写真:一番ヶ瀬 絵梨子
地図を見る名古屋・矢場町で密かに人気の「延辺館」というディープな本格中華料理店があります。
日本語はちゃんと通じないけれど味はどれも本場仕込み!という評判なのですが、今回ご紹介するきのこ鍋専門店「四季茸」は「延辺館」の姉妹店。それだけでも期待が高まりますね。
「四季茸」は栄ですが、ビルの地下1階、通路の突き当りにあるお店は異国情緒たっぷり。
通路の薄暗さと打って変わっての明るい店内には滋養たっぷりのきのこスープの香りが充満していて、中国に行ったことのある方なら「これは現地のレストランの香りだ!」と旅の思い出がフラッシュバックしてくること間違いなしです。
日本人ではない店員さんが多いようですが、日本語は問題なく通じますよ。
写真:一番ヶ瀬 絵梨子
地図を見るアラカルトもありますが、コースでの注文が簡単でお得です。
コースは3,129円の「美味コース」、5,229円の「四季茸滋養コース」、10,479円の「豪華絢爛コース」の3種類があり、高いコースになるにつれて黒毛和牛や松茸、アワビ、ズワイガニなどお鍋の具材が豪勢になっていきます。
でも「美味コース」でも麺類やデザートまでついていますし、ふさふさのヤマブシダケ、美しいピンクのトキ色ひらたけ、鮮やかな黄色の黄金タモギ茸など、珍しいきのこがたっぷり食べられますので、初めての訪問ならまずはそちらがおすすめです。
写真:一番ヶ瀬 絵梨子
地図を見るきのこ鍋のスープは、辛くないキノコエキススープと辛い麻辣スープから選べます。
火鍋のように真ん中で仕切って2種類とも試せる鴛鴦鍋を用意してもらうこともできますよ。
ちなみに、豪華絢爛コースでは松茸スープやすっぽんスープが選べます。
写真は辛くないスープですが、ナツメやクコの実などが入って薬膳感たっぷり。
でも苦味や漢方薬臭さはなく、水筒に入れて持ってこっそり帰りたくなるおいしさです。
写真:一番ヶ瀬 絵梨子
地図を見るアラカルトメニューのページは「きのこ事典」と言ってもいいでしょう。
見たことも聞いたこともないきのこがたくさんあって、中国語の勉強にもなりますね。
セットに入っていない高級きのこでどうしても食べたいものがあれば追加注文もあり。
いちばん高価な「松露」は、トリュフに似た形状の珍しいきのこだそうです。
女子旅であれば「きのこ鍋」は喜ばれる可能性が高いですが、問題は肉食系のメンバー。
「旅行に来てまで、なぜきのこ?」と強硬に反対されるかもしれません。
ですが、こちらは「美味コース」でもきのこ以外の具材が充実しています。
しゅうまいや小龍包といった点心がつくほか、鍋の具財も海老団子、イカ団子、鶏つくね。
さらに、国産豚ロースと上ラムロースはなんと食べ放題です!
これなら菌活派は「きのこ鍋」、肉食派は「しゃぶしゃぶ」のつもりで楽しめますね。
きのこは免疫力アップ効果や肌荒れ防止、便秘解消などの効果が期待できる食材。
旅先ではつい暴飲暴食してしまうものですが、低カロリーで美容効果の高いきのこ鍋でデトックス&アンチエイジングすれば、食べ過ぎの罪悪感も半減しそうですね!
しかも、台湾ラーメンが名物であることからもわかるように名古屋は中華料理がハイレベル。
中華系の絶品スープでいただくきのこ鍋を見逃す手はありません。
ランチセットは880円〜ありますので、お昼に訪ねてみるのもいいですよ。
※本文中の価格は2014年1月現在。いずれも税込です。
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(2023/11/29更新)
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