断崖絶壁の竜神峡をつなぐのは、竜神大吊橋です。とにかく大きい!
印象的な主塔は竜をイメージして作られました。竜伝説のある川から、天に向かって舞い上がるような力強さがありますね。
厳しい自然の中にあるので造りも頑丈です。秒速30mもの風に耐え、一度に3500人も渡ることができるそうです。
橋の途中にはアクリル板がはまっており、橋の高さをリアルに体感することができます。
橋自体の大きさもさることながら、橋を包み込むような自然の深さが感動的です。
橋の上からは360°の文字通りパノラマ絶景が広がります。遠くには阿武隈高地や八溝山地を隅々まで見渡すことができ、山間には水府村、崖の下には曲がりくねった竜神川が流れます。
眼下には、三角屋根の竜神ダム。時間があえば、ダムが勢いよく放水する様子を見ることもできます。
日本最大級のバンジーは、この湖面に向かって飛ぶのです…!
竜神大吊橋を渡りきると、かなり急な下り階段があります。
竜神峡の中を川沿いに行く亀が淵までは舗装されており、初心者でも気軽にハイキングを楽しむことができます。
気軽に…とはいいますが、橋から湖面まで高さ100mあります。階段を下った分、元の場所へ戻るには、再び同じくらいの階段をあがる必要があります。頑張りましょう!
大吊橋から亀が淵までは約4km。片道1時間弱の道のりです。
奥へ奥へと重なる山、キラキラ光を受ける川面、絶え間ない鳥のさえずり、数えきれない小さな滝や淵…見どころはたくさんありますから、ゆっくりと景色を楽しみながら歩いてください。
いよいよ亀が淵に到着です。
古い滝壺が変化した淵で、今でも奥に小さな滝が残っています。
とても水のきれいな場所で、小魚や沢蟹の姿を見ることも。
舗装された道はこれで終わりです。
秘境への入口は、空気がピンと張っていて、神秘的な雰囲気を感じられるでしょう。
時間と体力があれば、ここから本格的に山道となる武生神社まで足をのばすこともできます。
亀が淵から竜神大吊橋まで戻ってくると、橋の下をくぐることが出来ます。
下からだと、どこまでも続く空をつなぐ、はしごのようにも見えますね。
見逃せないビュースポットの一つです。
下から見るバンジージャンプもすごい迫力ですよ。
周辺にはお土産屋さんにレストラン、温泉もあります。
竜神峡のある常陸太田市は蕎麦どころですから、たっぷり歩いた後には、おいしい蕎麦を食べて帰るのもいいですね。
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