大人気「高尾山の冬そばキャンペーン」おすすめの冬そば4選

大人気「高尾山の冬そばキャンペーン」おすすめの冬そば4選

更新日:2015/12/26 18:44

京王電鉄が毎年開催している開催している「高尾山の冬そばキャンペーン」は、2016年で14回目を迎える冬の人気イベント。
高尾山の参道や山頂、高尾山口駅近くの国道20号線沿いにあるお店が対象です。
京王線各駅や売店などで無料配布しているそばマップには、ちょっとお得なクーポン券もついています。
今回はお薦めのおそば屋4店と、効率よく回るためのポイントをご紹介します♪

栄茶屋の「自然薯そば」

栄茶屋の「自然薯そば」
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「栄茶屋」は、高尾山口駅からケーブル清滝駅に向かう途中の参道にあるおそば屋です。
地元産のきくらげを使った「天狗の耳たぶ」や、とろみがあって身体の温まるきのこ汁そばが人気ですが、一番おすすめしたいのが「自然薯そば」。

おそばにたっぷりとかかった自然薯は皮ごと擦っているので少し茶色っぽいのですが、
ふわふわと軽いのに、粘度が高くておそばとよく絡まります。
胃に余裕があるようなら別注文の麦めしを頼み、とろろ汁を少し残して麦めしを投入!麦とろめしのできあがり♪

地酒やワインもあり、おつまみメニューも充実しています。
普通のとろろそばもおいしいのですが、この自然薯そばは一度食べるとやみつきになりますよ!

住所:〒193-0844 東京都八王子市高尾町2479
営業時間:午前11時〜午後6時/年中無休

十一丁目茶屋の「とろろそば」

十一丁目茶屋の「とろろそば」
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「十一丁目茶屋」はケーブル高尾山駅から参道を少し登った左手、見晴台の隣にあります。
明治時代に開かれたという歴史ある茶屋は、薬王院から約十一丁(約1km)の距離にあることから「十一丁目茶屋」と名乗るようになりました。
店頭で売られている名物の焼きだんごの香ばしい香りは、登山客の胃袋をガッチリ掴んでくれます。

ここの「とろろそば」はおそばの上にとろろと生卵が乗ったオーソドックスなスタイル。
幅広の手打ち麺とよく絡み、生卵をつぶして混ぜればつゆのしょっぱさがまろやかになります。

寒い時は店内でゆっくりしたくなりますが、よく晴れていて風の弱い日なら、店内奥にあるテラス席がおすすめ。
冬は空気が澄んでいるので、スカイツリーや江ノ島まで見渡せる絶景が楽しめるのです。
こんなに都心を一望できる最高のロケーションで、温かいおそばをいただく幸せ…ぜひ体験してみてください♪

住所:〒192-0000 東京都八王子市高尾町2179
営業時間:午前10:30〜午後4:00

高尾山門前もみじや「冷やしとろろそば」

高尾山門前もみじや「冷やしとろろそば」
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「門前もみじや」は薬王院の山門の目の前にあるお食事処。
2002年にポール・マッカートニーが来日した際に立ち寄ったそうで、ビートルズファンの間でも有名なお店です。

こちらのお店でおすすめしたいのは、温かいおそば…と言いたいところですが、つけとろろそばもおいしいのです。
盛られてきたおそばを見ると一見量が少なめに見えるかもしれませんが、極太の平麺はしっかりとしたコシがあって、食べごたえもあります。
つけ汁も甘めでしょっぱすぎず、サイドメニューのみそおでんとの相性もGOOD。
そばにちょっと飽きたな〜という人には丼ものやカレーもあります。

山門の目の前という立地もあって、混み合うことが多いです。
悪天候時は休業となることも多いので、薬王院参拝の前に休業しているかどうかチェックをしておいて、参拝の後に立ち寄るのがいいかもしれませんね。

住所:東京都八王子市高尾町2177
営業時間:午前10:00〜午後4:00

高橋屋「とろろそば」

高橋屋「とろろそば」
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ケーブルカー清滝駅の正面、多くの登山客が行き交う道で一段と目を引く、古民家のような風情ある建物が「高橋屋」です。

創業は天保年間、200年近くもの間、薬王院への参拝客を見守ってきた老舗。
店内から屋根へと突き抜けて伸びる柿の木はお店のシンボルでもあります。

このお店のとろろそばは「畑のキャビア」とも呼ばれるとんぶりが添えられています。
ふわふわのとろろとうずら卵、とんぶりをさっと混ぜておそばの上に乗せれば、そばの風味とともにプチプチとした食感が楽しめます。
きざみ海苔は入っていませんが、各テーブルに置かれた缶にありますので、お好みでかけていただきましょう。

そば団子や丸ごと柿のシャーベット、季節の天ぷら、日本酒など、サイドメニューも充実。電車での訪問ならお酒も楽しめますね。
小盛りのおそばや丼ものもあるので、組み合わせてのオーダーも可能です。

所在地:〒193-0844 東京都八王子市高尾町2209
営業時間:10:00〜18:00(季節毎に休業日あり。事前にWEBでご確認ください)

もっと食べたい…そんなあなたへのアドバイス!

もっと食べたい…そんなあなたへのアドバイス!
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おそばといっても、つけつゆだったりかけだしだったり、手打ち麺だったり仕入れ麺だったり、薬味も天ぷらも違う…。
高尾名物といわれている「とろろそば」にこだわって食べ歩いたとしても、同じ味のお店はひとつもなく、どれも個性的なおそばに感じられます。
食べ比べは楽しいのですが、体力的にも胃袋的にも一日で全部を回ることはまず不可能でしょうし、毎週高尾山に行っていたら交通費だってかかります。

それでも、一度にたくさん食べ歩きたい!という人へのアドバイスをいくつか。

まず、「下山しながら食べること」。
最初の一杯目、二杯目あたりまではおいしいと思えても、満腹状態の登山は危険です。
途中で気分が悪くなってしまったら、その日は台無しになりますよね。
そのためにも、薬王院や山頂へ先に行き、帰りに食べながら下山することを強くおすすめします。

そして、「つゆを全部飲まないこと」。
関西だしと違ってそばつゆが濃くしょっぱいので、全部飲み干すとものすごく喉が乾きます。喉が乾くと水を飲みたくなりますが、そこで飲んでしまうとすぐに満腹になってしまいます。
たとえ生卵が入っていて味がマイルドだったとしても、卵1つ分は量が多いので注意!
胃袋が底なしだから大丈夫!という自信のある方以外は、つゆを全部飲むのは避けたほうがいいでしょう。

最後に、「行ける時にたくさん回ること」。
一日に何軒もおそば屋をはしごすることのメリットは、お店による味の違いを存分に楽しめることにあります。
ただし、食べ歩きをするならお天気の良い日であることが大前提です。
低山といっても天候が変わりやすく、悪天候になるとお店を閉めてしまうことも多いのです。
絶景が見られるお店も天気が良くなければ眺望は期待できませんので、晴れていたら朝イチで出かけることをおすすめします。

冬もアツい!イベントが目白押しの高尾山で、食べ歩きチャレンジ♪

高尾名物といわれている「とろろそば」ですが、その味はさまざま。
手軽に食べ比べができるほど食事処が密集している場所もそうありません。
個性あふれるおそばの中から、お気に入りの一杯を見つけてみませんか?

高尾山は低い山で世界で一番登山者が多く、誰でも簡単に登れる山と思われがちですが、路面が濡れていて滑りやすい箇所もありますので、必ずスニーカーなど歩きやすい靴でお出かけくださいね。

期間内に対象店で500円以上のおそばやうどんを食べると、スタンプがもらえます。集めたスタンプの数に応じて抽選で商品が当たるので、チャレンジしてみてはいかがでしょうか。

薬王院では、2月3日に節分会、3月8日に火渡り祭も開催されます。
温かいおそばを楽しみながら、冬の高尾を満喫しちゃいましょう♪

掲載内容は執筆時点のものです。 2015/01/18 訪問

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