写真:下川 尚子
地図を見る「一路堂 CAFE」があるのは、高崎観音山丘陵に位置する「慈眼院」の境内。ここには、今回ご紹介する一路堂(いちろどう)のほか、本堂(高崎千体観音堂)、大師堂、光音堂、そして大観音像があります。高さ41.8mの大きな観音様は、街のあちこちから仰ぐことのできる存在。高崎の観光名所であり、シンボルといえます。
観光で訪れる方も多い高崎白衣大観音ですが、その境内にカフェがあることは意外に知られていません。本堂の脇に「一路堂」の扁額がかかった門がありますので、そこを通ってしばらく階段を下りると、一路堂が見えてきます。
写真:下川 尚子
地図を見る一路堂が建てられたのは40年ほど前のこと。以前は慈眼院の行事などで使用されていましたが、現在はカフェとして利用されています。
周辺は森で、木々に囲まれて建つ一路堂は趣のあるたたずまい。鳥の声を聞き、自然の風を感じながら一路堂へ向かうだけで、非日常へ誘われるよう。ちょっとした「隠れ家」のような風情です。
写真:下川 尚子
地図を見る店内には、テーブル席とお座敷風の席が30席ほど。窓が広く取られており、静かな空間ながら開放感も感じられます。窓からは四季折々の自然の姿が見られ、冬は雪景色が美しく、桜や紅葉などの季節も見ごたえがあります。
和と洋がほどよくミックスされた、心地よい空間。肩の力を抜き、しばし日々の喧噪を忘れてリラックスしましょう。
写真:下川 尚子
地図を見る写真は、お抹茶と季節の和菓子セット。上品な甘さの和菓子を楽しみながら、お抹茶を一服いただく時間は格別です。お茶や和菓子だけでなく、メニューには珈琲や洋風のスイーツも。和の器を使った美しい盛り付けは、このカフェの「和モダン」な空気にぴったり。こちらも、ぜひお試しください。
ランチは週替わりで提供されています。「精進」をベースに野菜中心で作られており、優しい味が特徴。ランチはなくなり次第終了となりますので、事前の予約をオススメとのこと。慈眼院で行われるイベントや季節に合わせて、限定メニューが出ることもありますので、ぜひチェックしておきたいですね。最新のメニューについては、お店のfacebookをご確認ください。
写真:下川 尚子
地図を見るこのカフェには「写経専用」のお部屋が設けられており、ここで写経体験ができます。
トライできるのは3種類で、目安の時間は約15分、30分、1時間。お時間に合わせて選ぶことができます。写真は、「延命十句観音経」というもので、目安は15分。静かな写経部屋で背筋を伸ばし、一字一字に集中すると、不思議と心が静かになっていくのを感じるのではないでしょうか。
15分のものは、比較的気軽に取り組むことができます。もし「思いっきり写経したい!」という方は、ぜひ1時間の般若心経にチャレンジを。
どの種類を選んでも、体験料は500円。道具などはすべて用意されており、持参は必要ありません。ただ、ランチ時間に当たる11時半〜14時には写経体験はできませんので、それ以外の時間に訪れるようにしましょう。
皆さんは、どんなときにカフェに行きますか?友達とおしゃべりしたいとき、おいしいスイーツを食べたいとき、そしてリラックスしたいとき。目的は、そのときによって違いますよね。
「一路堂 CAFE」は、気持ちをリセットしたいとき、心からリラックスしたいときにおすすめの場所。自然に囲まれたカフェで穏やかに過ごすと、それだけで心が落ち着く方は多いのではないでしょうか。
また、気軽に写経にトライできる場所はなかなかありませんので、「やってみたい!」という方は、ぜひお試しを。店員さんに声をかければ、写経部屋へ案内してくれます。
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(2025/2/7更新)
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