HIバンフアルペンセンターは、いわゆる若者向けの宿「ユースホステル」に類されますが、若者だけでなく、老若男女だれもが利用でき、男女混合のドミトリーに限らず、団体向けの大部屋や、個人向けの個室もあります。部屋も毎日清掃が入り、大変清潔。シャワールームは共用ですが、洗面所とトイレは部屋の中にあります。これだけの洗練された設備が整って、値段はしっかりユースホステル。バンフでは珍しい5,000円以下で泊まれる宿なのです。
(本文下MEMOに「HI-Banff Alpine Centre」へのリンクがあります)
このユースホステルのランドマークともなっているのが、別館にある大きな吹き抜けの共用スペースです。暖炉を中心として、窓側にいくつもの椅子と机が並べられており、カフェや図書館を彷彿とさせます。2階には、個人でも寛げるように、少し小さめのスペースが用意してあります。時間を持て余したら、心地よいソファの上で本を読んでみるのもいいかもしれません。
長期で滞在する人に有難い設備として、厨房並みに広いキッチンが挙げられます。旅行先で毎日外食をしていると、どんどんお金がなくなってしまうもの。スーパーで食料品を買い込んで、ここで料理をしてしまいましょう。個人の食料品や飲み物は、専用のボックスに名前を書いておけば盗られる心配もありません。巨大な冷蔵庫がいくつかあり、そこに入れておくことができます。
他に挙げておきたい魅力的な設備として、衣類が汚れてきたときに助かるコインランドリー、朝食から夕食までお世話になるレストラン、夜は毎日パーティが開かれるバーがあります。加えて、毎日何かしらのイベントを行っているので、興味があれば参加してみるといいかもしれません。
残念ながら、HIバンフアルペンセンターの立地はよくありません。バンフのダウンタウンから離れ、山の上に登った場所にあります。しかし、ご安心ください。スタッフに5ドルをデポジットとして預けることで、なんと、バンフ一円を網羅する市内バスRoamの乗り放題カードを手に入れることができるのです。勿論、カードをスタッフに返却すれば預けた5ドルは戻ってきます。これで、ダウンタウンへも、更には、アッパー温泉やサルファー山等、少し離れた観光地へも無料で行けてしまうのです。
(本文下MEMOに、バンフの市内バス「Roam」へのリンクがあります)
いかがでしたでしょうか?
バンフは大変治安のいい町ですが、それでもダウンタウンの中心は夜遅くまで騒がしくもあります。静かな環境でゆっくりしたい、そんな人には、ぜひ、HIバンフアルペンセンターがお勧めです。
宿の窓からみえるのは、白く輝くカナディアンロッキーの山々。HIバンフアルペンセンターは、印象的で快適なバンフの滞在を約束してくれます。
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(2024/12/5更新)
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