写真:下川 尚子
地図を見る安中市の「ろうばいの郷」は、12月下旬から2月にかけて開園します。2018年の開園日は12月23日(日)。ここは、3.2ヘクタールの園内に1200株、12000本のろうばいが植えられた場所。見頃にはあたり一面が黄色に染まり、周辺には甘い香りが広がります。ろうばいの英名は「ウィンタースイート」。そんな名前にぴったりの華やかな空気です。
ここに植えられているのは、満月ろうばいを中心に、基本種・原種のろうばい。ツヤのある花弁と透き通った黄色は可憐で華やか。園内には遊歩道が整備されていますので、花を楽しみつつゆっくり歩きましょう。
写真:下川 尚子
地図を見るろうばいの見頃は、例年12月下旬から2月の下旬にかけて。開花状況はホームページで見られますので、見ごろをチェックして訪れましょう。
期間中、1月6日(日)には「ろうばい祭り」が行われます。例年、甘酒のふるまいや地元の小学校の太鼓演奏、さらには有志の方のカラオケなども行われ、地域密着のあたたかなお祭りです。模擬店を見て回るのも楽しいので、せっかく訪れるなら、この日に合わせるのも良いですね。
写真:下川 尚子
地図を見るろうばいは冬から早春にかけて咲く花。それだけに、カメラに収めたいのが雪とのコラボ。雪の残る日の早朝は、カメラを持った方が多く訪れます。また、群馬は周辺を山に囲まれた土地。上州の山並みとろうばいの花の競演も素敵です。
いずれも、晴れた日は青空に鮮やかな黄色が映えてとてもきれい。天気の良い日に訪れるのがオススメです。
写真:下川 尚子
地図を見る期間中、園内には小さな小屋で売店が出ます。こちらでは、あたたかい甘酒や豚汁の販売が行われますので、ちょっと一休みしたいときはこちらで。地元産の野菜や、名産品の販売も行われています。
ろうばいの咲くのはまだまだ寒い季節。温かい室内で暖を取ると、体力も回復します。園内の散策に疲れたら一息ついてみてはいかがでしょう。
写真:下川 尚子
地図を見るろうばいの郷での所要時間は、ぐるっと回って30分〜1時間程度。ろうばいを見にお出かけをしたら、周辺の観光にも足を延ばしてみてはいかがでしょう。
オススメのスポットは、磯部温泉や妙義山など。磯部温泉は温泉マーク発祥の地とも言われる鄙びた風情の温泉街で、ろうばいの郷から10km程度の立地です(もう少し大きな温泉街なら、渋川市の伊香保温泉までも40km程度と比較的近いです)。
妙義山は日本三大奇勝にも数えられる、独特の山容が特徴的な山。近くには妙義神社などもあります。※写真は、磯部温泉街から見た妙義山
冬のさなかに咲くろうばいは、やがて来る春の先触れのような存在。冬の寒い時期だからこそ、花の美しさや華やかさがよりいっそう心に迫ります。ぜひ、一足早い春を探しに、訪れてみてはいかがでしょう。
住所:群馬県安中市松井田町上増田3677-1
アクセス:JR信越線・西松井田駅で下車、タクシー利用
開園時間:9:00〜17:00
料金:大人400円、小学生以下無料
※カーナビを設定する場合は、「安中市立細野小学校」を目的地にすると便利です。
2018年12月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
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この記事を書いたナビゲーター
下川 尚子
兵庫県出身。2013年より2年間群馬に住み、現在は横浜在住。趣味は、食べ歩きとスポーツ観戦。小さな夢は、家族で北海道スノーボードに行くこと。そして、老後の目標は、四国八十八か所踏破です。夫が転勤族のた…
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