写真:ミセス 和子
地図を見る写真は免税店の台湾茶の試飲コーナーです。このようにお茶を入れるお道具とドライフルーツやパイナップルケーキ、豆類などのお茶請けを準備して待っていてくれます。
日本語の上手なスタッフがお茶の効用や入れかた、保存の仕方などを説明してくれた後に、専用の茶器で高級茶を入れてくれます。小さい湯呑みに注いてくれるので、何杯でも飲む事ができますよ。
台湾の免税店やお土産屋さんには日本語の話せるスタッフがいて、安心して試飲やお買い物ができます。街中のお店だと言葉が通じるか心配という方におすすめです。
写真:ミセス 和子
地図を見る烏龍茶と言ったら日本ではもっと茶色っぽい色をしていますが、台湾の「高山烏龍茶」はご覧のように黄色い透明なお茶です。茶葉の色は緑色で、縮れた感じの茶葉ですが、渋みの無いお茶は美味しく何杯でも飲む事ができます。
高山烏龍茶は「標高1000m以上の高地に育ち、手揉みで作られたお茶」と言われています。透明な黄色のお茶は、清涼感があり、香りが良く少量の茶葉で4〜7煎美味しさを味わう事ができます。美味しくて、飲めば飲むほどさらに飲みたくなるお茶で、体の芯からくつろげるリラックス効果があります。
写真:ミセス 和子
地図を見る「東方美人茶」はその昔、台湾の烏龍茶が大々的にヨーロッパに輸出されていた時代に、時の大英帝国の女王ヴィクトリアが、アジアのお土産として献上されたこのお茶に感動したことから「オリエンタルビューティ(東方美人)」と名がつきました。
お茶の色は綺麗に済んだオレンジ色です。渋みはなく、甘い香りがします。春茶が終わった頃発生するウンカという害虫がいなければ出来上がらないお茶でもあります。ビタミンCが豊富で美肌効果があり、食事の時に飲むと便秘解消効果が期待できます。果物やデザートと相性が良いので女性に人気のある烏龍茶ですよ。
写真:ミセス 和子
地図を見る「プーアール茶」は、日本でも烏龍茶と並んで知名度の高い中国茶で、古いものほど珍重され価値は高くなります。まず緑茶を作り、その後に水分の残った茶葉を高温多湿のところに置いて、酵母菌によって発酵させるという独特の製法により作られます。
発酵の方法により「生プーアール茶」と「熟プーアール茶」に分けられます。ワインが年代を経て熟成され味に深みとまろやかさを増すように、ゆっくり自然に発酵して古くなるとコクと旨味が加わり、古くなるほど価値も上がって行きます。
ポリフェノールがたくさん含まれているプーアール茶は体に良いと言われています。カフェインはコーヒーより少なめで、高血圧や動脈効果が気になる方、脂肪燃焼作用があるため女性のダイエットに最適なお茶ですよ。
写真:ミセス 和子
地図を見る写真はプーアール茶を入れた水筒です。下方と上方に蓋があり下の蓋を開けると茶漉しになっており茶葉を入れ蓋をした後、上方からお湯を注ぎます。お茶を飲んだ後も何度でもお湯を注いで飲む事ができます。
台湾では、コンビニやお土産屋さんでお湯が頂けるので、行く先々で水筒にお湯を注ぐ事が可能です。水筒にはカバーもありお洒落な水筒です。この便利な水筒は、日本でも重宝しますよ。
台湾の茶はいかがでしたか、お茶の色や香り、効能が違うのでその人にあった茶を台湾のお土産にすると大変喜ばれます。また一緒にパイナップルケーキやドライフルーツなどのお茶請けもいかがでしょうか。
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(2024/11/9更新)
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