『越前加賀海岸国定公園』をのんびりとドライブ

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『越前加賀海岸国定公園』をのんびりとドライブ

『越前加賀海岸国定公園』をのんびりとドライブ

更新日:2013/02/14 15:34

SHIZUKOのプロフィール写真 SHIZUKO 舞台演出者

福井県の日本海沿いのおよそ100キロ余り続くリアス式海岸線を中心とした『越前加賀海岸国定公園』。この地でもっとも有名な観光地は『東尋坊(とうじんぼう)』。世界的にも珍しい奇石群は目を見張るものがあります。また『越前そば』も見逃せません。

絶景と美味しいものを楽しむのんびりドライブに出かけましょう。

まずは『越前そば』を食べに行く

まずは『越前そば』を食べに行く

写真:SHIZUKO

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『越前そば』は、別名『おろしそば』と呼ばれます。

冬でも冷水で締めた蕎麦に大根おろしを乗せて、出汁をかけて食べるぶっかけスタイルが定番。

日本三大蕎麦(戸隠そば・出雲そば・わんこそば)には入っていませんが、そのグレードはかなりのもの。そば粉100パーセントの十割蕎麦は、そば殻ごと挽いたそば粉を使うので、色が黒いのが特徴。そのため、蕎麦の香りが強く出ます。

越前そばの中心地とされるのは、越前南部の武生(たけふ)・今立(いまだて)地域。70軒以上の蕎麦屋がひしめき、味を競っています。

今回、ピックアップしたのは『そば蔵谷川』。北陸自動車道武生インターを降りて、街中をナビに従って走ること15分。市役所の裏側をしばらく迷って、辿り着いたのはとても落ち着いた蔵のある邸宅風のお店。もう、期待感で口の中はヨダレでいっぱい。

さっそく『おろしそば』650円を注文。待つこと10分少々。やや太めで平たい、色黒の無骨なそばが目の前に。大根おろしにかつを節がトッピングされた蕎麦の姿。見るからに美味しそう。たまらず箸でつまみ上げ、口に運ぶ。

いやー、いや、まあ、すごい。美味しい! と、口にするのも惜しいくらい、口に広がる香りにうっとり。歯ざわり、喉越し、申し分なし。わざわざ高速道路を途中で降りる価値があります。

『そばがきぜんざい』に出会う

『そばがきぜんざい』に出会う

写真:SHIZUKO

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『そば蔵谷川』は、名物のおろしそばはもちろん絶品なんですが、関西ではなかなか食べることが出来ない『そばがき』をいただけます。

『そばがき』とは、そば粉を熱湯で捏ねて団子状にしたものですが、そば粉自体が美味しくないと食べられたものではないので、そば処ならではの名物といえる食べ方。ネットリしたそば団子を醤油などにつけていただきます。池波正太郎の小説によく登場する食べ物で、一度食べてみたいと思っていました。

そのそばがきのぜんざいが、このお店ではいただけます。

モッチリした大振りのそばがきが、あっさりした甘みのあずき汁の中にどーんと2つ。そばの香りを邪魔しないすっきりとした味の『そばがきぜんざい』。これは、絶品でした。

今回訪問したのは一軒ですが、食べ歩きをしたい誘惑に駆られる蕎麦どころです。ぜひ、何軒か食べ比べてみてはいかがでしょう。

名勝『東尋坊』で、海の力に圧倒される

名勝『東尋坊』で、海の力に圧倒される

写真:SHIZUKO

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越前そばでお腹を満たした後は、いよいよ越前海岸の絶景ドライブと行きましょう。海沿いのドライブは、天気がよければ、どこまでも続く青い海と空に歓声が上がる美しさ。開放感も抜群です。

越前海岸最大の観光地は『東尋坊(とうじんぼう)』。

東尋坊と聞けば、大体の場所をイメージできる人と全く判らない人の世代間ギャップは、結構激しいかも知れません。かつては一大観光地でしたが、今では、訪れる人の数がかなり減ったとか。でも、景色の素晴らしさは、今でも全く色あせてはいません。

東尋坊の岸壁の高さは25メートル。六角形や五角形の岩が規則正しく真っ直ぐ伸びる柱状節理が延々と続く絶景は、世界的にも珍しい貴重な風景。国の天然記念物に指定されているだけあって、見るものを圧倒します。

ひとくちに25メートルと言っても、崖の上から覗き込むと吸い込まれるような断崖絶壁。砕ける波の激しさに足がすくみます。

東尋坊を楽しむには、いくつかの散策コースがあります。時間のない人は、賑やかな東尋坊商店街をぬけてすぐの辺りだけをサラッと見ることも出来ますし、時間があれば1時間くらいしっかり散策できるコースも整備されています。また、遊覧船もあるので、海から断崖絶壁を見上げるのも迫力充分。それぞれの時間に合わせて、お楽しみください。

名刹『那谷寺(なたでら)』で深山幽谷に出会う

名刹『那谷寺(なたでら)』で深山幽谷に出会う

写真:SHIZUKO

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海沿いから、少し内陸に車を進めましょう。

縄文時代から霊地だったこのお寺。西国三十三観音霊場巡りの基礎を作った花山法王が、三十三観音のすべてがこの山に凝縮されていると、西国三十三所観音霊場第一番『那智山青岸渡寺』の「那」と、三十三番『谷汲山華厳寺』の「谷」の文字を取って『那谷寺(なたでら)』と名付けられた由緒正しいお寺です。

小さいけれど立派な山門をくぐり、参道を進むと、国指定の重要文化財の書院や朱塗りの金堂があり、その向こうに岩山や洞窟が現れてきます。まるで、西遊記で孫悟空たちが訪れた深山幽谷のような『奇岩遊仙郷』。山水画のような風景は、まさに霊場の風格。

国指定重要文化財の本殿にお参りしたあとは、それぞれの持ち時間に合わせて、山肌沿いに三重塔や境内に設置されている三十三観音を巡ることもできます。

ゆっくりとちょっと険しい山道を歩いていると、参道がすぐそこにあるにも拘らず、人里離れた巡礼の道を歩いているような、とっても落ち着いた気持ちになりました。

大人気『魔除けうさぎ』をゲットする

大人気『魔除けうさぎ』をゲットする

写真:SHIZUKO

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東尋坊から程近い場所に『月うさぎの里』があります。

50羽以上のウサギが飼育されていて、世界最大級のウサギ・フレミシュジャイアントもいます。館内では抱っこタイムというウサギとのふれあい時間が設けられていて、皆さん楽しんでらっしゃいました。

お饅頭などのお土産物がたくさん並ぶお店です。

ここの目玉は『魔除けうさぎ』。実に20種類ほどの魔除けうさぎが売られているんですが、それぞれに個性たっぷり。全長15センチとちょっと大きめの色とりどりのうさぎたち。色によって、何の魔除けかは違うようです。なんともキュートな姿。魔除けじゃなくても、ついついゲットしたくなります。というのも380円というお手ごろ価格なんです。ネット販売でも、かなりの人気らしく、色によっては品切れなんてことも。いろんなお土産がありますが、たまにはこんなインパクトのあるものもいいかもしれないと思いませんか。

越前加賀をドライブして、美味しいもの・絶景・お土産の旅の必須アイテムを手に入れてみてください。きっと、いいことありますよ。

掲載内容は執筆時点のものです。

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