海外からの観光客も来るリオ・ドゥルセという町から車で40分くらいの道すがら、湖を眺めることのできる小高い丘を越えたり、のんびりと草をはむ牛の群れや広大なバナナ園を眺めたりしながら、フィンカ・エル・パライソの公園に向かいます。
多くの観光客は、リオ・ドゥルセに泊まって日帰りで滝を見て行きますが、公園内にはオートキャンプ場やバックパッカー用のドミトリーがあるので、そこで宿泊することも可能です。
また、イサバル湖畔には滝の名前がついた“フィンカエルパライソ”というかわいらしいバンガローが並ぶ施設もあり、そこでのんびりするのもお勧めです。真っ赤な朝日が湖面から昇ってくる様子や、夕暮れ時の空と湖の色のコントラストは感動を誘います。
またここにはレストランもあるので、好きな時間にグアテマラの郷土料理であるフリホーレス(豆料理)から、新鮮な魚介類を使ったセビーチェ(ここではぷりぷりのエビと細かく刻んだ野菜をレモンで味付けされたもの)まで楽しむことができます。
4人部屋のバンガローは一泊6000円程度です。空調設備も整っている棟もあるので、暑い季節でもゆっくり休息できます。
フィンカ・エル・パライソの公園の駐車場から滝までは徒歩で10分ほどですが、川沿いによく整備された遊歩道は、何度も足を止めてしまうほどうっとりしてしまう景色が続きます。
南国の太陽の光を森の木々たちがしっかり吸収し、それが透き通った川の水面に反映する…。
こうした自然界のコンビネーションを楽しみながら歩いているうちに滝の音が少しずつ聞こえてきます。
滝はそれほど大きなサイズではありませんが、流れている水はすべて気持ちのよい温度の温泉なのです。
この滝つぼの水はもう一つの川との合流地点になっていて、熱すぎもせず冷たすぎもせず、泳ぐのにはちょうどいい温度になっています。また、滝からだけではなくこの滝つぼの中にも源泉がいくつかあり、同じ場所に立っていると火傷をしてしまうほどです。
乾季(11月〜4月頃)は水も透明で、水かさも低く水温も高いので、この季節に行くのをお勧めします。
また朝早く気温の低いときには、滝や川から水蒸気が立ち込め、幻想的な景色を見ることができます。
しかし、温泉好きの日本人にはやっぱり脚を伸ばしてゆっくりお湯につかりたいと思われることでしょう。
実はこの滝の源泉まで行くことができるのです。滝の脇に道が作られていて200mほどのところにあります。
源泉まで行く歩道が作られているのですが、できればこのお湯の小川の中を通っていってください。滝のほうから源泉に向かって進んで行くと、当然ですが少しずつ水温があがってきます。自分好みの温度のところを探して、そこに腰を下ろし旅の疲れを癒しましょう。
美しい川や滝を見、温泉気分も味わえる、こんな贅沢はありません。やはりここはパラダイスです。
日本人としては温泉といえば泉質、効能等知りたいところです。それで、この滝を管理されている方に尋ねてみました。返ってきた答えは
「それは神様しか知らないよ」。。。
そう、ここは日本ではなくグアテマラなんです。細かいことはおいといてただ神様の造ってくださったパラダイスを楽しみましょう!!
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(2025/1/19更新)
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