写真:鮎川 キオラ
地図を見る筑波山中腹、標高250mほどにある筑波山梅林は、約1,000本の紅白の梅が2月中旬から3月上旬にかけて咲き乱れます。こちらの梅林の醍醐味は、何と言っても咲き乱れる梅の花と眼下に広がる眺望です。梅林の高低差による見晴らしは最高です。
目の前には、関東平野の田園風景がのどかに広がり、晴天の日には、遠く富士山やスカイツリー、高層ビル群を望むことができます。早春の梅の香りに包まれながら見るこの景色は格別です。
写真:鮎川 キオラ
地図を見る梅林には、黒々とした筑波石の巨石が配置されています。真っ黒になるほどに高い値打ちがつくと言われる筑波石と鮮やかな梅のコントラストは、情緒があります。梅林内は斜面に位置しているので高低差がありますが、お休み処も点在しているので休憩しながら最上部の藁葺き屋根の「展望あずまや」をぜひ目指してください。
「展望あずまや」までは、舗装された道路や木道を利用すれば、ベビーカー利用の家族連れからお年寄りまで幅広い年代の方にもお楽しみいただけます。
筑波山梅林では2月中旬から3月下旬にかけて梅まつりを開催しています。野点茶会やガマの口上売り、梅茶サービスなどおもてなしイベント盛りだくさん。ただ期間中の週末は大変混み合います。人混みを避けてのんびり鑑賞したい方は、平日または週末の午前中の時間帯がおすすめです。
【第44回筑波山梅まつり】
期間:2017年2月25日(土)から3月20日(月・祝)
入園料:無料(自家用車利用の方は、駐車場1台500円)
※詳しいイベント情報は、リンク先をご覧ください。
写真:鮎川 キオラ
地図を見る筑波山梅林は、表筑波と呼ばれるつくば市側の南斜面に位置しています。石岡市方面の裏筑波にある茨城県フラワーパークでは、梅が満開の時期に河津桜が見ごろを迎えます。折角なので、梅と桜の両方をよくばりに鑑賞してみてはいかがでしょうか。
茨城県フラワーパークと言えばバラが有名ですが、四季折々の花を楽しめる施設となっています。早咲きの桜として有名な河津桜の林があることはあまり知られていません。その数約250本。筑波山梅林の梅が見頃の2月下旬から3月上旬ころに河津桜も見頃を迎えます。
ここの河津桜の木は、まだまだ若木なので、これからが楽しみの名所ですが、うららかな春を満喫できます。何より穴場なだけに混んでいないのがいい。
【茨城県フラワーパーク】
茨城県石岡市下青柳200番地
開園時間:9:00-17:00(12、1月は16:00まで) 毎週月曜定休日
入園料:12月から3月と8月 大人370円 小人190円
4月から11月 大人740円 小人370円
写真:鮎川 キオラ
地図を見る桜の林の中を散策する観桜もいいのですが、広々とした場所にぽつんと一本だけ咲く一本桜は、神聖な気分にさせてくれます。背景に見える山並みとピンク色の河津桜のコントラストが美しい。
この時期の園内で、河津桜が満開を迎えていることは、あまり知られていません。なので、静かに桜を鑑賞したい方にはお勧めの穴場です。
春を告げる、「梅」と「桜」を楽しめる早春の筑波山のスポットを紹介しました。春の香りを胸いっぱいに吸い込みたくなる風景が待っています。やわらかい春の日差しに誘われてお出かけしませんか。
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この記事を書いたナビゲーター
鮎川 キオラ
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(2025/1/19更新)
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