写真:やま かづ
地図を見るアメリカ、カナダ各地には、外国から移り住んだ人たちがコミュニティを築いた街がたくさんあります。サンフランシスコにはチャイナタウン、ロスアンゼルスにはリトルトーキョー。そして、サンディエゴにはリトルイタリー。
もともと、このエリアには、1920年代から1970年代にカリフォルニアの水産業についていたイタリア系移民が暮らしていましたが、水産業の衰退とともに街の活気も失われていきました。
しかし、その後、再開発が進められ、現在のようなサンディエゴの中でも屈指のトレンディな街に変身を遂げました。
写真:やま かづ
地図を見るリトルイタリーの中心は、街を南北に走るインディアストリート(India Street)。通りに沿って、老舗のイタリアンレストラン、イタリアンコーヒーをサービスするカフェ、手づくりピザの店、イタリアの食材を扱うマーケット、その他、イタリア直輸入品のブティックにイタリア出身のアーティストの作品を展示しているギャラリー。右を見ても左を見ても、どの店からもイタリアの陽気な雰囲気が漂ってきます。
写真:やま かづ
地図を見るリトルイタリーは、たくさんのおしゃれなイタリアンレストランが軒を並べていて、お昼前からどんどん活気づいてきます。
しかし、朝食としてイタリアンを食べたいなと思ったとき、気軽に入れるお店があるといいですね。それなら、頼りになるのがここ、パッパレッコ(Pappalecco)。パニーニやジェラートで人気のカフェレストランです。
店内のショーウインドウにはいろいろなファイリングのパニーニが並べられています。挟まれたバケットから顔をのぞかせているピンクのサーモンや優しい色をしたモッツァレラチーズ、そのままガブッといきたくなります。
しかし、ここはぐっと我慢。ホットプレートでプレスしてもらい、あくまでもパニーニとしていただきましょう。
それらのパニーニは店内で食べることもできますし、表通りのテラス席でいただくこともできます。もちろん持ち帰りもOKです。
ちなみに店内で食べたいときは「For here」、持ち帰りたいときは「To go」ですから、オーダーするときに店員さんにお願いしましょう。
店舗:Pappalecco
営業時間:7:00-22:00(但し、土・日の開店は8:00)
住所:1602 State Street, San Diego
写真:やま かづ
地図を見る日が暮れるとさらに活況を呈するリトルイタリーのレストラン。テラス席が用意され、ちょっと着飾ったカップルやグループがほんのり暗い照明の下でグラスを傾けているのを見かけます。
せっかくリトルイタリーに来たんだから思い切って席に着きますか?それとも、気後れして店には入れず、空腹のままリトルイタリーをさまよいますか?
いえいえ、心配ご無用!!ここ、ランディーニズ・ピッゼリア(Landini’s Pizzeria)は、おひとり様にも財布の中身が寂しい方にもとっても優しいんです。
ショーウインドウには、十数種類のスタンダードなピザからオリジナルのピザまで軽く焼き上げて並べられていますので、それらの中から好きなものを選んでオーダーすれば再加熱してもらえます。
焼きたてピザにはかなわないけど、リトルイタリーでイタリアン!と思っているあなた、後悔はさせませんよ!
店舗:Landini’s Pizzeria
営業時間:11:00-23:00(但し、金・土は14:00まで)
住所:1827 India Street, San Diego
写真:やま かづ
地図を見るリトルイタリー恒例のファーマーズ・マーケット(メルカート)は毎週土曜日に開催され、シダーストリート(Ceder Street)の4ブロックがたくさんの人で賑わいます。
とれたて野菜、フルーツ、ハーブ類、どれもオーガニックにこだわったものばかり。生産者の直販なので、体に優しい割にはお値段はとってもリーズナブルなんです。
また、パニーニやコーヒー、スムージーなどの屋台も素材にこだわったものを揃えているので、オーガニック好きな方ならお気に召すこと間違いありません。
営業:毎週土曜日 08:00-14:00
リトルイタリーは2つの違った雰囲気を持っています。1つは昼間の陽気なカジュアルな街の雰囲気、そしてもう一つは夕暮れ後のちょっとフォーマルな雰囲気。
あなたはどちらのリトルイタリーがお好みですか?
リトルイタリーはサンディエゴ・トローリーのグリーンライン、COUNTRY CENTER/LITTLE ITALYの駅からも近く、気軽に立ち寄ることができるエリアです。
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(2023/12/6更新)
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