最初にご紹介するのは、大阪駅御堂筋口を出て横断歩道を渡ればすぐ目の前にある「はなだこ」です。新梅田食道街という飲食店が多く入っているビルの入口にあるのですが、たいてい行列が出来ているほど大人気のお店。細いカウンターが設置されていて立ち食いスタイルでいただきます。
おすすめは、これでもか、というほどねぎがたっぷり載せられた「ネギマヨ」。流行りのカリトロたこ焼きとは違い、外もふわふわ、中はとろり。焼きたてはアツアツな上に大きめサイズなので、一口で食べようとすると舌がベロンベロンになるので気をつけて!それでも何度も立ち寄りたくなるイチオシのお店です。
二軒目は、これまた駅チカ!桜橋出口から徒歩1分、JR大阪駅とは横断歩道をはさんで向かいの建物「梅三小路」の中にある「元祖・会津屋」です。
現在のたこ焼きの元となった「ラヂオ焼き」(肉やこんにゃくが入ったもの)を考案したのが、ここ会津屋のご主人。会津屋のたこ焼きの特徴は、まず見ておわかりのようにソースも何もかかっていないこと!その代わり、たこ焼きの生地自体に出汁がたっぷり入っているので、普通のたこ焼きよりずっと上品で、たこや生地本来の風味をしっかり味わえます。
大阪といえば、出汁文化とも言われますが、会津屋のたこ焼きは粉もん文化とうまく融合した味とも言えるでしょう。ちなみに漫画「美味しんぼ」にも掲載されたことでも有名。店内に入ってテーブル席でゆっくりいただくことも出来ます。
梅田たこ焼き巡りのラストは、大阪駅から徒歩5分の場所にあるセルフたこ焼き屋!一家に一台はたこ焼き器を持っている、と噂される大阪人ですが、では持っていない人はどうすればいいのでしょう。
それなら、お店で焼けばいいじゃない、ということで、ここ「蛸之徹」はテーブルの上に設置されたたこ焼き器を使い、自分で焼いて食べられる珍しいスタイルのたこ焼き屋。
電気たこ焼き器とガスたこ焼き器があり、電気の方が火力が弱く初心者向けです。美味しく焦がさずに焼くコツは、最初にしっかり油を馴染ませること!ここで油をけちると、生地がくっついてうまくひっくり返せません。そして、しっかり焼けるまでひっくり返さないこと。何十個も焼いているとコツが掴めてきます。
余裕が出てきたら周囲を見てみてください。たまに達人?!という素晴らしい手さばきをする方も。大阪人が他府県からきたお客様をもてなす時に選ぶお店の一つです。
大阪観光のついでに、自らたこ焼きを焼いてみるのもなかなか楽しい体験ですよ!
街を歩きながらふと小腹がすいた時に、気軽に食べられる大阪が誇るファーストフード「たこ焼き」。大阪には無数のたこ焼き屋が存在しますが、それぞれに個性があってどれも美味しいお店ばかりです。
今回は大阪駅から徒歩5分圏内にあるたこ焼き屋を3店ご紹介しましたが、駅周辺には他にもエキマルシェ内の「くくる」や、新梅田食道街の「シオヤ」などまだまだおすすめのたこ焼き屋があります。
大阪観光のついでに、たこ焼き巡りをしてみてはいかがでしょうか。
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