写真:古川 悠紀
地図を見るベトナムといえばフォーのような麺料理をイメージする人が多いのではないでしょうか。しかし、ベトナムの主食は日本と同様で白米となります。
こちらの料理は日本名で「砕きご飯」。お米を三分の一程度に砕いたご飯は、ぽろぽろとした食感で食べやすく、また、ベトナム人はご飯の上に惣菜をのせるので、タレがご飯に染み込み、かきこみやすいです。
ベトナム語では「コムタム(Com Tam)」と呼び、食堂の店名にもよく使われているので、見つけるのはさほど困難ではないでしょう。
名称:コムタム77(Com Tam77)
住所:77 Bui Vien St. Dist.1. Ho Chi Minh
写真:古川 悠紀
地図を見るベトナムの三大麺といえば、「フォー」、「ブン」、「フーティウ」を挙げる人がほとんど。その中でもフーティウ(Hu Tiu)は、フォーやブンよりもコシがある麺で、豚骨ベースの甘味のあるスープ。多少脂っぽいのが特徴です。レタスやもやし、ニンニク、骨付き豚肉などを具に入れます。
フーティウは南部の名物とされているため、北部ハノイ方面ではあまり見かけません。ホーチミン観光の際は是非試食してみてください。
名称:ニューイー(Nhu Y)
住所:21 Xuan Hong St. Dist.Tan Binh. Ho Chi Minh
写真:古川 悠紀
地図を見るブン(Bun)はベトナム人にとってはフォーよりも親しまれている麺です。フォーは作るのに手間がかかることから、家庭では作りません。しかし、ブンは生春巻きの具として使ったり、ヌクマムを垂らして食べたりと、バラエティーに富んだ食べ方があるため、家庭料理の食材としても重宝されています。
多彩なブン料理の中でも、今回おすすめするのがブンチャーハノイ。ベトナム風つけ麺です。若干酸味がかかったヌクマムベースのタレに、ブンを浸して食べます。ホーチミンではかき揚げと一緒に食べるのが定番です。
ハノイ食堂の王道ともいえる一品。
名称:ブンチャーホークオム(Bun Cha ho cuom)
住所:135 Vo Van Tan St. Dist.3. Ho Chi Minh
写真:古川 悠紀
地図を見る日本人がよく食べるお肉は牛肉、豚肉、鶏肉かと思います。しかし、ベトナムでは違います。ベトナムで最も親しまれているのは「ヤギ肉」。家庭料理では豚肉や鶏肉、アヒル肉が使われますが、食堂で人気なのはなぜかヤギなんですね。
ヤギ肉(Thit De)は炒めたり、鉄板で炭火で焼くのが一般的。最も人気の部位は「乳房(Vu)」。柔らかく、こりっとした新しい食感です。そのほか、ヤギの脳みそなども食堂のメニューにはありますが、感染症ウイルスの危険があるため避けるのが無難です。
名称:ドックユーン(Duc Duong)
住所:607/2/12 Tan Son St. Dist.Go Vap. Ho Chi Minh
写真:古川 悠紀
地図を見る常夏の国のベトナムで「なぜ鍋?」と思うかもしれませんが、ベトナムでは一人鍋が流行るくらい鍋が人気。昼時はスーパーのフードコートで鍋をつつくビジネスマンもたくさんみられます。
写真のこちらは鶏肉を一匹丸ごと入れた鍋で、値段は約700円。ちなみに日本では締めはご飯を入れて雑炊を作りますが、ベトナムではインスタント麺かたまご麺を入れます。
名称:クワン96 ラウ&ヌン(Quan 96 Lau & Nuong)
住所:117 Vo Van Tan St. Dist.3. Ho Chi Minh
今回ご紹介した料理は、主に食堂で食べることができます。一部のレストランでもメニューにはありますが、もともとがローカル及び家庭料理のため、やはり食堂で食べるのが一番おいしい印象です。
もしメニューがベトナム語表記しかない店であれば、他のお客さんが食べている料理を指差して伝えてるのが効果的です。
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(2024/11/7更新)
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