間は、観光客も少なく、落ち着いた雰囲気をみせます。大自然を独り占めしたいのであれば、この時期が一番。航空券のチケットも、夏に比べれば安くなります。
ぜひ、冬のカナディアンロッキーに足を運んでみてください。きっと、忘れられない風景に出会えるはずです。

この記事の関連MEMO

掲載内容は執筆時点のものです。 2014/12/27−2015/01/04 訪問

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