水族館では見られない!冬の座間味島でザトウクジラに会いに行く!

水族館では見られない!冬の座間味島でザトウクジラに会いに行く!

更新日:2015/01/24 13:19

沖縄は夏に行くのが一番!皆さんそんな風に思っていませんか?
実は、観光客が少ない冬の沖縄は穴場!台風も来ないため安心して飛行機で訪れることができます。
冬の沖縄の風物詩と言えばクジラ!年末から4月の上旬にかけてザトウクジラが子育てのためにやってきます。日本でホエールウォッチングができるのは沖縄と小笠原だけ!水族館では見ることのできないド迫力のクジラを見ちゃいましょう♪

クジラに会える座間味島への行き方

クジラに会える座間味島への行き方
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まずはじめに沖縄でホエールウォッチングをするためにはどこに行けばいいのか。沖縄で最もホエールウォッチングが有名な場所は慶良間諸島の座間味島です。

座間味島に行くには、まず那覇空港から車で10分ほどにある那覇泊港まで行きます。沖縄の初乗りが安いタクシーを使ってください。あっという間に着きます。

那覇泊港から座間味島へは「高速船クイーンざまみ」もしくは「フェリーざまみ」に乗る必要があります。船の時間は毎日変わりますので、時間や料金は下記MEMOの「座間味村役場公式HP」でご確認ください。ここで注意点は、「高速船クイーンざまみ」と「フェリーざまみ」の乗り場が違うという事なので注意して乗船しましょう!また、乗船前の電話予約をオススメします♪

ホエールウォッチングに臨むまで…

ホエールウォッチングに臨むまで…

冬の座間味島はホエールウォッチグのショップがひしめき合っています。島を訪れる前にしっかりとショップを決めておきましょう!シーカヤックでクジラを見るツアーや、クルーザーでクジラを見に行くツアーなどたくさんあります!

また、「クジラを見れなかったら全額返金!」などのツアーもたくさんあります。それだけ座間味島は確かにクジラが見られるという事です!なぜそんなにクジラが見れるかというと、フェリーの上からはもちろんの事、座間味村役場が丘の上から常にクジラを確認して船に指示を送ってくれているからです。

クジラが見れないときは海が荒れている時。船が出港することができれば、ほぼ確実にクジラを見ることができます。(ホエールウォッチングの可能かどうかの判断は毎朝8時に判断されます)安心してツアーに申し込みましょう!

もしクジラが出るかどうか心配な方は座間味村役場のホエールウォッチング協会が毎日クジラの現れた頭数を更新してくれているので、確認してみましょう!
ホエールウォッチング協会については下記のMEMOをご覧ください♪

座間味島とザトウクジラ

座間味島とザトウクジラ
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座間味島でなぜそんなにザトウクジラが見られるのか。それは、座間味島の海域がザトウクジラの繁殖のために適した環境であるためです。出産と子育てのために毎年やってきます。

ザトウクジラは体長13〜15m、体重は約30〜50tあります。水族館ではとても飼えないこの大きさを目の前で見れるのは圧巻です。繁殖期はメスを取り合いするオス同士の争いや、子供を守る行動が多くなるため、繁殖期のザトウクジラは通常時とは違ったたくさんの行動を見せてくれます。クジラたちのアクロバティックな姿を写真や目に焼き付けましょう!

(ちなみに日本でもう1か所ホエールウォッチングができる小笠原は老年期のクジラが多いため、一年中見ることができますが、座間味のクジラと比べると落ち着いたホエールウォッチングができます)

ホエールウォッチングをさらに楽しむための用語解説

ホエールウォッチングをさらに楽しむための用語解説

ホエールウォッチングをする上で覚えておくとさらに楽しくなる用語がありますので、簡単に解説しておきます。

・ブロウ
いわゆる潮吹き。つまり息継ぎ。角度によっては虹が出ることもあり、その景色は幻想的。座間味島では「ブロウをかぶると幸せになれる」と言われています。5分〜15分に1回ブロウをします。

・ペダンクルアーチ
クジラが潜水する前にする行動。背びれがはっきり見えてアーチを描くように潜ります。複数のクジラが同時にペタングルアーチを決めると圧巻です。
 
・フルークアップ/フルークダウン
よくクジラの絵などである海面から尾ひれだけを上げたクジラの姿。潜水をする最後に見られる。尾ひれの裏側の模様が見える時を「フルークアップ」、見せない時を「フルークダウン」と言います。案外ゆっくり潜りますので、カメラ初心者の方でも比較的写真を撮りやすいです。

・ヘッドスラップ
頭を水面に打ちつける。

・ペックスラップ
体を横向きにして胸びれを水面を打ちつける。リラックスしている時や威嚇の場合にします。

・テールスラップ
尾びれを上下に水面に打ちつける。自分の居場所を知らせる時や威嚇の時にする動作。

・ぺダンクルスラップ
尾びれを上下左右に水面に打ちつける。他のクジラや船に対する威嚇で行います。メスを取り合ってる時のオスの争いでよくみられる。

・フリッパーフロップ
クジラが仰向けになり、両びれを水面に打ちつける。まるで拍手をしているような動作。

・スパイホップ
垂直に水面から頭だけを出してまたゆっくり沈む。位置の確認のためにしている動作

・バブルネットフィーリング
水中で泡のカーテンを作り魚を追い込んで捕食する行動。水面から見ると泡の輪が見えた後に大きな口をあいて頭から飛び出してくる。

・ブリーチ
キングオブホエールウォッチングアクションと言ったらやっぱりこのブリーチ。頭から一気に水面から飛び出て背面に落ちる動作。迫力満点!見れたら相当運がいい!そして、このブリーチをする理由ですが、正確にはわかっていません。横跳び、背面、腹面、スピン…あなたはどんなブリーチが見れるでしょうか。

おわりに

いかがでしたか?
この冬の沖縄で一味違ったホエールウォッチングを楽しむ!
この冬、あなたもその魅力にはまってみませんか?

クジラたちがあなたをまっています♪

掲載内容は執筆時点のものです。

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