写真:藤田 聡
地図を見る北浦湖岸「白鳥の里」は白鳥飛来地の一つで、2015年も100羽弱のオオハクチョウの飛来が確認されています。しかし、渡り鳥のオオハクチョウは日の出とともに行動開始し、餌を求めて飛び立ってしまいます。
渡りをしないコブハクチョウも住み着いているので、昼間行ってもコブハクチョウが居て、「白鳥の里」と呼ぶに相応しい景観が広がります。なおクチバシが黄色いのがオオハクチョウで、クチバシがオレンジ色で人間で言えば鼻がある場所にコブがあるのがコブハクチョウです。
写真:藤田 聡
地図を見る北浦「白鳥の里」は遠浅で上陸可能になっており、白鳥や鴨が上陸して来ます。とはいえ、上陸するか否かは完全に白鳥や鴨の気分次第なので、上陸していない場合ももちろんあります。
最初の写真は北浦に向かって右手にある、別のスポットで撮影したものですが、そちらは水深が深く子供には危険です。子供連れの方は、遠浅になっているスポットで白鳥が来るのを気長に待ちましょう!その為にも、十分な防寒着を来ていくのがおすすめです。
写真:藤田 聡
地図を見る北浦湖岸「白鳥の里」は無料の観光スポットで、周囲に売店等は無くトイレも仮設があるだけ。餌は米かパンですが付近にコンビニも無いので、事前に購入して持参する必要があります。餌を持っている事が分かると、水鳥が大興奮!近寄ってきて取り囲まれて催促されます。その様子は水鳥に襲われているように見える程で、実際餌をあげる人も恐怖で体を後ろに引いたり、鳥を避ける様子も見られます。
なお今回掲載した写真は当然ですが、合成等は一切しておりません。このように水鳥と至近距離で触れ合えるのですから本当に圧巻で、インスタを映え・SNS映えも抜群です!
写真:藤田 聡
地図を見る北浦「白鳥の里」では白鳥が主役のはずですが、実は特に印象に残るのはユリカモメです。容姿が美しく華やかなので、空にユリカモメが舞っている写真が一枚撮れると、それ以降、空にユリカモメが居ない写真を写しても失敗作にしか見えない程。よって今回の写真も、全て空にユリカモメが舞っている写真を掲載しました。
美しい容姿とは裏腹にユリカモメの本性は凶悪で、鴨や白鳥から餌を横取りする様子を頻繁に目にします。餌を持っている人に襲い掛かるように催促するのもユリカモメ。優美な見た目と違って、カラスのようにずる賢い事が分かります。
北浦湖岸「白鳥の里」では水鳥と至近距離で触れ合えますが、実際には鳥に触れないよう注意しましょう。鳥インフルエンザは人間には感染しませんが、新型が発生した場合には感染する恐れもあるので用心に越したことはありません。
また駐車スペースが狭く、とても縦に停められないように見えるのですが、一台でも多く停められるよう縦に白線が引いてあるので、白線に沿って駐車して下さい。住み着いているコブハクチョウも居るので通年楽しめますが、オオハクチョウに会える可能性もあるので、冬が断然お勧めの季節です。
なおコハクチョウが1000羽以上飛来する、関東を代表する千葉県印西市の飛来地については、別記事「白鳥飛来数1000羽以上!千葉県印西市・本埜「白鳥の郷」で詳細に紹介しましたので、是非ご覧ください。(記事最後の「関連MEMO」の中にリンクあり)
住所:茨城県潮来市水原514番地
電話番号:0299-63-1111 潮来市産業観光課
アクセス:JR鹿島線延方駅から車で6分
「かんぽの宿 潮来」前の北浦湖岸
この記事の関連MEMO
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(2024/3/29更新)
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