横手かまくら祭りで幻想的な昔話の世界を目一杯楽しもう

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横手かまくら祭りで幻想的な昔話の世界を目一杯楽しもう

横手かまくら祭りで幻想的な昔話の世界を目一杯楽しもう

更新日:2017/11/04 18:15

風祭 哲哉のプロフィール写真 風祭 哲哉 B級スポットライター、東海道完歩ブロガー、青春18きっぷ伝道師

横手のかまくらといえば、400年以上の昔から続く、日本の冬を代表する伝統行事。雪の夜の幻想的な雰囲気の中、町のいたるところで、まるで昔話に出てくるような懐かしい情景が繰り広げられます。

けれども横手かまくら祭りの楽しみ方は夜だけではありません。そこで今回は、かまくらの魅力はもちろんのこと、同時に楽しめるさまざまな伝統行事やイベント、昼間の過ごし方などをたっぷりご紹介します。

横手かまくらは、小正月の伝統行事

横手かまくらは、小正月の伝統行事

写真:風祭 哲哉

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かまくらは、毎年2月15〜16日に行われる横手の小正月の伝統的な行事。横手では、かまくらの中にまつられた水神様にお賽銭を上げて、家内安全・商売繁盛・五穀豊穣などを祈願するという風習があり、それがこのかまくらの原型です。

暖かそうな橙色の明かりを灯したかまくらが、雪の中にポツンポツンと並び、袢纏を来た子供たちが「はいってたんせー(はいってください)」と呼びかけ、その中であたたかい甘酒やお餅を振舞ってくれる…。
まるで昔話に出てくるような情景が今も続くのがこの横手のかまくらなのです。

初めての方は、まずは横手の中心部にある「かまくら館」を訪れてみるといいでしょう。ここでは映像やパネルで横手かまくらについて学ぶことができるのと同時に、マイナス10℃に保たれた「かまくら室」には、1年じゅう本物のかまくらが展示されていて、備え付けの袢纏を着てゆっくりと記念撮影もできます。

「ぼんでん」など横手かまくらにまつわるイベントも盛り沢山

「ぼんでん」など横手かまくらにまつわるイベントも盛り沢山

写真:風祭 哲哉

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この時期に、横手かまくらと一緒に行われる「ぼんでん」も横手の伝統的な小正月の行事。五穀豊穣・町内安全・商売繁盛などの願いを込めて、豪華絢爛な頭飾りをつけたぼんでんを我先にと競って旭岡山神社へ奉納します。

毎年2月16日には、横手市役所本庁舎前のおまつり広場でその秀麗さを競うコンクールが行われ、翌17日に約3キロの道を練り歩いて旭岡山神社への奉納が行われます。

ぼんでんのほかにも横手かまくら期間中にはたくさんのイベントが。
雄物川にある民家苑木戸五郎兵衛村にもかまくらが作られ、江戸から大正までの古民家とかまくらの撮影会やライトアップ、餅つきなどのイベントが行われています。

また、横手市役所すぐそばの光明寺公園ではミニかまくら作り体験もできます。バケツに入れた雪を固めてひっくり返し、好きな形のかまくらを作って穴の中にろうそくを立てておけば、夜、ろうそくに灯がともりミニかまくらが作り出す美しいイルミネーションが出来上がります。

「ぼんでん」など横手かまくらにまつわるイベントも盛り沢山

写真:風祭 哲哉

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ひっそりと佇む、昼間のかまくらは凛とした美しさ

ひっそりと佇む、昼間のかまくらは凛とした美しさ

写真:風祭 哲哉

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横手かまくらのハイライトはもちろん夜なのですが、実は昼のかまくらもなかなか趣があるのです。
横手かまくらの会場は、横手公園、羽黒町武家屋敷通り、二葉町かまくら通り、市役所前道路公園の4個所を中心に行われていて、夜はどの会場もたくさんの人で賑わうのですが、昼間はまだ人通りも少なく、雪国の風景の中にポツンと佇むかまくらをゆっくりと鑑賞することができます。

特におすすめは羽黒町武家屋敷通り。重厚なお屋敷やお寺の門が続く通りに、真っ白なかまくらが並ぶ姿は、夜とはまた違った美しさがあります。横手駅から約1.3キロ、散歩気分で行ける距離ですので、ぜひ訪れてみてはいかがでしょうか?

また日中に散策すると、かまくら職人がかまくらづくりをしている途中の様子も眺められるので、これも夜には見られない風景です。

ひっそりと佇む、昼間のかまくらは凛とした美しさ

写真:風祭 哲哉

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いよいよ本番!夜のかまくらの楽しみ方

いよいよ本番!夜のかまくらの楽しみ方

提供元:一般社団法人秋田県観光連盟

http://www.akitafan.com/

18時、あたりがすっかり暗くなって、町が雪あかりに包まれる頃、いよいよかまくらは本番を迎えます。

市内4か所のかまくら会場は、期間中無料のシャトルバスで結ばれます。10分間隔で運行していますので、本数は多いのですが、ピーク時にはかなり混雑しますので2,3本待って乗らなければならないこともあります(防寒対策は万全に!)。

たくさんのかまくらがありますが、どのかまくらの中に入ってもかまいません。本当はかまくらの中の子供たちから「はいってたんせー(はいってください)」と呼びかけられてかまくらに入ることができれば最高なのですが、混雑時はどのかまくらにもすでに人がいる、というような状況ですので、比較的人が少ないかまくらを選んで少し待ってから中に入るのがいいでしょう。

かまくらに入ったら、まずは水神様が祭られている祭壇にお賽銭をあげてください。そうすると子供たちが甘酒や焼餅をふるまってくれますので、火鉢にあたり、会話を楽しみながら、味わいましょう。

夜のかまくらの見どころは、横手市役所本庁舎前の公園や先ほど紹介した羽黒町武家屋敷通りのほか、地元の人々が中心となって、細い路地にいくつものかまくらが並ぶ二葉町かまくら通り、横手城天守閣とかまくらのコラボレーションが美しい横手公園もおススメです。

いよいよ本番!夜のかまくらの楽しみ方

提供元:一般社団法人秋田県観光連盟

http://www.akitafan.com/

かまくらの美しいイルミネーションにも注目!

かまくらの美しいイルミネーションにも注目!

写真:風祭 哲哉

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もうひとつの夜の楽しみ方は、かまくらを使ったイルミネーションやプロジェクションマッピング。
期間中は、市内の随所に作られたミニかまくらにろうそくの火が灯され、雪国の夜ならではの幻想的な世界が広がります。

また、横手南小学校会場では、毎年3Dプロジェクションマッピングが行われます。校庭に作られたかまくらやミニかまくらと、ちょっとモダンでクールな校舎に映し出されるプロジェクションマッピングの共演、ぜひ体験してみてはいかがでしょうか。

かまくらを使ったイルミネーションの代表的なスポットは、横手川にかかる蛇の崎橋たもとの川原や横手南小学校校庭、横手市中心部の光明寺公園付近など。
特に蛇の崎川原の会場は、無数のミニかまくらが見渡す限り続いていて、とても幻想的でおススメです。

かまくらの美しいイルミネーションにも注目!

写真:風祭 哲哉

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横手かまくら祭り期間中は周辺の温泉や秋田市内ホテルが狙い目

かまくら期間は、横手市内のホテルはどこも混みあいますが、大曲や湯沢などの周辺の都市や温泉には比較的空きがあります。
また、期間中は秋田駅から臨時の快速列車が運行されることもありますので、秋田市内のホテルに泊まって横手まで来ることも可能です(秋田〜横手間は在来線で約75分/秋田新幹線を利用すると最速約55分)。

さあ、日本の冬を代表する雪国の伝統行事、横手かまくらをぜひ目一杯お楽しみください!

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掲載内容は執筆時点のものです。 2013/02/16 訪問

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